Archive for 2012年12月

RSS Feeds

師走

ですな。
ここ数年、クリスマス〜年末年始はよーたんとのイベント続きで結構パタパタ〜する毎年でしたが数年ぶりに一人の師走を過ごしております。
ここ数年出来なかった部屋の模様替えをしたり、まぁ、それなりに虚脱感もあったりしてぼけ〜っとしてみたりなどして過ごしております。
皆様、いかがお過ごし??

あ〜〜〜〜バリ料理が食べたいなぁ〜と思い、上野に行ったついでにアジア食材店に寄り材料を買って作ってみました。
何が食べたかったかって『サンバル・マター』
サンバルというのは唐辛子で作ったいわゆるチリソースなのですが、バリでは赤ニンニク(赤タマネギとも言われるが、どっちだろ?)塩、ココナッツオイル、ニンニク、唐辛子などを和えて作る生(マター)のサンバルがあり、魚や鶏の丸焼きや丸揚げなどと混ぜまぜして食べるのがバリ人はお好みだけど、私は断然蒸し鶏派。
まぁ、ご飯と一緒にサンバルマター丼でも美味しいですけど。

てなわけでバリ名物サンバルマターを作ってみました、この寒い日本で。

先ずは唐辛子。
20121230-20121230_122358.jpg
(こんなにいらないよ〜と思うのだが、最小サイズがこれだった。)

袋を開けた瞬間、目が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
目が痛い匂いがもぁ〜〜〜〜ん。
半径1m内がこの匂い。
中の種を取り出し包丁で細かくカット。

次はバワンメラ(赤ニンニク?)
20121230-20121230_122121.jpg
大量のこやつの皮をむき、みじん切り。
又しても目が〜〜〜〜〜〜〜ぁ。
目が痛い!!涙がドバドバ。
ウォータープルーフのマスカラって何だっけ?
目の痛みに耐えながら目の下真っ黒パンダちゃんになりながら25個分をみじん切り。

レモングラス、エゴマ油、塩、レモンを加え手でもみもみ。
唐辛子で指が〜〜〜〜〜ヒリヒリ〜〜〜〜
なんだかコクが足らないので(バリでは必ずアジノモト〜を入れるけど我が家にはない)ヤシ砂糖をプラスしてみた、コクが出た!
あと、トゥラシっていうエビを発酵させて作った調味料があってそれを少し入れると美味しいのだけど売ってなかったので無し。
で、やっと出来ました。
20121230-20121230_122102.jpg
(出来たのはこれの約10倍)

バリの宿で作る時ってこんなに大量に作る事がないのでこんな惨事(?)が待ち受けていようとは、、、、
とりあえず、日持ちはしないので小分けにしてラップに包んで冷凍庫へ。

翌日茹でた鶏肉と和えて頂きました。
美味しい〜〜〜〜〜
唐辛子がキョ〜レツ!
20121230-20121230_122046.jpg
(写真、、、、、なんでこんなに美味しくなさそ〜に撮れるかね〜?)

鶏のゆで汁は、レモングラスとターメリックを加えてソトアヤム(チキンスープ)を作ってみました。
初めて作ってみたけど簡単で美味しかったわ〜〜〜〜
バリの料理(多分インドネシア料理も)も本当はインドのカレースパイスと一緒で薬膳みたいな料理なんだよね〜
バリ料理も勉強したいなぁ。
楽しみなり〜

明日はもう大晦日
1年が過ぎるのが早いなぁ〜
今年は本当に悩み深い1年だったけど、ここで解った事をちゃんと活かさないと私、ただの愚か者になっちゃうから頑張ろ〜と想います。
来年は学びの年、色んなものを吸収して更に飛躍する!!
変化と成長を楽しむ1年にしたい〜
ではでは、皆様も良い大晦日をね〜〜









   

寒いなり〜〜〜〜〜〜

毎年恒例、我が家の寒波宣言が発令されました。
何で私が住む家ってこんなに寒いんだろうか?と思ったりもしたが、南国バリでも一人で靴下履いたりしてた事があるのでただの寒がりなだけかも、とやっと気が付きました。
巡り会った我が家達よ、今まであんたのせいにしてごめんよ。

23日の『結まーる』のライブにお越し下さった皆様、休日の寒い中、有り難うございました〜
今年も『結まーる』では沢山歌わせて頂きました〜
お世話になりました!!

