Archive for 2011年05月

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偉いなぁ〜

今日は寿町ライブのため、ベース、ドラム、ギターの3ピースとホーン番長大熊さんとで大まかなアレンジを決めるリハーサル。

旧正月ライブでお披露目したヴィクトル・ハラの『平和に生きる権利』は今回もホーンセクションが入るのでやりますが、やっぱり名曲やなぁ〜
楽しみ。

俳優の山本太郎氏が、文科省前での福島の学校の校庭放射線量20ミリシーベルトと認定した事に抗議する集会に参加し、Youtubeや自身のブログでも反原発のコメントを発表しているとのニュースを読んだ。

偉いというかなかなか出来ない事だと思う。

メッセージの中に、高濃度汚染地域から逃げてくれ、子供達を生かして命を継いでくれという言葉もあって、それは非常に人間らしい言葉やなと思う。

反原発を言うなら電気を使うなという主張があるけれど、そもそも原発でなければ発電出来ない事はないし、うちは、東京電力の言う首都圏に必要な電力供給量というものもあんまり信用出来ないと思っています。

5月3日に出演した憲法記念日の集会の時に、伊藤千尋さんという方のお話の中でアイスランドの地熱発電の話が出て来ました。
うちもアイスランドに行って、アイスランドがほぼクリーンエネルギーで電力を賄っている事、地熱発電の温室で栽培しているので高い自給率を誇っている事を知っていたんだけど、その地熱発電は日本の企業が技術提供していると聞き、びっくり。
コスタリカの地熱発電も日本の企業が技術提供しているらしい。
日本だって温泉あるんだから、おまけにそんな高い地熱発電の技術があるなら出来るじゃん?地熱発電、と思う。


そんなわけで、反原発の署名ばかりを集めたサイトを見つけました。
http://matome.naver.jp/odai/2130148259763568501
ご利用下さいませ。
次のライブは『しまぶくろ』です。

ではでは〜ん。

   

想う事つらつら

今日は夏の様な陽気ですわね。

ここ最近東京電力の悪口ばっかり書いている様な気がするけど、記者会見観る度、ムカムカ、、、、、
あれだけの大企業ともなれば、申し訳ないとはなかなか言えないんだろうか?
いや、でも雪印乳業は土下座の上にかなり厳しい制裁があったと思うから、やっぱり体質なんだろうか?

発電と小売り(送電って言ってたかも)を別にする、と総理が検討中とか、、、、

ちょっと話はそれるけど、アメリカの3人の議員が「在日米軍基地をグアムへ」と提案してる事が数日前にニュースになった。
アメリカも今の日本も財政難の上に、地元の反対もあり普天間を辺野古へ移設する事は難しい、軍全体を縮小し、オサマビンラディンも一応死んだとされ、テロとの戦いは一段落。
だから、軍事費も削減し、国の財政をどうにかしようというのがこの3人の議員のコンセプトだった。

アメリカはもちろん、国家の決定事項ではないと国防総省がコメントを発表したし、日本政府も「議員の提案に過ぎない」って事で、この発言自体が軽視されていた。

数十年、在日米軍基地問題に携わって思うのは、結局、原発と同じ。
一部の人の莫大な利権を守るために、どんなにやっかいな問題が起こっても、意地でも存続させるという、その構造は全く同じ。

そして原発も基地も「あなた達の生活を守るため」というきれいな色のオブラートに包まれて配られる。

もうそろそろ、オブラートの中のキャンディーの正体を見破れる力を持った方がいいじゃないかと思う。


常々、電力会社の小売り独占をやめろ〜と思っていたうちとってはこの総理の『発電と小売りを分ける』発言は、お〜そりゃ〜ええやん!!と喜びたいところだが、この考えや発言がどこからやって来たものなのか?どういう意図があるのか?はよ〜〜〜〜〜〜〜く見、聞き、考えないとね、と思う。



ではでは、皆様〜
またライブでお会いしましょうね〜












   

It's Wonderful World!!

