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2度目のアイスランドの旅〜その2〜 3日目 2月16日

こんな事になろうとは、、、、、
朝起きてみると、快晴だった昨日とはうって変わって、どんよりとした空に雪、そして強風。
そういえば、前に来た時もオーロラを観た翌日は雪降って寒かったっけなぁ〜〜〜
雪の散らつく中、乗馬したんだった、、、、あれはアイスランドの旅で唯一辛かったな〜
朝食後、チェックアウトをし、Blue Lagoon温泉の前で12時発のレイキャビーク行きのバスに乗るのでそれまで再び入浴。
駐車場から温泉のエントランスまでは少し歩くんだけど、その道の脇に小さな水たまりがあってなんとそれが凍ってるじゃ〜ござんせんか。
いや〜〜〜な予感、、、、、、
もしかして、すんげ〜〜〜〜寒い???うち達って無謀な事しようとしてる???
でも、温泉内は温かいんじゃ〜ない??ほら、入浴してる人もいるよ〜
うち達は「バカな観光客はうち達だけじゃーない」ってことを確認し、料金を払って更衣室へ行き水着に着替えた。
借りたタオルを羽織っていざ露天風呂へ!!GO!!

ぎえぇ〜〜〜〜〜〜っ 死ぬはず!!!!寒すぎる!!!!とにかく早くお湯につからなきゃ!!
しばばば〜〜〜〜〜〜小走りで湯舟(って岩風呂だからそんなのないんだけどね)に飛び込んだ。
ぎえぇええ〜〜〜〜〜っ!!全然熱くない!!っていうか冷たいやん!!
半べそになりながら、「今出たら絶対風邪ひくよ」と根性で40分、入浴し続けた。
顔は冷風で凍りそうなので、時々湯舟につけて温めて、をくり返し、移動すれば風を受けて顔が凍りそうなので岩場の影の1ケ所にじ〜〜〜〜っとしていた。
今まで数々の温泉に入って来たけれど、これほど『忍耐』という言葉の似合う温泉もなかったな。
がたがたと震えながらお湯から出て、これまた駈け足で更衣室へ。

不思議なんだけど、お湯につかってる時は寒くてがたがたと震えていたのに、服を着ると身体の芯から温かくなって来た。
温泉を後にして、バスの待つ駐車場に向かって歩きはじめると密かに汗ばんでいた。
Blue Lagoonからレイキャビークまでは車で約1時間。
どこまでも続く溶岩の岩肌が、どんよりと曇った空のお陰で増々荒涼として見えた。
けど、やっぱりうちはこの光景が好きだ〜〜〜〜
昔、アポロが月に行くための訓練をこの島でやったらしい。
旦那さんも「早く地球に帰ろう〜って感じ。ここは火星かもよ〜ん」とか言ってたけど、確かに地球圏外の様な光景ではあるな〜
だんだんと風景が変わって来て、街に近付いたら、5年前よりも随分と住宅が増えているのに気が付いた。
後で知ったんだけど、初めてうちが訪れた頃のアイスランドは人口20万人くらいだったんだけど、
2004年に30万人を越えたらしい。5年間で10万人以上増えたわけ。
移住者を受け入れる国だとは聞いていたけれど、その多くがこのレイキャビーク市内に住んでいるのかもしれない。
おまけに、24時間営業のスーパーも出来ていた。夜は7時を過ぎたら大抵の商店は閉まっていたのに、、やっぱり人が増えると「便利」を追い求めるもんなんだねぇ、、、としみじみ
強い風の中、ランチのためにホテルを出て、市内のショッピングストリート『ロイガヴェーグル』へ
あぁ、ここは散々歩いたからよ〜く覚えてる懐かしい町並みだ。
可愛らしいカフェがあったので、そこでランチ。
うち達の斜め横のテーブルに聴覚障害があるのか、手話で会話しているおじさん二人組がいたんだけど、驚いた事に、なんと店員さんが彼らと手話で会話をしていたのだった。
店員さんは、紛れもなく障害はない人で、うち達とは普通に会話をしていた。
う〜〜〜む、手話の出来る店員さんがいるお店だから来たのか?
福祉国家でもあるアイスランドだからどこのお店にも手話の出来る店員さんがいるのか???
あぁ、もっと英語が話せればそんな話しも聞けたのになぁ〜〜〜〜

