バリ日記 その3
今回は余裕がなくて習いに行けなかった先生『イブ コマン』の所にも挨拶に行った。
イブ コマンは最近3人目の子供を産んだばかりだったのでお祝を持って行った。
彼女の家は、周りによく似た入り口の家が沢山ありいつも迷うのだが、案の定今回も間違えまくって
全然知らない人の家に入ってしまい、何故かノーブラのおばぁがひとり、犬にドスドス蹴りをいれている恐ろしい光景を目撃してしまったり、、、、、
そんなこんなで暑さと冷や汗で汗だくになって目的地のイブ コマン宅に到着。
うちの姿を見るなり、大きな目を更に大きく開いて『あぁもう久しぶりねぇ〜、元気なの??』と喜んでくれ、おまけにうちが「結婚しました」と言ったらこれまた更に目がでっかくなって
「おめでとう、本当におめでとう!!いや〜良かった、良かった。」と親戚のおばさんの様に喜んでくれた。
それがうちは本当に嬉しかった。
うちが、踊りを習っていなかったら、この島で、うちの結婚をこんなに喜んでくれる人との出会いもなかったはずなぁ〜と思うとバリの踊りの神様、ありがと〜って本当に思った。
イブ コマンとの稽古もものすごく楽しいので、次回はまた彼女にも習いに行きたいなぁ〜
4月17日、旅も終盤になり旦那さんがやって来た。
翌日レッスンをお休みして、2年前に知り合ったガイドのマデさんにお願いして『ティルタガンガ』という聖地に行った。
聖地『ティルタガンガ』 神聖な空気とは対照的に何か笑えるこのお方。
『ゲロゲロくん』と名付けてみました。ごめん、神様。
うちはもう7回くらいバリに行ってて、しかも一回が3週間から2ヶ月と滞在期間が長い割に「観光」ってもんをした事がない。
映画007のロケ地になった『タナロット』も日本人が集る『ヌサドゥア』も有名な『クタビーチ』の夕焼けも見た事ない。
旦那さんは3回バリを旅してて、しかも憎ったらしい事に観光地もいっぱい行ってるが(それが普通だが)
『ティルタガンガ』には行った事ない、というのと、
何故かうちが夢で「水のある聖地に行け」というお告げを聞いたので、ここに行く事になった。
『ティルタガンガ』はバリの東部にある、インドのガンジス川と繋がっていると言われるわき水のある聖地
行ってみたらお告げの意味がわかるかな〜と思ったけど、何〜〜んもわからず、だったけど、
ここに限らず、日本でもどこでも『聖域』と言われる地にはなんとも言えない、心を「ほわ〜〜〜〜」っとさせる空気がある。
水が流れているお陰か、自分が洗われてゆく様な感じがした。
水の上を歩くナビィ。この池は聖なる世界と邪なる世界とに別れていて、
聖なる世界には神々の石像が、
邪なる世界には邪者の石像が並んでお互いを見つめている。
マデさんお気に入りの裏道を走っていたら、結婚式に出会った。
花嫁さんはお友達に囲まれてにぎやかに式場へ。
「新郎さんは?」って聞いたら
「ずっと前の方をひとりで歩いてるわよ」と返って来た。
確かにひとりポッケに手を突っ込んで歩いてた。
何ゆえ???
帰りに衣装をオーダーをしたレダさんの住むバトゥアンという村へ。
移動中、マデさんが大好きだというとても静かな裏道を通った。
いつも居るウブドもまだまだ沢山の自然が残っているけれど、全く開発の手の届いていない村々を通ってみて
バリの自然の豊かさ、多さに改めて驚く。
時々見える聖なる山『アグン山』が、雲一つなく、すそから頂上まで姿形がはっきりと見えて美しかった。
「バリってきれいだなぁ〜」としみじみ思った。
バリに到着して4日目に衣装をオーダーするためレダさんに会いに行った。
衣装制作者、レダさんの工房にて、ド迫力の2人組
うちは、何の不自由もなくインドネシア語がペラペラ話せるわけではないので、時々お互いが『?』って成る事もあったが、取り合えず欲しいものを間違いなくオーダー出来、「17日の夕方頃に出来るから、それ以降ならいつでも取りにおいで」との事
「今日は18日だが、一応レダさん家に到着する前に確認しておこう」と思い電話したら
「もちろん出来てるよ!!でも、チェックね、まずチェック!!今日はチェックだけ」って言ってる。
「は???なんで出来てるのに???チェックだけって何???」と思っていたが、「出来てる」ってんだから行ってみるか、と思って行ってみて、いや〜〜〜な予感。
入り口に工房があるのだが、うちが注文した衣装と似たものをせっせと作っているおじさん発見。
いや、似てるっていうより同じ?
っていうか、それってうちが注文したもの???
