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皆様、有り難う〜

15日、16日と、バリダンス、寿[kotobuki]のライブと忙しく楽しく過ごしました。
主催者の皆様、暑い中集まった皆々様、お疲れ様でした。
有り難うございました。

島唄サークル『島唄クヮッチー』は、結構難しい曲も交えて数曲をメドレーにアレンジしたのですが、途中で止まる事なく、堂々とした歌いっぷりで素晴らしかった!!
お疲れ様!!
バリダンスは、私個人はビデオを観て反省、、、、
あぁ〜〜〜〜〜上手くなりたい〜〜〜
寿[kotobuki]は言わずもがな、盛り上がりました。
有り難うございました。

よーたんたんはヘルパーさんと一緒に楽しそうに観てました。
帰りに無償で付き添ってくれたヘルパーさんと西荻窪の旨い韓国居酒屋『トヤジ』で久しぶりで本物の韓国料理に舌鼓。
楽しそうで良かったざんす。


16日の『さよなら原発』の集会では反原発集会では多分史上初なのではないかと思いますが17万人を越える人が集まりました。
素晴らしい。
何故、この声よ、国会に届かないのか?
でも、このうねりを止める事なく声が届くまで続けていかねばねと思います。

人は幸せになるために生まれて来たのだから、自分自身の命や安全や平和を脅かすものに対して怒っていいはずだし、拒否をする権利はあるのです。

ところで、寿[kotobuki]は昔、大阪西成区にある『子どもの里』という学童保育の施設で何度か歌わせて頂く機会がありました。
場所柄、普通の学童と違ってかなり複雑な家庭の事情を抱えた子ども達が沢山集まっていました。

そこでお母さんがフィリピン人でお父さんが日本人だという小学校低学年の女の子に会いました。
お母さんはフィリピンで一人で子どもを育てて行ける事が出来ず、子どもの父親である男性を頼って日本に来たけれど相手には家庭があり「無かった事にしてくれ」と言われ、日本で働きながらその子を育てていたらしいんだけど、寿[kotobuki]のライブの少し前に病気で亡くなってしまい、その子は父親の国に居ながら父親には認知されず、来て間もない日本で一人になってしまい『子どもの里』で職員さんと暮らしていました。
ライブが終わった後、その事情を聞かされその子のお母さんの遺影と小さなクリスチャン用の祭壇に手を合わせた事を昨日の事のように鮮明に覚えています。
その子は時々、大阪での寿[kotobuki]のライブに顔を出してくれましたが、最近は全然会っていませんでした。
最後に会ったのは中学3年生になった時でした。

何で、こんな事を書いたかというと、橋本市長がこの『子どもの里』と及び、大阪市管轄の学童施設『子どもの家』の廃止を検討しているという記事を読んだからです。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2014?page=1


その子のお母さんは死ぬ間際、子どもを一人残して死ぬ事が悔して虚しくて辛くて仕方がなかったんだと、「最後までこの子を残して死にたくないと言っていた」と職員さんが話していました。
私には子どもはいないけれど、その想いはわかるような気がします。
私が同じ立場だったら、自分の身を恨まずにはおれないし子どもの身を案じずにはおれないと思います。

父親はその子の母親が亡くなった事を知っても家庭があるからという理由でその子を引き取る事も、金銭的な援助をする事さえもしなかったそうです。

その子は『子どもの里』があったから日本という国で天涯孤独になっても生き延びれたのだと思います。
少なからず、希望があったから生きて来れたのだと思います。
それは、公からみれば小さなドラマかも知れないけれど、その小さなドラマは個人からみれば、本当に大きな大きな歴史、人生そのものです。


大人の愚かな都合で振り回される子ども達。
でも、どんなに愚かに見える行為であっても、幸せになりたかったり、孤独を埋めたかったり、人は自分の空を埋めるためには考えられないくらいの愚かしい事でも平気でやってしまいます。
ですが、その責任を、その代償を、何らかの形で必ず自分で払う事になります。
人を傷つければ必ず、自身を傷つけるような出来事に見舞われるでしょうし、「罪の意識に苛まれる」という形で、自分自身が幸せになる事を許さず罰するように生きる事になったり、、、、、
幸せになりたい、幸せを感じたい一心でやった行為が更なる不幸へと導いたりもしますが
空を満たすものは自分自身への愛しかないと気がつくまでその行為と連鎖は続き、その代償を、ツケを払いながら大人は生きて行くのでしょう。
が、子どもにはその責任もないし、払う義務もありません。


子どもが自身の生きる環境を選べる事は色んな点から考えても出来ません。
だから、子どもを守って欲しいと、そう願います。





















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