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森の記憶

実家の裏の畑を通り、知り合いのおばさんの家まで散歩へ行きました。


その道はうちが子供の頃、遊びまくった思い出の地。



子供のうち逹は森と呼んでいたけど森どころか林でもない、よーく見たら大きな木が4〜5本固まってるだけの木々の集まりは、基地にしてみたりお家にしたり、そのすぐ近くには戦時中に防空壕として使っていた洞窟があり、昔の家財道具もそのまま残っていて、タイミスリップしたかのようなとても不思議な空間で、子供のカッコウの遊び場となり散々遊びまくりました。


ある日、森で遊んでたらモンペにまっ白髪の知らないオバァに「その木に登って遊んだら狐にたたられるよ」と言われ、ヒィィ〜ぃとなり、おとなしく近づかないようにしよう、と皆で決めてましたけど何ちゅーことはない、三日くらいしたらまた登って遊んでました。


今、思うと御神木だったりしたのかな?


昔は木々の周辺は「登って遊んで下さい」と言わんばかりの道があったんだけど、今は草もボウボウで数本、朽ち果てた木もあり、遊んでいる子供もいません。


懐かしくて近づけるところまで行ってみたけれど、うち逹を包み込んでくれた木々のエネルギーのようなものはなく、何かもう終わってしまった感じがしました。



それでも写真を撮ったりぼーっとしてみたりして木々の側にいたら、夕方5時の音楽が流れて来ました。


そしたら何故か、その「夕焼けこやけ」がバリのガムランに聞こえ、その瞬間、目の前にバリの景色と匂いが広がりました。


私がバリに惹かれるのは、ここで育った記憶と繋がる今は感じる事が出来ない景色がバリにあるからなのかな?と感じた瞬間でした。



30日の駒込『どぅたっち』から、東九条マダン、京都国際学園、そして昨日の今里のコンサートと李政美ネーネーとのジョイントが続きました。

ほぼ毎日一緒にいたので今日から会わなくなり何だか淋し〜い。


在日の方々に囲まれてのライブが多く、その中で歌い語る政美ネーネーは想いが溢れ、今まで観たことない、感じた事のない政美ネーネーの歌に出会え幸運でした。


各ライブ、コンサートを主催して下さった皆様、スタッフの皆様、楽しくも貴重な時間をありがとうございました。

お疲れ様でした〜


次のライブは11月12日(土)の『S-1グランプリ』のゲストです。
翌13日はデザインフェスタでバリダンスを踊ります。


来て下ちゃい〜

ではでは〜ん

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