Archive for 2015年09月

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色々書きたいのですが〜

先日ブログを書いてから日々色々ありはしたのですが、取り急ぎ、ヨシミツくん生誕祭出演者の紹介を致します!

今回はマブリでございます。

マブリは三線(奄美)とギターの田中アツシさんとジャンベ時々ギターの奈良大介さんの二人組で、ライブの殆どの曲が奄美の島唄をアレンジしたもので構成されていますが、元々お二人は奄美島唄の大家の朝崎郁恵さんのお弟子さんでバックミュージシャンでもあるので、そりゃー当然、二人の歌う奄美島唄は、その声は素晴らしいのです。

寿[kotobuki]は二人とは別々にお会いしているのですが、
奈良さんは、イベントや祭り関係で出会うと後ろでジャンベを叩いてもらったり私のダンスのイベントにアフリカンのチームで出て頂いたりと以前から音の繋がりはあったのですが、アツシさんとは確か五反田の『結いまーる』か、朝崎さんとご一緒したイベントで出会ったかなのですが、奈良さんのように音遊びをした事がなく、何となく「面識ある人」くらいの存在(すいません!!!!)でした。
が、かれこれ8年くらい前にマブリの主催する”くるしゅロック(黒潮)”に寿[kotobuki]を誘って下さり、セッションをするようになってからマブリとのご縁が深まりました。
そして、アツシさんに至っては、去年から始めたスカを目指しつつメンバーの誰もがスカを良く解ってないバンド(笑)”コトブキャ”を一緒にやるようになってからますます親交が深まっております〜〜〜〜

アツシさんはお祖父様が奄美、喜界島の出身でいらして、若いうちから東京で暮らし東京の奄美島唄会を牽引するべく、毎晩のように島出身者を自宅に集めてはお酒を飲みながら歌遊びをしていたらしいです。
そんな夜な夜な繰り広げられる歌遊びの世界に生まれた時から浸かっているアツシさん。
若かりし頃はご多分に漏れずビートルズやRCサクセションやいわゆるロック少年だったようですが、ある時を境に自分のルーツミュージック、自分の魂の音楽が何か?に気づかされます。
30代の初めに三線と奄美島唄を本格的に始めたそうなので、こういう世界の中では遅いデビューなのではないかと思います。
アツシさんが「くるしゅロック」でやりたい事ってお祖父様達、島人が夜な夜なやっていた”歌遊び”、その世界なんだな〜と最近、ようやく理解しました。

奈良さんが何でアフリカンな男(ルックスもそこはかとなくアフリカン)が奄美島唄に行き着いたのかは全く知りません!!(笑)
が、奈良さんは本当に歌が巧いです!!
節の回し方や裏声を伸ばした声質が師匠の朝崎さんにとっても良く似ていて、そして味がある!

私は奄美の島唄に関しては殆ど良く知らないし、奄美諸島には沢山の唄者がいらっしゃると思いますが極限られたCDをリリースしているような方の唄しか聴いた事がなく多くを語れませんが、二人の歌声はとってもプリミティブで、そして奄美諸島が琉球国の華美な芸能の影響もなく産業もなく、何もない島だったからこそ、こんなに美しく切なく唄で遊ぶ事への豊かな情熱が込められているのではないかと、島人達の島唄への愛情を感じさせるのものです。
とても素敵です!

先日、大阪で”コトブキャ”のライブをした時、リハーサルで私がアツシさんに「ライブ中に一人で奄美島唄を歌う時間を作れば?」と言ったら「無理無理!いつも奈良さんと一緒に掛け合いで歌っているから、オレ、一人じゃ〜何も出来ない男なんだよ。」と言った時、もしかしたら単に一人で歌うのがめんどくさかっただけ?かは判りませんが、奈良さんへの愛を感じました♡

寿[kotobuki]のファンには馴染みが薄い奄美島唄ではありましょうが、一緒に歌える歌も踊れる歌もあるので一緒に楽しみましょう!!
わーーーーーーん、私も楽しみだ!
チケットの予約は寿[kotobuki]のサイトから出来ます〜〜〜〜〜〜

