お薦め映画、観てケロ!!
すっかり更新してませんでした。
皆さまに忘れられてしまっているかしらねぇ〜アンニュイナビィです。
昨日は旦那さんと一緒に2本の映画を観て来ました。
どちらもアラブ産の映画でした。
ひとつは『パラダイスナウ』という映画。
これは自爆攻撃を決行しようとするパレスチナ人青年の48時間をテーマにしたフィクションの映画です。
多分世界初でしょう。
何で世界初か、というとやはり自爆攻撃をテーマにしたところで、家族にも恋人にも別れを告げる事も出来ないまま決行され、もちろん成功した人はこの世には生きていないわけだし、組織はもちろん内状を公開するわけもなく、どういう過程を経て攻撃に至るのかを調べる事が難しい。
ましてやドラマ(フィクション)を作るとなると、それがどういう切り口で、どういう見解で作られるかによって、パレスチナ、イスラエルあるいは両方から抵抗される可能性もあるわけだし、、、、
この様な映画を作る事を試みた人もいたのかも知れませんが、完成される事はなかったのではないでしょうか?
それくらい難しい事だと思います。
この映画は非常に淡々としています。
自爆攻撃による死体の山や血みどろの場面はまったくありません。
とても静かな映画です。
映画の中の爆撃の音やけたたましい救急車の音は、撮影中の度重なるイスラエル軍の空爆によるもので、演出のための効果音ではありません。
なので、作為的に入れられた音は殆どないので、本当に本当に静かです。
でも、本当に静かだからこそ、そこにある「怒り」が伝わって来ます。
何故、彼らは自爆攻撃を繰り返すのか?そんな事するやつはどんな狂信的なやつだろうか?
と思ってる人には是非観て欲しいです。
全く興味がない、パレスチナって何よ?って人にも観て欲しいです。
監督に限らず、多くのパレスチナ人は自分達への世界の無理解、無関心さに怒って、そして絶望しているのだと思いますが、この映画は、観客がその怒りや絶望に触れ苦しくて仕方がなくなる様には作られていません。
むしろ、48時間の中の彼らの、本当に人間臭い言葉、行動に共感してしまいそうになります。
それくらい心が動かされます。
「いい映画」という言葉は適当ではないのかもしれませんが、是非観て下さい。
東京だと恵比寿の『東京都写真美術館』で 月曜日だけ渋谷の『UPLINK』で上映中です。
http://www.uplink.co.jp/paradisenow/
そして、もうひとつ
こちらはアラブ版『ブエナビスタ ソシアルクラブ』とでもいいましょうか?
トルコの最新ヒップホップシーンからパンクから古典音楽まで。
主にイスタンブールで収録したトルコの今の音を網羅した映画です。
『クロッシング ザ ブリッジ〜サウンド オブ イスタンブール〜』
アラブ音楽好きならかんなじ観れ〜〜〜!!
ヒップホップもパンクもヒ−リングミュージックなのか?よ〜わからんのもいいんだけど、やっぱり
圧巻はギリシャに近いジプシーが沢山住む街の居酒屋でもライブ!!
これは鼻血モンですぅううううう
アラブのリズムとクラリネットと、もう「楽器はなんでもええねん」的なセッションとバカテク(死語?)
踊りたい〜〜〜〜〜!!
そして、クルド人女性が歌うクルド古典民謡、昔アイドルだったおばちゃん(全然名前覚えられん)のクールで情熱的なうた。
なんちゅ〜〜〜〜〜〜声なんでしょうか???
映画の中の案内人は昔懐かしいドイツのノイズバンド『アウシュテルツェンデ ノイバウテン』のべーシストアレキサンダーハッケでした。
昔、来日ライブ観に行ったけど、こんな人居たかなぁ?
そう言えば、バイト疲れのせいか?もんすげ〜ノイズが何故か気持ち良くなってグースカ寝ちゃったなぁ
覚えてないだけかな??
それはさておき、映画としては、どうなんだろう???
ちょっと雑な作りの様な気もするし、『ブエナビスタ ソシアルクラブ』に比べたらミュージシャン一人ひとりの背景が見えづらい感じもしたけど、でも、
「自分自身への誇りを取り戻すものが音楽である」という個々の魂の叫びの様なものが十二分に伝わって来ます。かっこいい!!
こちらは渋谷「シアターN 渋谷」
毎週木曜日19:00の回は上映前にベリーダンス講座があるってよ〜
http://www.theater-n.com
本当は旦那さんに映画館の前で写真を携帯に撮ってもらんったんだけど、それをメールで送ろうとしたら、画像がデカ過ぎるとかなんとか、、、、結局送れず、、、く〜〜〜〜〜〜ボーダフォンめ!!
というわけで写真はありまへん!!