そして、昨日は横浜の精神障害のある人達が働くカフェ”アニミ”でのクリスマスミニライブ。
昨日で今年の寿[kotobuki]のライブが終わりました。
呼んで頂き、有り難うございました。

”アニミ”はエスペラント語で「命を吹き込む」という意味があるそうなんだけど、昔、本当にちょっとだけエスペラント語を勉強した事があったので嬉しくなりました。

エスペラント語は世界共通の言語として何人でも簡単に習得出来る様にユダヤ人の”エスペラント博士”が開発した新しい言葉で、その理念は博愛主義、人道主義に基づいているのでナチスから迫害されたり、エスペラント語を学ぶ人達が殺されたりしている。
博士が元々話していたヨーロッパの言語が一番近いのでもしかしたら発音も本当は難しいのかもしれないけれど、響きが可愛らしいのよね〜
でももう、な〜〜〜〜〜〜〜んも覚えてないっす。

アニミで働く皆さんは、寿[kotobuki]の存在も歌も知らないので初めはビビって、強ばってる(笑)感じでしたけど、最後は楽しんで頂けたようで、良かった!
そんなに長い時間居なかったので皆さんがどのような病気なのかは解らなかったけれど、なんとな〜〜〜〜〜く、産毛の一本一本をセンサーにして感じ取っているような、バリアーが張ってるような、、、生きづらい日々の中で他人に侵入されないようにセンサーを発達させて来た、そんな感じがしました。
それは生きる知恵というか、傷つかないための防衛なんだろうな〜と、そんな風に感じました。

彼らはアニミのような場所がある事で、安心して生きて行けているのではないかな〜と思うので、こういう施設や場所を作る人達を大切にしたいなと思います。

夜は駒込の『どぅたっち』でよーこネーネーと李政美ネーネーと3人でクリスマス会をしました〜〜〜〜〜〜
20121226-20121226_133154.jpg
(美味しいものがてんこ盛り!!でも写真が下手で全然美味しそうに見えない!!がびょ〜〜〜〜〜ん)

今年の4月以来の3人での食べまくり飲みまくりしゃべりまくりで、昼間のライブで早起きだったワタクシは途中で気を失ったかのように一瞬寝てしまうくらい盛り上がってしまいました!
有り難う〜ネーネー達。

おまけに私は前日のクリスマスイブ、よーたんに会いに行った帰りも駒込に寄りよーこネーネーと一緒に過ごしワインをガブガブ、、、、
どれだけどぅたっちが、いや、よーこネーネーが好きだっちゅうねん!?
二日も付き合ってくれて有り難う〜、よーこネーネー

今年は政美ネーネーがネーネーの曲に歌詞を付ける機会を与えてくれて、それだけでも有り難いのにネーネーが自分のライブで歌ってくれているらしく、本当に感謝ですわ〜
カムサハムニダー!!ネーネー
来年は寿[kotobuki]でも曲を書いてみよ〜〜っと

そういえば、クリスマスケーキ、食べなかったな、、、、

ではでは、皆様も寒さに負けず、残り少ない2012年を楽しんで下さい〜



   

ありがとう〜ございます

22日土曜日の”ワールドダンスラブvol4"はおかげさまで、予約を終了致しました。
当日券(値段は一緒です)も出ますが、念のため16時30分以降カフェスローに確認する事をおススメ致します〜

早いなぁ〜〜もうあと3日で本番、、、、
血沸き肉踊る闘う鶏になれるだろうか?
がんばろ〜〜〜〜


あと、23日は五反田「結まーる」にてクリスマスライブがあります!
毎年恒例、クリスマスイブイブは五反田で。
お一人さまもご家族さまもど〜〜〜〜ぞ、ユタシク〜〜〜

ではでは、取り急ぎ。

   

想うこと

今日は荻窪駅前で杉並区から立候補した山本太郎候補の街頭演説があるというので行って来た。

私は、原発ゼロは悲願だけれどもやっぱり米軍基地問題に対しての何らかの公約、言及があるという事が重要なので、山本候補がその辺りはどんな考えなのかを聞きたくて行ってみました。

俳優だから知名度があるのは当たり前だから人だかりも当然かもしれないけれど、無所属で何の後ろ盾のない候補者とは思えないくらいの人だかり。
そして、山本候補者の声を待ちわびてる感じがすごくしました。
高校生とかも結構いて、壇上に現れるのを待ってる間は「太郎、早く出て来ないかな〜」とか出て来たらバチバチ写真も撮っていたけれど、演説が始まってしばらくすると聞き入っていました。