昨日の王子「ハイビスカス」のライブにお越し下さった皆様、有り難うございます〜
久しぶりの再会もあり、嬉しい1日でございました〜

ライブの後、沖縄そばをご馳走になりましたが、ハイビスカスのそばは美味しい!!
都内ベスト5に入るなぁ。


昨日、最終の京浜東北線が事故で遅れ、帰宅したら2時近くになってました。
お風呂を湧かしている間何となくテレビを見始めたら、たかのてるこさんがルーマニア、ロマの村を旅しているドキュメンタリーが放映されていました。

ロマのカティというおばあちゃんの家にホームスティしているんだけれど、本当にインテリア、装飾品など家の中にあるものが可愛くて可愛くて、我が家もあんな風にしたいなぁ〜〜〜と思いつつ、たかのさんのパワフルなコミュニケーションも素晴らしく、音楽も素晴らしく、何て世界は多様性に満ち溢れ、人の作り出すものは素晴らしく美しく愛らしく、あぁ、やっぱり、バリに行ってるだけじゃ〜つまらない!!
ルーマニアも、キルギスタンも、アルメニアも、アゼルバイジャンも、もう一回、アイスランドもチリもイースターもタヒチも、行ってないけど、トンガも、チュニジアもモロッコも、行きたい所へは旅に行かなきゃ〜ならねぇ!!と旅欲がムラムラ〜湧いて来ました。

うちはロマの文化に詳しいわけでもなく、「ロマ」というのがヨーロッパで暮らす遊牧民のうち、インド発祥民族を指す言葉である事を最近知ったくらいなので知識は随分浅い。

けど、日本の歴史を振り返ってみると、国土が狭いからか民族性からか、一つの場所に定住し、そこから仕事に通い、という歴史は古い様な気がするが、ロマは今は定住したり、子供を学校へ行かせたりなど、その生き方にも変化がある様だけれど、その様な歴史は浅いと思うと、生きる事に於いての重要なモノ、その在り方は全然違うんだろうなと想像する。


今ではバリはインターネットも携帯電話も普及し「世界」に対する認識の違い、ずれも昔よりは大分少なくなってる様な気がするけれど、それでも、その視点には驚かされる事も沢山あり、そこにはどちらが正しい、間違っているという事は無い様に思います。

民族の在り様というのは、その場所、空間で生きる事で根付いた『生き方』こそが形成するし、そこから生れる『生きる知恵』に、その民族の歴史が刻まれていると思います。



たかのさんが「ロマは『今、現在』が一番大事で過去や未来はあんまり重要じゃない」とか「ものを所有するという概念がない」いう事を言った時、一緒に出演していた島田紳介氏が「それは、馬鹿だ。人間は未来がどうなるのかという不安があるから努力をするし、貯蓄をしようとする、そうやって進化する生き物だから、それがないのは人間としてどうか?」みたいな事を言っていたけれど、この地球上に存在する全ても民族、人間が、今の日本人の様に所有欲にまみれていたら、とっくの昔に地球上に存在するあらゆる資源はなくなり、人間という生物は絶えていただろうと思う。

そう考えると彼の様な所有欲に満ちた人達は、所有欲のない人達がいてくれてるお陰で余裕しゃくしゃくで物欲に満ちた日々が送れてるわけだから、感謝こそすれ「馬鹿」とか言っちゃうのはどうなのか?と思ったのでした。

ではでは、またね〜〜〜〜
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(本文とは全然関係ないが、バリの仮面舞踊の師匠の2歳になる息子。すでに仮面舞踊の踊り手になっちょります。脈々と受け継がれるバリの伝統の流れる様を見た瞬間でした。)

   

つらつら思うこと。

ゴールデンウィークはここ何年も『休んだ』という実感のないまま過ごしてましたけど、5日に長野の住むバリ人のデウォちゃんに会いに、デウォちゃんがバリで経営する宿で出会った長野出身の友達Aちゃんと一緒に遊びに行きました。

