あぁ、すご過ぎた
今日は昼過ぎまで旦那はんの面会へ行き、その後、又してもイブ・チュニック イブ・スカールのバリ舞踊のワークショップに行きました。
今日はふたつの踊りを教えてもらったんだけど、2つ目に先日観に行った『ジョゲッ ピンギタン』という80歳過ぎのオバァ、イブ・チュニックのお家芸の踊りを障りだけを教えてもらった。
この踊りは、一人で、魔女、大臣、老女、若い魔女の弟子、ランダ、バロンなどなどを演じ踊る踊りで、今はほとんどの村で廃れてしまい、もちろん観光では観る事も難しい踊りらしい。
うちも前から噂では聞いていたけど、今回の日本公演で初めて観た。
ワークショップの最初にオバァの模範演技があったんだけど、それを観ているうちに、なにやらおでこのあたりがムズムズ、、、、
そのうち、目、鼻の奥がむぎゅと開いて来るのがわかった。
「なんだろな〜この感じ」と思いつつもあまりに踊りがすご過ぎて考えられない。
今まで経験した事のない、その感じがとてつもなく気持ち良く、ずっと味わっていたかった。
オバァはとっても小さくて(チュニックっていうのは『小さい』って意味らしい)可愛らしい人だったけど、20人以上の参加者をもの言わず、音楽に合わせて踊るだけで束ねてしまう、すごいパワーがあった。
そして、ほとんどの参加者にとって未知の形、振り、が山盛りでわけがわからないまま踊っているにも関わらず、とても気持ちが良く、なんだか魔法をかけられていたかの様だった。
子供の頃、貧し過ぎて学校へはもちろん、踊りを習う事など出来なかったオバァは、上演がある度に「ジョゲッピンギタン」を観に行き、いつの間にか覚えて踊れる様になっていたらしい。
「私には踊りも歌も先生はいない」と言っていたし、お孫さんのイブ・スカールが「オバァの踊りはとても自然なもので、オバァにしか踊れない味がある」と言っていた。
凄いなぁ〜
オバァが「踊り」そのものだったなぁ〜
実際自分が踊ってみて、今自分が習っている現代の踊りとは全く別ものですんごく難しかったけど、濃密で楽しい時間だった。
バリ人でもなく、大人になってバリ舞踊を習ったうちは、やっぱり頭を使っている事が多く、身体だけがただ動くって事はそうそうない気がする。
けど、今日は思考が止まるくらい、自分のキャパを越えた踊りだったのでただ動くしかなかったのも良かったのかもしれない。
今まで使った事のないポイントを使って踊った気がして、自分の身体の可能性を感じたりもした。
たまには、空になるって必要な事だなぁ〜
かなりの筋肉痛になりそうなくらい、ハードに動いたけど身体はとっても喜んでいたもの。
頭にある事を具体化するための道具として身体をこき使ってばっかりじゃ〜可哀想だもんね。
今日のこの感じ、忘れたくないなぁ〜
二人のすんばらしい踊り手と主催者、スタッフの皆さんに感謝。
今日はふたつの踊りを教えてもらったんだけど、2つ目に先日観に行った『ジョゲッ ピンギタン』という80歳過ぎのオバァ、イブ・チュニックのお家芸の踊りを障りだけを教えてもらった。
この踊りは、一人で、魔女、大臣、老女、若い魔女の弟子、ランダ、バロンなどなどを演じ踊る踊りで、今はほとんどの村で廃れてしまい、もちろん観光では観る事も難しい踊りらしい。
うちも前から噂では聞いていたけど、今回の日本公演で初めて観た。
ワークショップの最初にオバァの模範演技があったんだけど、それを観ているうちに、なにやらおでこのあたりがムズムズ、、、、
そのうち、目、鼻の奥がむぎゅと開いて来るのがわかった。
「なんだろな〜この感じ」と思いつつもあまりに踊りがすご過ぎて考えられない。
今まで経験した事のない、その感じがとてつもなく気持ち良く、ずっと味わっていたかった。
オバァはとっても小さくて(チュニックっていうのは『小さい』って意味らしい)可愛らしい人だったけど、20人以上の参加者をもの言わず、音楽に合わせて踊るだけで束ねてしまう、すごいパワーがあった。
そして、ほとんどの参加者にとって未知の形、振り、が山盛りでわけがわからないまま踊っているにも関わらず、とても気持ちが良く、なんだか魔法をかけられていたかの様だった。
子供の頃、貧し過ぎて学校へはもちろん、踊りを習う事など出来なかったオバァは、上演がある度に「ジョゲッピンギタン」を観に行き、いつの間にか覚えて踊れる様になっていたらしい。
「私には踊りも歌も先生はいない」と言っていたし、お孫さんのイブ・スカールが「オバァの踊りはとても自然なもので、オバァにしか踊れない味がある」と言っていた。
凄いなぁ〜
オバァが「踊り」そのものだったなぁ〜
実際自分が踊ってみて、今自分が習っている現代の踊りとは全く別ものですんごく難しかったけど、濃密で楽しい時間だった。
バリ人でもなく、大人になってバリ舞踊を習ったうちは、やっぱり頭を使っている事が多く、身体だけがただ動くって事はそうそうない気がする。
けど、今日は思考が止まるくらい、自分のキャパを越えた踊りだったのでただ動くしかなかったのも良かったのかもしれない。
今まで使った事のないポイントを使って踊った気がして、自分の身体の可能性を感じたりもした。
たまには、空になるって必要な事だなぁ〜
かなりの筋肉痛になりそうなくらい、ハードに動いたけど身体はとっても喜んでいたもの。
頭にある事を具体化するための道具として身体をこき使ってばっかりじゃ〜可哀想だもんね。
今日のこの感じ、忘れたくないなぁ〜
二人のすんばらしい踊り手と主催者、スタッフの皆さんに感謝。