何故杉並から立候補したのかという話しから始まって、震災以降感じた事、この活動を始めた想いなどを話していましたが、最後の方で「ボクは生きていたい。でも、この世界でたった一人で生きていても仕方がない。皆と一緒に生きていたいんですよ」と言っておられた。
その言葉は本当に胸を打ちました。
とても力強い演説でした。

ただ、例えば山本さん一人が当選して自公一色の国会に送り込まれても想いを遂げる事は難しいと思う。
だから、やっぱり自公圧勝なんかにならず、色んな政党が勝ったって結果にしないとダメだなと思う。

その後、ジュリーこと沢田研二氏の応援演説があったんだけど、陽一氏にこの間買った”草間彌生”の本を届けるために川越まで行かにゃ〜ならんので山本さんの演説だけ聞いて荻窪を後にしました。
帰宅してyoutube
で観ました。
太ったジョンレノンかと思ったぜ!!

以前、NHKでジュリー特集をやった時、『私の9条』(だったと思う)という歌を歌っておられて、それがものすごく純粋な想いの込められた歌だったのですが、私が子供の頃のジュリーと言えばちょっと性を越えた怪しさがあって子供心に『見てはいけないものを見ている』感にワクワクした覚えがあり、歌う歌もちょっとお子様にはその真意がワカラナイような大人の怪しい世界の歌ばっかりだったという印象があったので、本当にびっくりました。

でも、その歌の事を演説の中で『誰にも頼まれてないけれど、歌わずにはおれない。自分のために歌わずにはおれない』とおっしゃってます。
そこに本当に感服します。
かっこいい。

フェィスブックにバスケット選手の 田臥勇太選手が『周りからはけなされ「無理だ」って言われてた。でも他人に自分の限界を決めさせたくなかった。』という言葉が紹介されていて、こちらも心を打たれました。

やっぱり、『想い』があるって事が一番大事なんだなと思う。
投票だって、この国でどんな風に生きていたいのか?何が幸せなのか?自分の想いを先ずは感じる、考える事が重要な気がする。
経済が安定する事は大事だとは思うけれど、でもこの地震大国の日本で「また地震が来たら地元の原発が爆発事故を起こすかも」という不安を抱えながら生きていたいと思うか、どうかとか。
(そもそも、原発が稼働していないと経済が安定しないっていうのも理解に苦しむ)
よく「何かやってくれそう」って言葉を街頭インタビューで聞くけれど、じゃ、自分の望む「何か」をはっきりさせる事、それが重要だと思う。

元々選挙って、自分の人生感、生き方の延長にあるものなんだと思うけれど、今回は本当にほんと〜にそう思う。
だから、出口調査のまやかしに惑わされず自分の意志をしっかり持ち貫く事が大事だと思う。


あさってですな〜いよいよ。
皆様、have a nice 選挙ね〜〜〜






   

冬の独白大放出

寒波が、、、すごいですな。


さて、皆様にご報告があります。
来年の寿[kotobuki]ですが、私が2月末から8月1日までバリ島に短期留学する事になり、結成28年目にして半年休業します。
旧正月ライブ、釧路の沖縄ナイトが終わったら夏まで寿[kotobuki]のライブはありませんので、皆様、是非是非1月〜2月のライブ、お越し下さいませ〜

そして、4年目に突入したよーたんたんとの生活を終わりにしました。
よーたんたんは実家の近くの施設に6日に入所しました。


今年の3月〜4月のバリの旅で、自分と相当向き合わざるを得ない状況になった時、私の中に『愛情も時間もお金も、私があげられるものは全部よーたんたんにあげてしまって私の中には何も残ってない』という空虚がある事に気が付きました。
また、このままだったらどちらかが死ぬまで、私一人がよーたんたんの人生を背負わされるという恐怖もあり、それは自分で思っていた以上の重圧がありました。

きっかけは、バリに行って1週間くらい経った頃の事。
よーたんたんが発熱し”てんかん発作”が止まらず救急搬送しましたという、預かってもらってる施設からの連絡がありました。
そこから感情の蓋が空いて、色んな声が自分の中から聞こえて来ました。
その声をひとつひとつ聞いているうちに自分の空虚に気が付きました。


自分では色んな人の協力を得て自分なりに楽しく、やりたい事をやっていると思っていたのでその発見は衝撃で、でも、特に去年1年間の自分の言動や体調や思考や、色んな事を想うとその空虚が私を支配していて、いつの間にか『な〜〜んも残ってない私』が私そのものになっている事を認めざるを得なくなりました。