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メンバー紹介第3弾

ヨシミツくん生誕祭の出演者のご紹介、第3弾は渡部泰介(ティースケ)さんでございます。

泰介くんは前任のピアニストが辞めたあと、「いつも一緒にやってるタイスケが寿[kotobuki]に似合うと思うけどどうかな?」とパンダねーさんがおススメしてくれました。
その時は本当に寿[kotobuki]大編成にピアニストが必要かを軽く悩んでいたのですが、ねーさんのお言葉で「じゃ〜その人と一緒にやってみようかな?」という気になり、ライブで弾いてもらうことにしました。
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初めてのリハーサルでのティースケくん(以下、これにします)は今から思うと大分緊張していたように思います。
パーカッションの渡辺亮さんの大ファンだそうで(CDも持っていた)、あるスジからの有力な情報によりますと「好き過ぎて口も利けない」らしい。
亮さんが車でティースケくんを自宅まで送った時、車中ではほぼ無言だったという情報もあり。
中学生の片思いか?
メンバーとの初めての出会い&亮さんとの遭遇でかなり緊張していたんだね〜
元々が静かな人なのでそんな風にも見えなかったけど、、、、、

元来、静かな人であるはずのティースケくん。
ひとたびピアノの前に座ると、「どうしちゃったの?」(すいません)とびっくりするくらい人が変わるのである。
とにかくアクションが激しい!!!そして生音もデカイ。
そして、衣装のチョイスが凄い!
ある年の寿町フリーコンサートでは、つるつるのアタマにモヒカンのズラを付けて飛び跳ねながら弾いてました。
その姿を見たニーニーは「ティースケくんのご乱心」と大層喜んでおられました。
言葉に出来ない、表情に現せない豊かな熱い想いを鍵盤にぶつけてるのか?
その姿はまさに孤高の芸術家?
そりゃ、良く言い過ぎか?

ライブ中のみならずリハーサル中にまで色々笑いを提供してくれるピアニスト ティースケくんですが、彼のピアノおよびキーボードは温かみがあります。
最新アルバムの『もう愛しかない〜愛溢るるバージョン』のピアニカとオルガンなんて、わたしゃ〜〜〜、この温もりのある音を入れたいがためにこのアレンジを考えついたと言っても過言じゃないかも!と思うくらい好きだ!!
パーカッション、ギター、ベース、うたのベーシックを録音した後にティースケくんの音を重ねたのですが、録音中、ティースケくんの音を聴きながらわたしゃ〜、行った事もないけどカリブのビーチにいましたよ、ココロは。
ティースケくんの音が入る前はカリブじゃ〜なかったね。
ん〜〜〜〜〜〜、ビーチでもなかったかもしれない。

いつも、ギターだけで歌っているので、ピアノやベースなどのギター以外の楽器の入る意味は、大概の人がそう考えていると思いますが「いつも歌う時に見える景色を変えてくれる」というもので、ティースケくんの音は「色」「匂い」が何か彼独特のものがあるのかその世界は随分と変わるんですよ、私にとって。
だから、一緒に歌っていて本当に楽しい。
今年の旧正月ライブでフラダンサーの皆とティースケくんのピアノで歌ったハワイの聖歌はピアニストがティースケくんではなかったらやろうとは思わなかったかもね〜と思います。
有り難うね〜〜〜〜ティースケくん。

こうやって一人、ひとり紹介文を書いていると、私達寿[kotobuki]はいいミュージシャンに囲まれてやって来れたのね〜と、感謝の気持ちが湧いて来ます。
有り難う、皆サマ。
そんなわけで10月8日、ミナサマもお楽しみ下さいませ〜〜〜


   

心よりお見舞い申し上げます。

思いも因らぬ大雨の水害で3.11で被災地となった地域がまた被災し言葉も出ません。
寿[kotobuki]や私個人と関わりのある方々、皆さん、ご無事でしょうか?
被害に遭われた方々の平穏な暮らしと、心穏やかに暮らせる日常が早く戻って来ます様にお祈りしています。

