RSS Feeds

風邪の効用

昨年、11月の終わりに旦那さんが高熱を出し、わたくしもばっちり移って九度近い熱を出し一晩寝込みました。
私の場合、毎日仕事があるわけではないので、出来るんだとは思うけど、薬飲まずに寝続けます。
ただひたすらぬるい水を飲み、おなかが空いたら、少量の玄米餅とか大根おろしとか、スープを飲んでひたすら熱を出し続けます。
梅干しを食べたり、番茶と生姜と梅干しを混ぜ合わせた『梅醤番茶』もいいし、葛もよく飲みます。
枇杷の葉も良く使います。
とにかく、薬はいっさい飲みません。

これは、昔『風邪の効用』という野口整体の創始者、野口晴哉氏の本を読んで、「風邪は排毒作用だ」ってのに目からうろこ飛びまして。
元々薬を飲んで風邪なり頭痛なりを治しても、治ったはずなのに身体は怠くて元気になった感があまり感じられなかった私。
せっかく身体が熱まで出して毒出ししてくれてるのを薬で止めちゃったら身体に申し訳あるまい、と思ったのがきっかけで、それからは漢方に頼ることはあっても、市販の薬とかは飲まない様になりました。
でも、これ、すごいいい!!ですよ。
熱が下がった後の爽快感が薬で下げたのと全然違います。
もう、身体そのものが軽くて「元氣になったど〜〜〜〜〜」って思います。

今年の4月にバリで食中毒になり、ものすごく高熱が出て、仕方なく地元の薬を医者にもらって飲みましたが、その後が本当にきつかった〜
やりたい事が山ほどあるのに全然氣が戻って来ない。
あまりに症状がすごいかったし、南国で40度の熱は本当に厳しかったので思わずお医者さんの言う事を聞いてしまったけど、やっぱり飲まないで治せば良かったな〜
お腹の細菌が出切れば治ったんだもんね〜

世の中には薬がないと生きられない人、重病の人もいて、薬の開発が進む事で死ななくていい命が助かってるのも現実。
だから薬そのものを否定するつもりは全然ない。
けど、今の私は基本的に健康だし、身体本来の生命力を信じて薬はいらないな〜と感じている。
薬なしの解熱の爽快感!!
一度お試しあれ!!



毎日寒いので南国バリの写真をどうぞ〜朝のグヌンサリ寺院の庭

« Prev item Next item »