週刊「ナビィ、の部屋」第44号
オリーブの木の下で
皆様、グスーヨー、今日拝なびら〜。新年明けましてお目出度うございます。
去年も沢山の応援を有り難うございました。今年もどうぞ宜しくお願いします〜
さてさて、ナビィは昨年末、世間様は暮の忘年会で大忙しの頃に、15年も住んだ三鷹を出て杉並区西荻窪に引っ越ししました。
今までは同じ三鷹市内の引っ越しで、自転車で大体の荷物を運び、大物だけ友達に車で運んでもらったりしていたんだけど、今回は市外だし、荷物も多いので業者に頼む事にしました。
って言いながら、ちょこっとだけたっくんにも手伝ってもらったりしましたが、
ありがと〜〜たっくん。
新しい家はとても素敵よ〜〜。
ちゃんとリフォームされてはいるけど古いので、『うおりゃ〜〜〜』って勢いじゃーないと開かない窓もあったり、それなりに不備というか、不便というか、そういうのはあるけれど、日当たりはいいし、この時期でも昼間は暖房いらず。
庭にはでっかいオリーブの木が(本当にでかいよ)あって、多分夏はかなりいい木陰を作ってくれそうだし、
六ヶ所村のチューリップの球根植えたから、春が楽しみ!!早く咲かないかなぁ
家の前には都民農園があって、おじぃ、おばぁがせっせと手入れをしに自転車でやってくる。
今は大根とブロッコリー、あとなんだろ?菜ものがモリモリ育ってて、すごくきれいな畑だよ。
農園のまん中にテーブルとイスがあって、そこで作業の合間にお茶かなんか飲みながら語り合ってる姿が見える。
コーヒー飲みながら窓の外を見てると、ものすごく心が和むし、『あーずっとこういう風景の中にいたいなぁ〜』って思う。
でも、ふっとこの風景があるこの日常と、パレスチナやイラクやソマリアや、、、そういう日常も同じ円というか、流れというか、同時にこの世界に存在してる事が、頭をよぎって、ものすごく不思議で、複雑な気持ちになるよ。
今すぐは無理でも、10年後でも、何年後でもいいから、彼らが望む平和な日常がある世界になって欲しいし、そのために私達ができる事を想い、やっていかないとね。
ピースボートとも縁があって、自分では行かない、行けない様な国にも行かせてもらって、これは映画監督「森達也」さんの言葉だったと思うけど、『世界は美しいし、人は優しい』ってこの言葉の通りだなぁ、、と、そう思う様になったよ。
それを、その事実を皆と分かち合いたいし、後の世代にもそう思える世界を残したいと思う。
ところで、今回お家を探してて思ったけど、「普通にいい家」って中々ないよねぇ、、
ちゃんと陽が入って、風通しが良くて、隣や上の音が筒抜けじゃなくて、、、、
安全に健康に普通に暮せる家。
生活するのに当りまえの事が揃ってる家。
そういうのが、本当に少ないよ〜
「こんな薄暗い、一日中陽も入らない家、一体暖房費どんだけかかるのさ???」って思う様な家とか
「こんなとこに洗濯物干せない〜〜〜〜」ってのとかさ、
なんかも〜掃除してるにも関わらず、カビの幻想見ちゃいそうな湿っぽい家とかさ、
やっとあったら、ものすげえ〜〜〜高いしさ、、、
そう言えば、高円寺で格安の一軒家で、不動産やさんも「こんな物件初めて見ました」ってド肝を抜いた、家としての機能性がかなり低い家もあったわね。
あの物件借り手がついたかなぁ????
「そういえば、4年前も苦労したなぁ〜」ってしみじみ思い出したわ、前回の家探しの事、、、、、、
なんだか日本って豊かなんだか、貧しいんだか、よく分からないね。
まぁ、そんなこんなで新しい家での生活も少しづつ慣れ、ここでも新しいうたがうまれる事でしょう。
どんなうたが暮らしの中から生まれるのか、楽しみだすぅ〜〜〜〜
ではでは、今年も宜しくね〜。