昨日はアレンジャーの井上鑑さんのお誘いで11年ぶりに”ノーニュークスギグ”に出演させて戴きました。
11年前の状況とは全く違っていて、会場のムードも少し緊張しているように思いました。
震災、原発事故、今回の水害、そして安保法制など誰もが心がぎゅっと縮こまるような現状だからこそ音楽や踊りの出来る事があると改めて思いました。
尊敬するバイオリニストの金子飛鳥さんもこのイベントの主催者のお一人で、昨日ももちろん参加されていたので急遽、開演直前にお願いして『ORION』のでバイオリンを弾いて頂きました。
それはもう美し過ぎて何だか泣きそうでしたが、演奏が終わった瞬間のミーツーニーニーの表情にも同じような気持ちが現れていました。
幸せでございました。
金子さん、誘って頂いた井上さん、スタッフの皆さん、お越し下さった皆様
有り難うございました。

さて、10月8日のヨシミツ生誕祭の出演者のご紹介第2弾は”COCORO*CO
"でございます。
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ミナサマ、ご存知のようにコーラスでライブにレコーディングにと参加してくれているパンダねーさん(宮原裕子)とHalちゃんとはもう10年以上のおつきあいになり、一緒に歌う事以外にも時々、ご飯を食べに行ったり最近は『9番目の誓い』を一緒に作ったりなど仲良くさせてもらっちょります。

お仕事を頂いた事務所にCOCORO*COが所属をしていて、その事務所からのお仕事ライブにパンダねーさんが来てくれた事が始まりでご縁が出来ました。

20代に初めにニューヨークにちょっとだけ旅行をした時、ブロードウェイで黒人さんだけがキャストを務めるミュージカルで初めてゴスペルというものを知り衝撃を受け、そしてその後、アメリカのケーブルテレビの布教番組のゴスペル歌いまくりの図を観まくり相当な感銘を受けて帰国しました。
が、しかしどういうわけが私自身がゴスペルシンガーになりたいと思いはせず、そんな歌が歌える人達と知り合ってコーラスをやってもらえたらいいな~と漠然と思っておりました。
ので、パンダねーさんから「私のグループの”COCORO*CO”のライブにも来て下さい~」と言われた時は渡りに船でございました。
そして観に行き、ガッビョ~~~~~~~~ン。
「もうこの人達にお願いするしかあるまい!」と即決しました。
パンダねーさんに早速相談し、既にメインボーカルの居る寿[kotobuki]じゃ~コラースは3人が限界だ!って事でねーさんがHalちゃん、そして当時メンバーだったけいちゃんを誘ってくれ、はるぱんさん以外は交代し只今3代目を襲名されたアフロ(名取ゆかり)ねーさんが手伝ってくれて今に至っております。


私が”COCORO*CO”にガッビョ~~~~~~~~ンとなった大きな理由は歌の根幹が、メッセージが寿[kotobuki]とほぼ同じと思った事。
それと、「見本がある、誰かに似ている」という感じがしなかった事、つまりオリジナリティーを感じた事でした。
ソウルミュージックは好きだけど、一番好きだ!というわけでもない私がほんの数日間のニューニョークでのゴスペルセンセーションで「この人、すんげ~~~~~~~っ」と思ったシンガーさんは誰か見本がいる感じがしない、その人の中から『神様への想い、感謝がただメロディーとリズムと歌詞と声になっただけだ』とそんな感じがとてもしたので、”COCORO*CO”を観た時の「誰かに似てる」という感じがしなかった事はとてもとても重要な事で、誰にも似ていないと言いながらおかしな表現ですが、まるであのケーブルテレビで観た熱狂して歌う人やミュージカルで観た人達と同じ匂いがしたのでした。
つまり、ゴスペルというジャンルを巧く誰かのように歌う事を目指して活動しているのではなく、その精神性に根ざし自分の声で勝負して活動している人達だと感じたのです。
あれ?これ誉め過ぎ?誉め過ぎだな、、、、、、、、
ここまでの文章、無かった事にして下さい、、、、、