いやな予感を胸に入ってゆくと、工房で作っていたもの以外はぜんぶ揃ってテーブルに鎮座ましまししてた。
いや〜な予感は適中だった。
まさにおじさんが作っていたものはうちがオーダーした冠だった。
冠の枠は出来ているけど、装飾の部分が全然出来ていなかったらしく、うちの到着までせっせと作ってはみたものの間に合わなかったらしい。
それでも、その枠だけ持って来て「いや〜メンゴ、メンゴ〜先ずチェックね〜」と微笑みのレダさん
「コラ〜〜出来てないなら素直に「出来てない」って言え〜(怒)」
結局、翌日レダさんがバイクで宿まで完成品を届けてくれたのだった。
同じくレダさんの工房。手間のおじさんが手にしているもの、
それは出来ているはずの冠。
なんていうか、バリ人には人をケムに巻くというか、「なんだそりゃ?」と食ってかかりたいのに
「まぁ、ええか、、」とこちらをふにゃ〜とさせてしまうマジックというか、テクニックというか
そんなもんが備わってる様な気がする。
レダさんにしろ、結局悪い印象って残らないんだよな〜〜〜
なんなんだろ?「謝り」のプロ????
うちなーんちゅにも似た様なムードがあって、それがまた、魅力の要素になってる様に思う。
まぁ、命の危機に関わるような大変なメに遇った事がないからそう思えるのかもしれないけど、何度も訪れているわけですから、色んな事もありましたよ。
宿でシャンプーしてる最中にお湯も水もな〜〜んも出なくなって、泡まみれの髪の毛にタオル巻いて「水が出ない〜」って大家の家まで文句言いに言った事もあったけっな〜あん時は本当に辛かった。
でも、結局いつも「あぁ〜楽しかったなぁ〜」って帰国するんですよね。
やっぱり今回も「バリもバリ人もやっぱりええなぁ〜」ってしみじみ感じて帰って来ました。
ウブドで見かけた微笑ましい看板
「シ」と「ツ」「ソ」と「ン」が見事に間違っている。
後ろにいる彼の表情がまたナイス。
そう言えばみーつーにーにーの家の近くに
「ペーヨソジョソの食べたラーメソ」って看板があるらしい。
外人さんにとってカタカナって難しいのね。
人には合う、合わないがあるから、バリが全然ダメだった人も、バリはいいけど、ウブドは合わないって人もいるだろうけど、うちはすご〜く魅惑的な島だし、ウブド最高!って思ってます。
まだ行った事のない方、是非行ってみて下さいませね。
ライブの時に声かけて下されば、ウブドの良い宿など紹介致しますわ。
美味しいお店マップも書きますぜ〜〜〜
ではでは、長いバリ日記(って全然日記じゃなかったね)読んでくれてありがと〜
またライブで会いましょう。
イブ コマンは最近3人目の子供を産んだばかりだったのでお祝を持って行った。
彼女の家は、周りによく似た入り口の家が沢山ありいつも迷うのだが、案の定今回も間違えまくって
全然知らない人の家に入ってしまい、何故かノーブラのおばぁがひとり、犬にドスドス蹴りをいれている恐ろしい光景を目撃してしまったり、、、、、
そんなこんなで暑さと冷や汗で汗だくになって目的地のイブ コマン宅に到着。
うちの姿を見るなり、大きな目を更に大きく開いて『あぁもう久しぶりねぇ〜、元気なの??』と喜んでくれ、おまけにうちが「結婚しました」と言ったらこれまた更に目がでっかくなって
「おめでとう、本当におめでとう!!いや〜良かった、良かった。」と親戚のおばさんの様に喜んでくれた。
それがうちは本当に嬉しかった。
うちが、踊りを習っていなかったら、この島で、うちの結婚をこんなに喜んでくれる人との出会いもなかったはずなぁ〜と思うとバリの踊りの神様、ありがと〜って本当に思った。
イブ コマンとの稽古もものすごく楽しいので、次回はまた彼女にも習いに行きたいなぁ〜
4月17日、旅も終盤になり旦那さんがやって来た。
翌日レッスンをお休みして、2年前に知り合ったガイドのマデさんにお願いして『ティルタガンガ』という聖地に行った。
聖地『ティルタガンガ』 神聖な空気とは対照的に何か笑えるこのお方。
『ゲロゲロくん』と名付けてみました。ごめん、神様。
うちはもう7回くらいバリに行ってて、しかも一回が3週間から2ヶ月と滞在期間が長い割に「観光」ってもんをした事がない。
映画007のロケ地になった『タナロット』も日本人が集る『ヌサドゥア』も有名な『クタビーチ』の夕焼けも見た事ない。
旦那さんは3回バリを旅してて、しかも憎ったらしい事に観光地もいっぱい行ってるが(それが普通だが)
『ティルタガンガ』には行った事ない、というのと、
何故かうちが夢で「水のある聖地に行け」というお告げを聞いたので、ここに行く事になった。
『ティルタガンガ』はバリの東部にある、インドのガンジス川と繋がっていると言われるわき水のある聖地
行ってみたらお告げの意味がわかるかな〜と思ったけど、何〜〜んもわからず、だったけど、
ここに限らず、日本でもどこでも『聖域』と言われる地にはなんとも言えない、心を「ほわ〜〜〜〜」っとさせる空気がある。
水が流れているお陰か、自分が洗われてゆく様な感じがした。
水の上を歩くナビィ。この池は聖なる世界と邪なる世界とに別れていて、
聖なる世界には神々の石像が、
邪なる世界には邪者の石像が並んでお互いを見つめている。
マデさんお気に入りの裏道を走っていたら、結婚式に出会った。
花嫁さんはお友達に囲まれてにぎやかに式場へ。
「新郎さんは?」って聞いたら
「ずっと前の方をひとりで歩いてるわよ」と返って来た。
確かにひとりポッケに手を突っ込んで歩いてた。
何ゆえ???