これは、人の介護でなくても燃え尽き症候群とでもいうか、そのような体験をした事のある人なら多分お分かり頂けると思いますが、自分がうつろという感覚は恐ろしいものだったし、このままだとどうなっちゃうんだろ?という恐怖や焦りや、、、、特に私の場合、本当に無自覚だったので混乱しました。

さぼれるレッスンはさぼって、さぼれないレッスンには行って先生の前で泣いたりしながら貴重だといつも言っていたバリの一日をほぼ泣いて過ごし、お寺に行って瞑想し、とにかく一端この生活をリセットしようと決めました。

一大決心をして帰国したはずなのに迷って、先ずケアマネージャーさんに相談してからも決心がつかず、3週間くらいしてよーたんたんの両親に『私一人で介護し続けるのはもう無理』と告げました。
そこから更に2ヶ月くらい経って、『私の将来を自由にして欲しいので離婚させてくれ』と告げました。



あきらかに一人では生きていけなくなって、こんなに私を頼ってくれてて、お家に居たそうなよーたんたんを、本人の意志の確認も同意も得れないまま離れる事への罪悪感にさいなまれ、悩み過ぎてご飯が食べれなくなったり毎日、毎日泣けて「なんでこんな事になったんだろう?」と久しぶりに自分の人生を呪ったりもしました。
何であんたはしゃべれないんだ〜〜〜と、あんたの言葉が考えが聞きたいんだよぉ!と、よーたんたんに八つ当たりもしましたよ、、、

おまけに、よーたんたんは本当に愛らしいし、確実に変化は起こっていて喜ばしい事も沢山あり、二人でいる事が『やっぱり楽しいよね』と思ったりもしていたので、夏の本当に忙しくなるまで、迷って泣いての繰り返しでした。


また、そんな空虚を抱えたまんま、人前に立ちお金まで頂いて歌う事や踊る事への罪悪感もありその罪悪感とも向き合って、ずっと私の中にあった『歌う喜び』を取り戻したいと思い、自分の感情をノートに書き出しては、どんな思考が罪悪感を生むのか?その思考癖はいつ身に付いたのか?を知り、手放すという作業を繰り返しました。
気が付いたらその『ナビィちゃん秘密手帳』は3冊分にもなってました!!
相当な闇があったのね、、、、、わたし。




そんなこんなでひと夏が終わってみたら、本当に整理がつき、こんなに濃密な時間を過ごした二人の関係の中で、一方だけが勝手に離れたいと思ってるという事はないのではないかと思うようになりました。
やっぱりお互いの中に、新しい道を行こうという決心があるからこのタイミングでこの様な状況になったのではないかと、そう思いました。
その様な考えが現れてから、自分の子供のように思っていたよーたんたんを別の目で見る、感じるようになりました。


私は夫が障害者になってから、夫と自分の未来が不安で不安で、この先何が起こるかわからないという恐怖のあまり、夫の人生をもコントロールしようとしていた事に気が付きました。

やっぱり私にとって夫の発病〜危篤〜手術、そこから在宅になるまでの1年半は、一体何が起きているのか?この先どうなるか解らない闇のようなもので人生で最大の恐怖の体験でしたが、その体験は全く癒されないままだったので、もっと恐ろしい事が起こるのか?これ以上酷い事になるのか?なったらどうしようという恐怖がず〜〜〜〜〜っと、今に至るまで続いていたのでした。

私は夫の母親になったかのような気持ちでいましたが、その部分については私は、暗い道で迷子になり助けを求めてずっと泣いている小さな子供でした。
その子供の存在にやっと私自身が気が付き、その子供を救ってあげれるのはやっぱり私自身しかいなくて、その子の涙に共感し恐怖を理解し解放してあげようとやっと決心しました。

夫も、確かに自分で出来る事は殆どなくなってしまったけれど、でも、彼自身の人生を切り開く事は彼にしか出来ない。
私の恐怖で出来上がった眼鏡で彼を見続ける、その世界の中に閉じ込める事は、それこそ『愛』とは相反する行為である事にもやっと気が付きました。
障害を負っても何でも、彼自身の人生を切り開く力を彼自身がちゃんと持っていると信じれずにいましたが、それが一番『愛』のない行為であったと思います。


もっと早くこの事に気が付いていたら離れて暮らす決心などしなくても良かったのに、、、、と又しても恨めしく思ったりもしましたけど、私はやっぱりこの道しか歩けなかったし、『愛もなかったくせに一体何を守りたかったんだろう?』と自嘲したりもしたけど、必死でやって来た5年間だったけど、その必死がなかったら、実際に私達夫婦は生きて来れなかったし、この事に今、気が付けた事が私達夫婦の歩いた道、軌跡なんだと思います。

自分を愛する事が一番大事だと、散々歌って来たのに、私に一番足りてなかったものが自分への愛でした。
本当に恥ずかしいっす!!


