週刊「ナビィ、の部屋」第50号
ピースボート船内

スーパースターな気分じゃーございませんか!!って田舎もん???
飛行機で眠れなくて、だるいし眠い、、、でも機内食もあんまり食べれなかったため、お腹もへった、、、、両替しつつホノルルの街へ
何故かハワイイでベトナム料理を満喫。
フォーに付いて来たミントがちょっと珍しいミントで葉がとっても柔らかくて美味しかった〜。
生き返った。
一緒にもりもり食べてるのは針灸師の大沢さんと御弟子さん。
ハワイイから合流。
今回はどういうわけか、いつもやってる民謡講座もやらず、大真面目な講座を3回やった。
1日目『琉球処分から沖縄戦まで、何故3人にひとりが死ぬような惨事になったのか』
2日目『沖縄に存在する米軍基地と思いやり予算、税金のゆくえ』
3日目『沖縄に、日本に米軍基地は必要か?世界中に軍隊は必要か?あんたの考えを聞かせれ〜〜〜〜』
と、こんな感じでお昼に講座をやって、夕方『しゃべり場』と称して、講座を聞いて感じた事、質問、意見反論、などを語り合う場を作った。

本を読ませてもらったらとても良かったので、彼らも誘って6人をメインに講座を進めた。
彼らのものすごくいい所は、感じた事、心が動いた事をそのままを淡々と、そして本当に素直な言葉で語る所。
うちとにーにーの二人だけだったら、もしかすると「特殊な見方、視点」って取られるかも知れないけど、彼らの言葉があったお陰で、色んな見方、感じ方があるって思ってもらえたんじゃないか?と思う。
それに、彼らの様な普通の学生、社会人でも、感じた事を一冊の本にまとめるとか、ものすごく特別な活動をしなくても、表現出来る、発信出来ると言う事を身を持って伝えてくれた事は本当に良かった。

でも、今回彼らがいたお陰で、うちが沢山の言葉で伝える事よりも簡単に伝わったんじゃないか?と思う。

どんなモノに変化してるのか?をちゃんと見た方がいいと思う。
意識をすれば見えるし、皆が「これは問題だ」って思えば変わるはず。
日々あんまりにもお固い講座をやりすぎて、ついに日本到着まぎわにキレた。

うちはきのこのお陰で、無条件に愛される喜びを知ったよ!!(ホントかよ?!)
で、更にエスカレートして、きのこでウクレレ弾いたり、エアロバイクこいだり、それをチェキに撮ってもらってスタッフと爆笑してたら、
「これをここだけの笑いにしておくのはもったいないよ。スライドにして上映会をやろう」
「これにお話をつけて、『きのこの一日』って物語りにしようよ」
「じゃーあたしがナレーションするわ〜。保母さんやってたから読み聞かせは得意よ」
「それだけじゃつまらないから、きのこの歌謡ショーもやろうよ、ナビィは歌手なんだから」
「ダンサーも必要じゃない?速効でダンサー用のお面も作らなきゃ!!」
と、頼んでもないのにどんどんエスカレート。
あぁ、、あたしゃー幸せだ。こんなアホなスタッフに恵まれて、、、、
同じくハワイイから合流したプロのコメディアンの福島カツシゲさんを司会に迎え(もちろんノーギャラ)、わくわくきのこ体験撮影大会、きの国旗掲揚などバカバカしい企画てんこもりの、日本上陸寸前やり逃げ企画『きのことハッピータイム』が始動したのだった。

にーにーと二人で3分くらいで作ったやっつけ仕事『きのこの気持ち』ってうたを、うちが歌って、スタッフと何故か『あぷと』のメンバーを無理矢理きのこのお面つけてダンサーにすえ、歌い踊ったんだけど、その時の皆の楽しそうかつ、あほとしか言い様のない表情をみて「日常の中に意味もなく楽しい事って、絶対必要!!」って思った。確信したよ。
うちはこれからもやるよ、
意味もなく、バカバカしくも「楽しい」と心から思える事をぉおおお!!
あとはいつもの通りライブして終わってゆきました。
こうして10日間の船の旅は終わりを迎えたのでした。