帰りに衣装をオーダーをしたレダさんの住むバトゥアンという村へ。
移動中、マデさんが大好きだというとても静かな裏道を通った。
いつも居るウブドもまだまだ沢山の自然が残っているけれど、全く開発の手の届いていない村々を通ってみて
バリの自然の豊かさ、多さに改めて驚く。
時々見える聖なる山『アグン山』が、雲一つなく、すそから頂上まで姿形がはっきりと見えて美しかった。
「バリってきれいだなぁ〜」としみじみ思った。
バリに到着して4日目に衣装をオーダーするためレダさんに会いに行った。
衣装制作者、レダさんの工房にて、ド迫力の2人組
うちは、何の不自由もなくインドネシア語がペラペラ話せるわけではないので、時々お互いが『?』って成る事もあったが、取り合えず欲しいものを間違いなくオーダー出来、「17日の夕方頃に出来るから、それ以降ならいつでも取りにおいで」との事
「今日は18日だが、一応レダさん家に到着する前に確認しておこう」と思い電話したら
「もちろん出来てるよ!!でも、チェックね、まずチェック!!今日はチェックだけ」って言ってる。
「は???なんで出来てるのに???チェックだけって何???」と思っていたが、「出来てる」ってんだから行ってみるか、と思って行ってみて、いや〜〜〜な予感。
入り口に工房があるのだが、うちが注文した衣装と似たものをせっせと作っているおじさん発見。
いや、似てるっていうより同じ?
っていうか、それってうちが注文したもの???
いやな予感を胸に入ってゆくと、工房で作っていたもの以外はぜんぶ揃ってテーブルに鎮座ましまししてた。
いや〜な予感は適中だった。
まさにおじさんが作っていたものはうちがオーダーした冠だった。
冠の枠は出来ているけど、装飾の部分が全然出来ていなかったらしく、うちの到着までせっせと作ってはみたものの間に合わなかったらしい。
それでも、その枠だけ持って来て「いや〜メンゴ、メンゴ〜先ずチェックね〜」と微笑みのレダさん
「コラ〜〜出来てないなら素直に「出来てない」って言え〜(怒)」
結局、翌日レダさんがバイクで宿まで完成品を届けてくれたのだった。
同じくレダさんの工房。手間のおじさんが手にしているもの、
それは出来ているはずの冠。
なんていうか、バリ人には人をケムに巻くというか、「なんだそりゃ?」と食ってかかりたいのに
「まぁ、ええか、、」とこちらをふにゃ〜とさせてしまうマジックというか、テクニックというか
そんなもんが備わってる様な気がする。
レダさんにしろ、結局悪い印象って残らないんだよな〜〜〜
なんなんだろ?「謝り」のプロ????
うちなーんちゅにも似た様なムードがあって、それがまた、魅力の要素になってる様に思う。
まぁ、命の危機に関わるような大変なメに遇った事がないからそう思えるのかもしれないけど、何度も訪れているわけですから、色んな事もありましたよ。
宿でシャンプーしてる最中にお湯も水もな〜〜んも出なくなって、泡まみれの髪の毛にタオル巻いて「水が出ない〜」って大家の家まで文句言いに言った事もあったけっな〜あん時は本当に辛かった。
でも、結局いつも「あぁ〜楽しかったなぁ〜」って帰国するんですよね。
やっぱり今回も「バリもバリ人もやっぱりええなぁ〜」ってしみじみ感じて帰って来ました。
ウブドで見かけた微笑ましい看板
「シ」と「ツ」「ソ」と「ン」が見事に間違っている。
後ろにいる彼の表情がまたナイス。
そう言えばみーつーにーにーの家の近くに
「ペーヨソジョソの食べたラーメソ」って看板があるらしい。
外人さんにとってカタカナって難しいのね。
人には合う、合わないがあるから、バリが全然ダメだった人も、バリはいいけど、ウブドは合わないって人もいるだろうけど、うちはすご〜く魅惑的な島だし、ウブド最高!って思ってます。
まだ行った事のない方、是非行ってみて下さいませね。
ライブの時に声かけて下されば、ウブドの良い宿など紹介致しますわ。
美味しいお店マップも書きますぜ〜〜〜
ではでは、長いバリ日記(って全然日記じゃなかったね)読んでくれてありがと〜
またライブで会いましょう。