RSS Feeds

全て、流れのまま!!

22日、23日と大崎上島へライブへ行きました。
島の皆様、本当にお世話になりました、有り難うございました〜

21日の深夜、荷物をまとめていたら、突然在る事を思い立った。
大崎上島の隣のまた隣の島『大島』は旦那のお父さんの生まれ島でお墓があるので、フェリーとしまなみ海道を使ってお墓参りに行けないか?と思ったのだった。
そこで、島で待ってくれている友達、まどかちゃんにその旨をメールしてみたけど、答えは「フェリーの便数が少なくて難しいよ〜」との事。

あきらめて眠った翌朝7時、今回のライブを企画してくれた今田さんから電話がかかって来た
「私の友達がボートを持ってるからそれで竹原港(広島本島、大崎上島の対岸の港)から大島へ行きましょう。往復1時間、墓参りに30分と考えて、午後4時前に大崎上島に来れるはずです」
へぇええええええええええ????????
そんな〜〜〜〜〜〜
軽い気持ちだったのに、こんな大げさな事になっていいの???

全く土地勘のない大島に着いた後は、旦那母の妹さんが今治(愛媛県)から車で橋を渡って来てお墓まで案内してくれる事になり、あれよあれよと言う間にお墓参り行きが決まったのだった。

広島空港から竹原へ、そして今田さんの同級生、水橋さんの運転する小さなボートで大島へ。

広島県内の海は穏やかで全然揺れなかったのに、愛媛県内に入った途端、どっかんどっかん揺れたけど、なんとか船酔いもなく愛媛県、大島、田ノ浦港に着いたのだった。
本当は胸はものすごい勢いで高鳴っていたので 船酔いにも気が付かなかっただけなのかも。

揺れももすごいが寒いのだ!!まるでエスキモーなのだ


島に着いたら母、妹さんと落ち合って二人で静かな島の道を歩きながら墓地へと向かった。

人っ子一人会う事もなく墓地にたどり着いたら眼下には穏やかな瀬戸内の海が広がって、キラキラ光ってきれいだった。

肉眼で見たらもっと美しいよ〜田ノ浦の入り江


会った事のない旦那のご先祖様に手を合わせて旦那の回復と家族の平穏をお願いした。
なんだかとっても不思議な気持ちだった。
嫁って他人なんだのに、その他人のうちを此処まで導いてくれた旦那のご先祖様。
迎えに来てくれた母、妹さんが「こうやってお導きがあって、色んな人のチカラを借りてここまで来れたっていうのは、全て、流れのままに任せて、良い方向に向かっているって信じていいって事よね」とうちの隣でつぶやいた。
あぁ〜すごい言葉だなぁ〜
そうだな〜そうだよな〜『信じると信じた自分を信じる』それが、今のうちの宿題。
忘れそうになっていたよ!!
必要な出来事が必要な時にちゃんと起きているんだな〜

港に戻ったら水橋船長は気持ち良さそうに船の上で昼寝をしていた。
船長、お疲れなのにすっ飛ばしてくれて本当に有り難うございました。

海の男だ!!水橋船長。

船は港を出て、うちは母、妹さんに手を降り続けた。
妹さんもずっとずっと手を降り続けてくれた。
旦那と結婚しなかったら出会わなかった人、大事な言葉を有り難うございました。
その言葉を聞くために、ここまで来たのかもしれません。

船がだんだん港から離れると、さっきまでいた墓地が見えて来た。
ご先祖様パワーは離れても離れてもどこまでも届いて来る様だったので、いつまでも手を合わせていた。
大島の隣はうちのおばあちゃんの生まれた島、大三島。
後ろに大島、左に大三島を見ながら、ご先祖パワーに抱かれて、大崎上島に向かったのだった。

島に着くと、まどかちゃんが「ナビィが旦那さんの快気祈願のお墓参りに大島に行きたいらしい、って今田さんに伝えたら、いろいろ悩んだ挙げ句、水橋船長に電話して『僕の一生のお願いだから、ナビィさんを大島まで連れて行ってあげてくれ』と頼んでいたよ」と話してくれた。

胸が詰まって、肝心な時にお礼の言葉も出なかった。
本当に有り難い。

旦那が病気になって、今まで以上に本当に色んな人に助けられ、支えられて自分が生きている事に気が付かされた。
けど、今回はかなりビッグな気づきだったよ。
この出会いも、何かも、全ては自分が人生に必要で引き寄せたご縁。
全て、流れのまま、疑わずに乗るのだ!!

« Prev item Next item »