話しは飛びますが、とめどなく涙が溢れる日々だったバリでの修行の中で、先生とのレッスン中、今まで体験した事のない感覚を得ました。
先生と向かいあって踊っていると何やら氣の玉のようなものが現れ、二人でそれを動かしているというような感じ。
それはとても気持ちが良くて、先生も同じ感じを得たらしくにやっと笑って「ナビィ、それだよ、それそれ、もう一回やろう!」と言ってました。
それが一人の先生との間だけではなく、3人の先生との間で起こり、どの先生もやっぱり同じようににやっと笑って、「もう一回やろう!」と言いました。

今までも氣の玉はあったし、それが動く感覚はあってだから踊る事が楽しかったんだけど、その時のはそれとは全く別もので、自分の肉体というものが溶けてなくなって何かと一緒になって膨大に大きくなるような感じでした。
踊りのレッスンではあったけれど、その一瞬で私はこの20年近くライブ活動を通じて培った『歌う』という身体を使った表現行為というものはこういうものだという概念や信念をぶっ壊されました。
自分の中に新しい種が蒔かれた感じがしました。
夫の事で悩みどんよりしていた自分の中に『可能性』という光が差し込んで来ました。
でも、その『溶けて自分が果てしなく大きくなる感じ』は数年前の旧正月ライブで感じた事があり、私はそれを舞台に立っている間中感じ続けていたいと、それが自分の本当の望みである事を忘れてしまっていたのでした。


このような2つの大きな出来事があり、自分の人生を再チャレンジをしたいと思うようになり、やるならやっぱり一番やりたい事をやろう!と思ってバリ行きを決めました。

お任せはしたものの、夫の両親は高齢だったり、実家の事やら、半年もライブしないでお金はどうすんの?帰国しても皆に忘れられてるかもよ〜とか、、、、
心配の種はありますが、もう1回、ひとりになって、夫も、そしてずっと助けてくれていたミーツーニーニーも居ない世界に身を置いて自立して、そして『このタイミングでこの状況』なんだからそれを信じて頑張ります。

今までお世話になった皆様、また8月以降から宜しくお願い致します〜〜〜〜


とても尊敬している先輩とこの一連の話しをした時、「愛から選択し、愛から行動しなければ自分も他人も傷つける」と言われ、でっかいトンカチで頭を殴られた思いでした。
「でも、今、どんな状況に陥ったとしても、愛から選択し直し、愛から行動をし直せば、その先には『愛』で満ちあふれた世界を築く事が出来る」とも言われました。


夫が2年近くお世話になったディサービス施設の連絡帳の職員さんとのやり取りを読み返すと、『愛がなかったくせに』と思ったけれど、そこには私からの、職員さんからの夫への愛が沢山詰まっていました。
その”愛”は親が小さな子供に与える庇護=愛情のようなもので、子供を産んでいない私は自分が空になるほど与える機会をもらえて幸せだったのかも知れないなと思います。

ただ、本当に私と夫が望んだものは『私らは愛で繋がってるもんね〜』という心地良さや安心だったんじゃないかと思います。
私らはこの状況から卒業して新しい世界に行くけれど、本当の繋がりがここから始まるような気がしています。


リセットすると決めてから、実際に夫と別居するまでの8ヶ月間のこの過程が夫が私にくれた最大のギフトであったと思います。
この機会からちゃんと学んで、夫が心の中にある幸せを実現出来るように、そしてもし夫が私の助けを必要としたら、ちゃんと良い塩梅で手を差し出せる人になりたいなと思います。

ではでは、出発までの間、日本の冬を楽しんでライブと踊りを頑張ります〜
長いぶちまけブログを読んで下さり有り難うございました。

ナビィ


20121211-20121108_152823.jpg
(キラキラですわ)











   