温泉、善光寺(よしみつ寺と我々は呼んでましたが)そして、長野在住のバリ人3人と遊び、楽しいゴールデンな週間でございました。
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(ポップ制作、お迎え、などなど有り難う〜Aちゃん!!)
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(アイドル風に撮ってはみたが、、、、)

温泉に行く道すがら、まだ満開の桜を見ながらのドライブ。
遠くの山にはまだ雪も残ってて、空気もまだまだ冬の匂いが交じってました。
泊めて頂いたAちゃんのお家ではお父さんが育て、挽き、打ち、茹でて下さった美味しい手打ち蕎麦に、ワイルドすぎる山菜の天ぷらを頂き、
善光寺では、本堂の仏像、装飾品の素晴らしさに日本人の信仰心の深さを改めて感じ、Aちゃん大絶賛のびみょ〜〜〜〜な風味の『みそソフト』を食し、帰りの新幹線では美味しいオヤキと小布施の栗を使ったお菓子をたらふく食べ、
大自然とバリ人と長野グルメを満喫した1泊2日の旅でした。

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(みそソフトのビミョ〜さに黄昏れるナビィでありました)

お世話になったデウォちゃんほか、長野市在住のバリ人の皆様、Aちゃんとお父さん、お母さん、有り難うございました〜


ところで、昨日、テレビで福島原発の警戒地域から避難している人達が一時帰宅したニュースを観た。

本当に辛くなって涙が出て来た。

この惨状をテレビで観るだけの私とこの現状を生きる人達がいるこの現実。
何故、この人達がこの様なメに遭わなくていけないのだろう。

前にも書いたけれど、東京電力の会長、社長だけが悪いとは思わなけれど、この惨状を引き起こした責任は彼らには絶対あるし、問題は『ただ原発が事故を起こしました』という事ではなく、その事に端を発して家族が引き裂かれたり、生活の基盤が失われたり、という、つまりは『日常』という人が生きる上で『失いたくない』と思っているものを奪う深刻な事態を引き起こしてしまったという責任を本当に感じている様には思えない。

なんだか他人事の様な物言い、自分達も被害者だと言いたげな行動をニュースで見ると本当にイライラする。

失ったものが大きすぎて、お金で解決出来る事なんて本当には無いのかもしれないけれど、
資産没収くらいして賠償金、復興のための資金にあてて欲しい。
年収300万以下で暮らしてる人達は山ほどいるんだから、彼らだって、年収をそれぐらいまで、向こう10年間引き下げたったって生きて行けるはず。
特に自民党政権はそれを強いて来たわけだし、政治家の皆さんも前向きに大幅減俸をご検討戴き、是非、モデルになって頂きたいもんです。


起きてしまった事はどうしょうもなく、どんなに昨日が1年前が素晴らしかったとしても戻れる事はない。
だから、最悪な事を最善の方向へ舵を切ろうと決めて進んで行かなければ、死んだ人達は浮かばれないし、私たちにも何の進化もないででしょう。


この現状が改善され、良い事へと転嫁するように、私も文句言ってないで考えないといけないね。

ではでは〜ん。






   

yomogi love!!

近所で無農薬のよもぎを売ってたので、購入。
早速よもぎ団子を作りました。
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よもぎ、って〜のはどうしてこんなに美味しいのだろうか?
春の訪れの幸せと、美味しいものを食べれる幸せを感じる。


旦那くんは、この様な、何といいますか、もちもちしたモノを食べた時の飲み込み時が難しいらしく、例えばベーグルとか、いつまでも『もっしゃ、もっしゃ〜♪』といい音をさせて食べてます。
そして、飲み込む時は、よっ〜〜しゃ飲み込みますぜ!!と意気込んで飲み込むのが可愛い。

誤飲したら困るので、隣でじぃ〜〜〜つと見張ってるんだが、本人はどう思っているんだろう?
『あんまり見つめないで〜』くらいは思っていそう。


ではでは〜
今日は昼から日比谷公会堂でライブでございます。
皆様、良いゴールデンウィークを!!