ではでは、皆様またライブで会いましょう〜〜
お元気で!!
皆さまに忘れられてしまっているかしらねぇ〜アンニュイナビィです。
昨日は旦那さんと一緒に2本の映画を観て来ました。
どちらもアラブ産の映画でした。
ひとつは『パラダイスナウ』という映画。
これは自爆攻撃を決行しようとするパレスチナ人青年の48時間をテーマにしたフィクションの映画です。
多分世界初でしょう。
何で世界初か、というとやはり自爆攻撃をテーマにしたところで、家族にも恋人にも別れを告げる事も出来ないまま決行され、もちろん成功した人はこの世には生きていないわけだし、組織はもちろん内状を公開するわけもなく、どういう過程を経て攻撃に至るのかを調べる事が難しい。
ましてやドラマ(フィクション)を作るとなると、それがどういう切り口で、どういう見解で作られるかによって、パレスチナ、イスラエルあるいは両方から抵抗される可能性もあるわけだし、、、、
この様な映画を作る事を試みた人もいたのかも知れませんが、完成される事はなかったのではないでしょうか?
それくらい難しい事だと思います。
この映画は非常に淡々としています。
自爆攻撃による死体の山や血みどろの場面はまったくありません。
とても静かな映画です。
映画の中の爆撃の音やけたたましい救急車の音は、撮影中の度重なるイスラエル軍の空爆によるもので、演出のための効果音ではありません。
なので、作為的に入れられた音は殆どないので、本当に本当に静かです。
でも、本当に静かだからこそ、そこにある「怒り」が伝わって来ます。
何故、彼らは自爆攻撃を繰り返すのか?そんな事するやつはどんな狂信的なやつだろうか?
と思ってる人には是非観て欲しいです。
全く興味がない、パレスチナって何よ?って人にも観て欲しいです。
監督に限らず、多くのパレスチナ人は自分達への世界の無理解、無関心さに怒って、そして絶望しているのだと思いますが、この映画は、観客がその怒りや絶望に触れ苦しくて仕方がなくなる様には作られていません。
むしろ、48時間の中の彼らの、本当に人間臭い言葉、行動に共感してしまいそうになります。
それくらい心が動かされます。
「いい映画」という言葉は適当ではないのかもしれませんが、是非観て下さい。
東京だと恵比寿の『東京都写真美術館』で 月曜日だけ渋谷の『UPLINK』で上映中です。
http://www.uplink.co.jp/paradisenow/
そして、もうひとつ
こちらはアラブ版『ブエナビスタ ソシアルクラブ』とでもいいましょうか?
トルコの最新ヒップホップシーンからパンクから古典音楽まで。
主にイスタンブールで収録したトルコの今の音を網羅した映画です。
『クロッシング ザ ブリッジ〜サウンド オブ イスタンブール〜』
アラブ音楽好きならかんなじ観れ〜〜〜!!
ヒップホップもパンクもヒ−リングミュージックなのか?よ〜わからんのもいいんだけど、やっぱり
圧巻はギリシャに近いジプシーが沢山住む街の居酒屋でもライブ!!
これは鼻血モンですぅううううう
アラブのリズムとクラリネットと、もう「楽器はなんでもええねん」的なセッションとバカテク(死語?)
踊りたい〜〜〜〜〜!!
そして、クルド人女性が歌うクルド古典民謡、昔アイドルだったおばちゃん(全然名前覚えられん)のクールで情熱的なうた。
なんちゅ〜〜〜〜〜〜声なんでしょうか???
映画の中の案内人は昔懐かしいドイツのノイズバンド『アウシュテルツェンデ ノイバウテン』のべーシストアレキサンダーハッケでした。
昔、来日ライブ観に行ったけど、こんな人居たかなぁ?
そう言えば、バイト疲れのせいか?もんすげ〜ノイズが何故か気持ち良くなってグースカ寝ちゃったなぁ
覚えてないだけかな??
それはさておき、映画としては、どうなんだろう???
ちょっと雑な作りの様な気もするし、『ブエナビスタ ソシアルクラブ』に比べたらミュージシャン一人ひとりの背景が見えづらい感じもしたけど、でも、
「自分自身への誇りを取り戻すものが音楽である」という個々の魂の叫びの様なものが十二分に伝わって来ます。かっこいい!!
こちらは渋谷「シアターN 渋谷」
毎週木曜日19:00の回は上映前にベリーダンス講座があるってよ〜
http://www.theater-n.com
本当は旦那さんに映画館の前で写真を携帯に撮ってもらんったんだけど、それをメールで送ろうとしたら、画像がデカ過ぎるとかなんとか、、、、結局送れず、、、く〜〜〜〜〜〜ボーダフォンめ!!
というわけで写真はありまへん!!
ではでは、皆様またライブで会いましょう〜〜
お元気で!!