というより夏のようですわね〜
GWになりましたけど皆様、いかがお過ごしですか?
私はバリから帰国して半月以上が経つというのに、おそろしや〜〜〜〜朝起きた瞬間、「レッスンに行かなきゃ」と今だにそう思うのでございます、、、、
やっぱり1日5人の先生のレッスンを2日続けて受けた時のトラウマ(?)が、、、、
あの時、朝の8時から夜の7時までレッスンしてましたけど、11時間って結構短いんだなと思いました。
今回、ちょっと面白い事がありました。
いつもの様に乗り合いバスでウブドの宿に帰ろうと思い、バイパス(と言って良いと思う)でベモ(乗り合いバス)を待っていたら車が止まり運転していたおじいさんが「マドモアゼ〜〜〜ル」と叫んだ。
周りを見ても呼び止められそうな状況の人は私と中学生の少年だけ。
「私??」と思い、じぃ〜〜〜っと見てたらおじいさんが手招きするので近づいてみた。
「Where you going?」と聞くので「ウブドに帰りたいのでベモを待ってます」と言うと、今からウブドに行くので乗れと。
今のご時世、ただって事はないなと思い、幾らか訪ねると「5万ルピア(500円くらい)」
う〜〜〜〜〜ん、ベモなら5千ルピアでウブドに帰れる事を知ってるからな〜〜その誘いにゃ〜のれないなぁと思って断ると「じゃ〜1万で」とちょ〜〜〜ディスカウント!!
時刻表などない、いつ来るのか知れないベモを待ってるのも暑いくて辛いし、良くみたらおじいさん、中国の神様みたいな顔だし大丈夫な気がすると思い乗ってみた。
おじいさんは『ジャムー』というインドネシアの漢方薬を訪問販売していて薬を売りにウブドに行く途中だった。
「いつもは奥さんが一緒だけど今日は一人で連れが居なくて淋しいな〜と思ったらあんたがいたというわけじゃよ、はっはっは〜」
みたいな話をされ、その後、「ところで、ワシはすぐはウブドへは行かんよ、○○って村で薬を売ってから行くよ」と言われ、マジですか???乗る前に言わんかいな!!あたしゃシャワーを浴びて10分くらい昼寝してご飯食べて次のレッスンに行きたいから早よ帰りたいんじゃ〜と思い、訴えてみたが、おじいさんったら「はっはっは〜〜すぐ終わるよ、ノープロブレム!!」と高笑い。
なんだかこのおじいさんには逆らえない感じがして、身を任せる事にした。
村の名前は忘れたけど、それほど遠くなく、数軒、木彫りを作って実演販売するお店に寄った。
どのお店も観光用の大きなバスが何台も止まれるくらいの広い駐車場があり、その駐車場は木々が沢山あって、そこから光る空を見上げてると気持ちがいいので「まぁ、いいか」と完全にあきらめがついた。
各店先で「あんた誰?」みたいに聞かれ、おじいさんに連いて来たといい加減なインドネシア語で答えると「あらま〜じゃ〜コーヒーでも飲んで待ってなさい。バリのお菓子も食べないさいよ〜」と次から次へと貢ぎ物の様に頂きまくり、、、、
「いや〜今日はもう昼ご飯はいらないな〜」ってくらい色んなもん頂きました。
散々、食べ散らかし、木彫りを売りつけられそうになると「すいません、今日は2万ルピアしか持ってません」で逃げ切り、時々踊らされそうになったりしながら約1時間。
やっとウブドへ出発の時間が来ました。
最後のお店で何故か盛大に見送られ、いつもは通らない静かで田んぼだらけの道を通りウブドへ戻りましたが、その道を通っている時「初めて来た時のバリってこんな風に田んぼだらけで人はの〜んびり歩いていて、田んぼの向こうから雲がもうもうと湧いていて、、あぁ、昔のバリみたい〜〜〜」と思って心がほわ〜〜〜〜〜んと軽くなって行きました。
バリは車やバイクの量も増え、そりゃー日本よりは全然まだまだ自然は残っているけれどどんどん木々も減り、ウブドは田んぼだらけだったけど、今はスパだらけ、、、、
南国だから暑くて当たり前だけど、木々が無さ過ぎて暑すぎる。
木々が風に揺れて風の音がして、美しい鳥の声が聞こえたら暑さも減るけどウブドはそんな光景が減って来た。
久しぶりにバリらしいバリを感じた気がしました。
おじいさんに「昔のバリみたい〜」と言ったら「そうだろ〜だからワシはこの道を通るのが好きなんじゃよ」とおじいさんも上機嫌。
入道雲に追いかけられながらそのままウブドに到着して別れましたけど、なんだかプチ観光が出来て幸せでした。
おじいさん、有り難う〜〜〜
幸せだったんで、つい持ってる2万ルピア、全部払っちゃったよ〜
やっぱり、あのおじいさん、何か持ってるヤツかもね。
ところで、日本で習ってる琴江師匠のところに親子で習いに来てる人がおり、その一家が宿の隣の部屋に数日宿泊してました。
娘さんはほのかちゃんと言って、ほんとうに可愛い〜〜〜〜〜〜
で、『オレッグ』というミツバチの求愛の踊りのメスを習ってるそうなので、んじゃ〜私、オスやるからいつかおばちゃんと踊りましょ!!と口説いてます。
本当は
メス「おほほ〜〜〜捕まえてごらんなさ〜い」
オス「待て〜〜〜〜ほ〜ら捕まえた!」
みたいな、昔の大映テレビの赤面もんのシーンみたいなおっかけラブラブ場面があり、そこを再現したかったのですが、
ほのちゃん、完全にオスを無視!!!
ちきしょ〜〜〜〜いつか絶対に惚れさせてみせるぜ!!
身長差が凄過ぎて、私、ほとんど座って踊ってなきゃいけないけど、腰の筋肉を柔らかくして足の筋肉を鍛えて乗り越えてみせるぜ。
カモ〜ン、ほのちゃん。
今回もバリ通信になっちゃいましたけど、皆様、良いGWをね〜〜〜