お願い

皆様。
今日は『Love 沖縄@辺野古・高江・普天間』を観て来ました。

20121209-poster.jpeg

本当に本当にお願いです。
上映会場は少ないのでそうは言っても観れる人は限られてしまいますが、是非是非観てください。

沖縄で自民党が何をやって来たか?
現政権が何をやっているのか?
その政権にゆだねたのは私達です。
私達が彼らに何をやらせて来たのか?
観て知って欲しい。

映画の中には知り合いの姿もあり、胸がえぐられるような想いで観たシーンも沢山ありました。
誰でもそうだと思うけど、私は自分の友達が苦しむ姿は見たくないし、耐えられない。
だから、もう、こんな事が許される世界を変えたい。
手を変え品を変え、同じような事は福島でも起こっているし、いつか何かの問題が起きて自分が当事者になったら同じ事をされるだろう。
それも耐えられない。

映画を見終わって本当に打ちひしがれて、しばらく声も出なかったけど、自分の生きているこの国がどういうものかを思い知らされたし、改めてどんな世界で生きていたいのかを考えさせられました。

どうかどうか、皆様。
この映画『Love 沖縄@辺野古・高江・普天間』を観て下さい。
宜しくお願い致します。








   

来て来て来て〜サンタモニカー♪←古い

皆様、又しても宣伝ですいません。
今月22日 ワタクシめのダンス企画『ワールドダンスラブ』の4回目が国分寺カフェスローで行われます。
オリッシー(東インド舞踊)とフラとバリダンス。
面白いイベントになると思いますので是非是非お越し下さいませ〜〜

12月22日 ワールドダンスラブVol4〜かけがえのない人へ〜
18時開場 19時開演 チャージ3000円(ドリンク付き)
全席自由(桟敷席あり)

出演 バリダンス ナビィ ゲスト芳野未央
   フラダンス 石原としえ&HALAU HULA O KILIPOHE KA LEHUA I KA UKA
   オリッシー 福島まゆみ
(新井剛:ヴァイオリンとシタール 石田紫織:タブラ ボーカル:財善和也)

舞踊のルーツは様々ですが、日本人の私達個人それぞれのルーツに繋がる『ワタシ』でなければ踊れない踊りを求めて踊り続けています。
楽しい事も悲しい事も、自分の力ではど〜しようもないような事も抱きしめて踊り続けている私達の生き様!観に来て下さいまし〜

カフェスローは安心安全の食材のみで美味しいお料理、ドリンクを提供する本当にいいお店。
この日はイベント用特別メニューもあります。
予約はカフェスローまで
042-401-8505
宜しくお願い致します〜

20121205-img_4767_mini.jpg
(石川での公演写真です。 やまさん有り難うございます〜)

   

ただいま

実家でございます~
朝からお風呂場、トイレなど掃除をし昼過ぎから踊りも練習し…
だが、暇、暇すぎる!!

さっきマハトマ・ガンジーの『明日死ぬと思って生きろ 永遠に生きるつもりで学べ』という言葉を知った。

そうだな、それでいいんだな。


自分では『解ってる』と思っていたことが、実は解ってなかったんだなと最近思う事があったので、永遠に生きるつもりで、という気持ち、そして今、解ってると思ってる事が解ってなかったと思える事が成長の証と信じて迷い、考え、知り、生きていく。


うむ、頑張ろう。

   

おしらせ

皆様、寒いっすね〜
沖縄の映画公開のお知らせです。

『ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間』http://america-banzai.blogspot.jp/(森の映画社のサイト)
12月8日から東京、東中野の「ポレポレ東中野」の上映されます。
12:00 18:30の2回 
15:00からは『One Shot One Kill』という、『ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間』の監督とプロデューサの作品が公開されます。
www.mmjp.or.jp/pole2/←ポレポレ東中野のサイト

『ラブ沖縄@辺野古・高江・普天間』は8年間の沖縄の状況を撮ったドキュメンタリーです。
実はまだ私も観てなくてパンフレットを見ただけなんだけど、内地のニュースでは観れない、メディアが映さない、放送しない”オキナワ”がそこにあると思います。
それはナイチャーの私にとって心地良い真実ではないけれど、日本の現実がそこにはあるのでこれは出来るだけ多くの人に選挙の前に観て欲しいと思って宣伝します。
予告編を観たら、そこには知ってる顔もちらほら。
友人たちの苦悩の顔を観る
それだけで胸が苦しい。

『One Shot One Kill』はオキナワにやって来る前の入隊したばかりの米兵の12週間のキャンプを撮ったドキュメンタリー

多くの方に是非、宣伝をば宜しくお願い致します〜
youtubeで公開中 予告編
http://www.youtube.com/watch?v=GmvN8zzc9kA