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週刊「ナビィ、の部屋」第30号

浅三オールスターズ



 年始第一弾のお仕事は、何と柳橋の料亭にてのプライベートライブでした。
 浅草鳥越神社のお祭りの世話人の方々『浅三会』の新年会なのでした。

 写真みての通り、年齢には幅はありますが、まぁ、10代20代の若者はおりませんでしたよ。んが!!!めちゃめちゃ楽しかったのよ!!
ライブの後の2次会にまで御一緒してしまいました。
調子こいて珍しくカラオケも歌ってしまったやい!!

 神主さんはいるは、住職さんはいるは、帽子製造販売人はいるは、、
 色んな職種の方々がいらしたけど、皆々様ユーモアあふれる魅力的な人達ばかりでした。

 着物の時はキセルを吸う、って人もいて、キセル入れを見せてもらったら、とっても素敵なの。
 で、そのキセル入れを造るのを趣味にしてる人もいたり、詩吟の先生がいたり、三味線と小唄をやってる人がいたり、カラオケで『赤穂浪士』を芝居仕立てで歌う人もいたり、、、、、
 おやじ達には文化がありましたよ。素敵です。

 うちは沖縄の歌を歌い、バリの踊りを踊り、でも日本の事は無知と言っていいほど何も知らない。
 日本の文化、ってモンを知らないし、分かってない。
 「うちって、な〜んも日本の事知らないんだ」って思うと、寂しくなる。
 でも、日舞よりはバリの踊りや琉舞の方がドキドキするし、好きだ。
 日本の民謡より沖縄の唄や朝鮮の唄の方がじ〜〜〜〜〜んと来る。
 それは、どうしょうもない、どうしようもないんだ。
 「好き」って努力してなるものじゃーないし。

 でもさ、どの土地のものか?って事よりもっと重要な事がある気がするんだ。
 ずっとずう〜〜〜〜〜っと深まって、深めて行ったその先は、全て繋がってる様な気がするんだ。
 昔の人達が、踊りや唄を使って残して来たモノは、そうそう違わない気がするの。
 だから、好きなものを本気で続けて、深めて、そこに託されたメッセージをちゃんと受け取って、繋げてゆけばそれでいいんじゃーないかなぁ?って思う。
 それは一生をかけてやる大変な事だしね。

 写真見てちょーだいませ。みんないい顔してるよね〜。
 うちもこんなハッピーな顔で笑える様な年のとり方したいもんだ。


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