西本智実氏大絶賛!!の巻
先日、11月25日 横浜みなとみらいホールに、日本発世界的女性指揮者「西本智実」さんの『幻想ツアー2005』を観に(聴きに?)行って来ました。
最近、旦那さんが仕事で西本さんのインタビューをしまして、
前々から名前だけは知ってたし、最近は家電メーカーのCMにも出てらしたので「だいたいこんな感じの人」程度の認識はありましたが、
旦那さんが西本さんの指揮したCDを何枚か買って来たのを聴いて、「あぁすごくいい指揮者だなぁ〜」と思い、そして、インタビューのテープ起こしの最中に聞こえて来る西本さんの声や、お話の中に垣間見える人柄にすっかり興味津々。
前から9列目のプラチナチケットをゲットして(いや、してもらったんだが)初、ナマ西本に挑みました。(日本語変だね)
西本智実さんは、大阪出身の35才、現在はロシア、サンクトペテルブルク在住
3才の頃にボリショイバレエの来日公演を観て熱が出るほど感動し、小学生の時には「指揮者と作曲家になりたい」と言ってたそうで、今や世界的指揮者になり、夢を叶えちゃったわけですね。
現在はチャイコフスキー財団・ロシア交響楽団 芸術監督・首席指揮者
ムソルグスキー記念 サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場首席客演指揮者として活躍中。
今回はチェコ国立管弦楽団と一緒に日本に帰って来た。
うちは中学生時代と高校2年までの5年間、吹奏楽をやっていたので、その頃はよくクラシック音楽も聴いていて、今回演奏されたベルリオーズの『幻想交響曲』も大好きだった。
最近はたまにCDで聴く位でナマでクラシックを聴く事など、もう何年ぶりだったんだろ?
すっかり『幻想』のテーマの旋律も忘れておりましたけど、だけども、大感動、大興奮して帰って来ました。
う〜〜〜〜〜〜ん、やっぱり音楽はええねぇ〜〜〜〜〜
ひとことで言って彼女は男前!!いや女性だから女前なんだろうか???
タクトを振る後姿が、武士の様なんですわ。
思わずデッキもないのにDVDを買って、旦那さんのパソコンで見たら正面からアップも沢山あったけど、凛とした立ち姿に情熱が秘められたまなざしもとっても魅力的。
コンサートの観客も女性の方が多い様に感じたけど、あれは「女性が惚れる女性」だね。
全然大袈裟なアクションはないけど、ものすごく力強くてエネルギーに満ちあふれていたよ。
『幻想』の第5楽章(最終章)のエンディングなんて、タクトの先が音を引っ張りだして大波の様にこっちに向かって来た。
それはまるで映画『モーゼの十戒』の様でした。(イメージね)
うちは例えばスポーツに全然興味がないので、海外で活躍する日本人選手に対してそんなこと感じた事もなかったんだけど、やっぱり大好きな音楽っていうフィールドだからなのかな?30代っていう若さで、クラシックの生きているヨーロッパの地で絶賛され、評価され、自分の夢に向かって爆進し続ける姿が、同じ日本女性としてとても嬉しくなったし、「頑張って欲しい」と本当に応援したくなりましたわ。
女性ファンが多いのも何となく、西村さんの生き方、在り方に共感や憧れがあるからなのかな?そんな気がしたよ。
聴いた事ない方々も是非、一度西本さんのコンサート行ってみて。
なんだかとても胸が熱くなるよ〜
それにしても、このベルリオーズの『幻想交響曲』
改めて聴くと本当にものすごく変な曲だったよ。
この曲はベルリオーズ本人の失恋の経験を元に、「ある芸術家が失恋して阿片中毒になり、幻想を見る」という物語りを音楽にしたもので、その幻想の中で聴いた旋律が主題になっているらしい。
失恋して五楽章の協奏曲(狂想曲?)を作れるのがすごいと、そこでまず感心、感心。
して「失恋」っていうテーマやモチーフは微塵も感じさせないサイケデリックな曲で「愛されなかった哀しみ」が、これほどの狂気になってそれが曲として完成してる事に感心、感心。
ベルリオーズって、この曲を作った後も、作る曲すべて型破りだったらしく、楽団と合唱団合わせて1000人必要なオペラとか、演奏時間5時間の大曲だの、そんなのばっかり作ってたらしい。
なにせ、もっとも好ましいオーケストラは弦楽器242人、ホルン16人、30人のハープ
計467人で構成されたものだ、と言い切ってたらしい。
それって実際聴いた事あって「もっとも好ましい」って言ってるんだろうか???
