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主婦ガムランその2

今、プリアタン村はお寺の創立祭でにぎわっております。
私の参加している主婦ガムランもまた演奏させて頂きました。
この日、日中、村の人達は近くの海に行き、ご神体を清める”ムラスティー”という儀式があり、村人とご神体がお寺に戻って来たら演奏を始める、という趣旨のもので一応5時集合という事で、私は踊りの先生にお願いして髪を結ってもらったのが4時。
メンバーの人のお家に行き、のんきにお茶を二人で飲んでたら、他のメンバーから電話があり『もう演奏始まる!!早よ来いや〜』と連絡があり、血相を変えてすっ飛んで行ったらもう1曲、演奏し終わってました、、、、
しかも、メンバー全員揃ってない。

バリって本当に神様中心なのね、、、、と改めて感じたのでした。
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失態で心がわさわさしてましたけど、お菓子とお茶を頂き、2曲目が始まろうとした時、大きく風が吹いて、目の前の大きな木々がわさ〜〜〜〜〜〜〜っと揺れて、お寺を飾る色とりどりの布も揺れて景色が一瞬きれいに洗われたような感じがしました。
それが3回続いたあと、演奏が始まりましたが、音はお香の煙のように青い空に吸込まれるように昇って行き、私は何とも言えない心地良さの中であまりにも幸せでちょっと泣きそうになりました。
どんどん、私が空っぽになって静かになって、そしてきれいになってる感じもしました。

子供の頃から神様が大好きで、神のような大きな存在はいると思っていましたが、バリに来て、色んな方向から大きな力の助けがある事を感じるようになりました。
私はバリヒンドゥー教徒ではないのでバリ人とは『神』というものについても同じようには感じてはいないんだろうけれど、毎日、気が付くと『神様、有り難う』という言葉が溢れるようになりました。



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