そんな出会いから10年以上が経ちました。
私の身にもはるぱんアフロの身にも色んな事があってもお互い、励ましあって歌い続けられている事に感謝と喜びを感じています。
本当は4人メンバーで美しいハーモニーを奏でているのに、私というメインボーカルがいるばっかりに(笑)Mogちゃんをお誘い出来ずここ最近は「ど~にか4人で歌ってもらえる機会はないかな~」と思っていたので、今回、”COCORO*CO”完全版!で参加して頂ける事になり感無量です!!!!
そんな4人に寿[kotobuki]のカバーまでやって戴くとは、多分、ニーニーよりも私の方が楽しみにしてるはず?

寿[kotobuki]のファンの方で”COCORO*CO”4人の歌声を聴いた事ない方々にはもちろん、”COCORO*CO”ファンの方々にも喜んで頂けると思います。
是非是非、お越し下さいませ~


   

このまま秋なのか?

更新してない間にいくつかのライブが終わってました。
各ライブにお越し下さった皆さま、そして関係者、主催者の皆サマ、有り難うございました。
感謝しています〜

さてさて皆サマ。
10月8日 ナーグシクヨシミツ生誕祭りライブが近づいて参りました!
チケットのご予約、購入はお済みでしょうか?
今回はヨシミツくんの半世紀生きた祝いの座に参加して下さる各出演の魅力を出演者ごとにご紹介していこうと思います。
私の拙い文章で伝わりますやら、、、判りませんが。

今日はアニキと呼ばせて頂き早や十数年。
沖縄県那覇市首里出身の先輩Shyさんのご紹介です。
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アニキとは、上野水上音楽堂での沖縄関係のイベントでお会いしました。
その時のアニキはドレッドヘアで挨拶も『ヘイ、ヤーマン!!』みたいな、、、、
何だか普通の話しが通じなさそうな(笑)雰囲気だったのですが、”沖縄ナイト”に誘って頂き深く関わる様になってみたら、あーた!!は~も~びっくり!
宇宙一真面目で律儀な男でした!
その真面目と律儀さにジョニー宜野湾さんと『ギネスに載るほど真面目な男』といううたを作ったくらいです。
アニキと行くツアーは私とニーニーとではあり得ない事ですが絶対に30分前行動。
そのお陰で良かった事もあれば、あちゃ~~~~~って事もありました。
北海道某所のツアーでは暖房がついたばかりで凍えそうな早朝の駅待合室でガタガタ震えながら列車を待った事もあったなぁ~

イベントの出店者で一度でも誘ったお店はイベントが続く限り誘う。
ライブに来て下さり友達になった飲食店経営者のお店には必ず挨拶に行く。
そんな義理堅い律儀なアニキに誘われて行ったツアーの行く先々で私達はアニキの後輩というだけで色んな人達にホント~~~~~に良くして戴きました。

年間365日の殆どをどこかで歌いまくり毎晩の打ち上げも律儀に参加しているアニキですが、声が擦れているのを聴いた事がありません!
正に強靭の声帯の持ち主。
因みに私のヤワな声帯でこの生活は3日が限度です。
そして、アニキの凄いとこは、あの本当の黒人さんのようなソウルフルなリズム感と声と感性。
ですが、それが誰かに似ているとか真似しているとかではなく、アニキがソウルフルな人間であるが故、という気がします。
私もそんな風でありたい!
初めてアニキの歌を聴く方も是非、そのソウルフルな歌声にしびれまくって下さい!

本当は九州ツアーを入れようと考えていたらしい日程だったにも関わらず、私の誘いに快く応じて参加して下さるアニキ。
有り難うございます、楽しみにしています~。
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〜写真はちえこさん 有り難うございます。〜

ナビィ