ピアノさえろくすっぽ弾けなかったらしいけど、この人の出現によってクラシックの世界に新しい潮流が始ったとも言えるので、すごい人だった事は間違いない。
いつの時代もすんげ〜ヤツはおりまする。
そういえば、うちが初めてこの曲を聴いたのは、中学生の時。
「全日本吹奏楽コンクール」の全国大会で金賞を受賞した楽団の演奏を集られたレコードで、
確か、沖縄の首里高校か島根県の出雲第一中学のどちらかが演奏していたのを聴き
「この曲、ぶち、かっこええのぉ〜〜〜」としびれまくっておりました。
しかし、中学生、高校生でこんな妙な曲演奏出来た、ってのもすごい、と改めて驚愕。
して、ブラバンに夢中だった学生時代が懐かしく思い出され、ずっと音楽に夢中なままここまで生きている事に気付き、なんだか嬉しくなった夜だったのでした。
ミーハーでーびる。パンフもDVDも買いました。
(ちゅ〜か、お金出したのは旦那さんだけどね、、、わっははは〜〜〜〜ありがとさ〜ん)
最近、旦那さんが仕事で西本さんのインタビューをしまして、
前々から名前だけは知ってたし、最近は家電メーカーのCMにも出てらしたので「だいたいこんな感じの人」程度の認識はありましたが、
旦那さんが西本さんの指揮したCDを何枚か買って来たのを聴いて、「あぁすごくいい指揮者だなぁ〜」と思い、そして、インタビューのテープ起こしの最中に聞こえて来る西本さんの声や、お話の中に垣間見える人柄にすっかり興味津々。
前から9列目のプラチナチケットをゲットして(いや、してもらったんだが)初、ナマ西本に挑みました。(日本語変だね)
西本智実さんは、大阪出身の35才、現在はロシア、サンクトペテルブルク在住
3才の頃にボリショイバレエの来日公演を観て熱が出るほど感動し、小学生の時には「指揮者と作曲家になりたい」と言ってたそうで、今や世界的指揮者になり、夢を叶えちゃったわけですね。
現在はチャイコフスキー財団・ロシア交響楽団 芸術監督・首席指揮者
ムソルグスキー記念 サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラ・バレエ劇場首席客演指揮者として活躍中。
今回はチェコ国立管弦楽団と一緒に日本に帰って来た。
うちは中学生時代と高校2年までの5年間、吹奏楽をやっていたので、その頃はよくクラシック音楽も聴いていて、今回演奏されたベルリオーズの『幻想交響曲』も大好きだった。
最近はたまにCDで聴く位でナマでクラシックを聴く事など、もう何年ぶりだったんだろ?
すっかり『幻想』のテーマの旋律も忘れておりましたけど、だけども、大感動、大興奮して帰って来ました。
う〜〜〜〜〜〜ん、やっぱり音楽はええねぇ〜〜〜〜〜
ひとことで言って彼女は男前!!いや女性だから女前なんだろうか???
タクトを振る後姿が、武士の様なんですわ。
思わずデッキもないのにDVDを買って、旦那さんのパソコンで見たら正面からアップも沢山あったけど、凛とした立ち姿に情熱が秘められたまなざしもとっても魅力的。
コンサートの観客も女性の方が多い様に感じたけど、あれは「女性が惚れる女性」だね。
全然大袈裟なアクションはないけど、ものすごく力強くてエネルギーに満ちあふれていたよ。
『幻想』の第5楽章(最終章)のエンディングなんて、タクトの先が音を引っ張りだして大波の様にこっちに向かって来た。
それはまるで映画『モーゼの十戒』の様でした。(イメージね)
うちは例えばスポーツに全然興味がないので、海外で活躍する日本人選手に対してそんなこと感じた事もなかったんだけど、やっぱり大好きな音楽っていうフィールドだからなのかな?30代っていう若さで、クラシックの生きているヨーロッパの地で絶賛され、評価され、自分の夢に向かって爆進し続ける姿が、同じ日本女性としてとても嬉しくなったし、「頑張って欲しい」と本当に応援したくなりましたわ。
女性ファンが多いのも何となく、西村さんの生き方、在り方に共感や憧れがあるからなのかな?そんな気がしたよ。
聴いた事ない方々も是非、一度西本さんのコンサート行ってみて。
なんだかとても胸が熱くなるよ〜
それにしても、このベルリオーズの『幻想交響曲』
改めて聴くと本当にものすごく変な曲だったよ。
この曲はベルリオーズ本人の失恋の経験を元に、「ある芸術家が失恋して阿片中毒になり、幻想を見る」という物語りを音楽にしたもので、その幻想の中で聴いた旋律が主題になっているらしい。
失恋して五楽章の協奏曲(狂想曲?)を作れるのがすごいと、そこでまず感心、感心。
して「失恋」っていうテーマやモチーフは微塵も感じさせないサイケデリックな曲で「愛されなかった哀しみ」が、これほどの狂気になってそれが曲として完成してる事に感心、感心。
ベルリオーズって、この曲を作った後も、作る曲すべて型破りだったらしく、楽団と合唱団合わせて1000人必要なオペラとか、演奏時間5時間の大曲だの、そんなのばっかり作ってたらしい。
なにせ、もっとも好ましいオーケストラは弦楽器242人、ホルン16人、30人のハープ
計467人で構成されたものだ、と言い切ってたらしい。
それって実際聴いた事あって「もっとも好ましい」って言ってるんだろうか???
ピアノさえろくすっぽ弾けなかったらしいけど、この人の出現によってクラシックの世界に新しい潮流が始ったとも言えるので、すごい人だった事は間違いない。
いつの時代もすんげ〜ヤツはおりまする。
そういえば、うちが初めてこの曲を聴いたのは、中学生の時。
「全日本吹奏楽コンクール」の全国大会で金賞を受賞した楽団の演奏を集られたレコードで、
確か、沖縄の首里高校か島根県の出雲第一中学のどちらかが演奏していたのを聴き
「この曲、ぶち、かっこええのぉ〜〜〜」としびれまくっておりました。
しかし、中学生、高校生でこんな妙な曲演奏出来た、ってのもすごい、と改めて驚愕。
して、ブラバンに夢中だった学生時代が懐かしく思い出され、ずっと音楽に夢中なままここまで生きている事に気付き、なんだか嬉しくなった夜だったのでした。
ミーハーでーびる。パンフもDVDも買いました。
(ちゅ〜か、お金出したのは旦那さんだけどね、、、わっははは〜〜〜〜ありがとさ〜ん)