お腹も満たされ、お店を出て、激寒の中、散策しながら歩いて『国立歴史博物館』へ
アイスランドはケルト人ほか、ヴァイキングが移住してきて出来上がった国。
展示されているケルト模様の彫られた装飾品を観ていたら、わけもなく、心がざわざわとして来た。
沖縄、バリ、アイスランド、うちが島を好きなのは、もしかしたらご先祖さまが海を旅する民で、その遺伝子や記憶があるのかもしれないな〜なんてぼんやり思った。

レイキャヴィーク市内のホテルの窓から見える荒れる海。う〜む寒々しいのぉ〜

外に出ると更に風は強くなって、歩行困難なくらいになっていた。
んでも、ここで帰るわけにゃーいかん、めったに来れないんだからもったいない。
と次ぎの目的地に向かって歩き始めたが、とにかく前に進めないし、寒くて顔が痛い。
アイスランド人でさえ、風に足元すくわれて転びそうになってるのを見て、「これ以上の観光は無理!!」とあきらめて、タクシーでホテルに無事帰還。
仕事を終えて帰宅中のタクシーを止めてしまったらしく、ホテルに着いたら「いいよ〜もう仕事は終わってるんだから」と運転手さんがお金を受け取ってくれなかった。
ごめんね〜おじさん、して、有り難う〜
ホテルは海の近くだったので、更に風がすごいので遠くに行くのはあきらめて、晩ご飯はホテルのレストランで食べる事にした。
なんでも韓国風BBQのレストランらしい
前日にラムを食べたのでお肉はもう食べたくなかったけど、このものすごい強風の中を這うようにしてどこかに出かけるか、肉でもがまんするか、2つの選択肢しかなかったうち達は、我慢する方を選ぼうという事になってレストランに入った。
韓国というよりはあきらかに中国風の内装の、なんだか薄暗くて活気のまったくない店内が何故か笑えた。
して店員は、うち達が入って来た事に、あきらかに困っている様子だった。
「あ〜〜〜入って来ちゃったよぉ〜どーしようかな、無視しようかなぁ、、ほっといたら出て行ってくれるかなぁ〜も〜どうしよう、、」とでも思っていたのか、うち達の存在をわかっていながら遠くからじ〜〜っと見つめていた。
「あーあ、出て行ってくれないよ」とあきらめたのか、つかつかと寄って来てものすごい早口で
「今日は8人の予約が入ってて、でも僕ひとりしかいなくて、その準備も出来てなくて、しかも材料があんまり残ってなくて、時間かかるけどコリアンBBQだったらなんとか出来るけど、それ以外のメニューは出来ません。それから〜なんじゃらほんじゃらー」と自分の置かれている立場を訴ったえ、あからさまに「あんたらが帰ってくれたらどんなにほっとするか」という事を臭わせた。
とにかくここでは落ち着いて美味しいディナーにありつける事はないと判断したうち達が
「んじゃ〜ビールだけでも下さいな〜」と言うと、心の底から安心した様に「yes!!」と答えてビールとグラスを持って来てくれた。
けど、宿泊客の考える事は皆同じなのか、そして、世間のディナータイムはだいたい同じなのか?
一難去ってまた一難、というか、十難???
次から次ぎへと何組もの客が入って来たのだった。
彼は全て来客にうち達と同じ事を訴えていたが、殆どの客が「じゃ〜コリアンBBQで」とオーダーしてしまい、その度にがっくり肩を落としていたのだった。

レイキャヴィーク市内。これは翌日撮ったもの。天気がいい日は「エーシャ山」がくっきり。美しい。

その日は仕方なく、近くのスーパーまで命がけ(これホントよ〜大袈裟じゃ〜ないのよ〜)で食料調達に出掛け、カップラーメンなどのアイスランドジャンクフードを楽しんだのでありました。
お湯で溶くクノールの「アスパラガスクリームスープ」がすごく美味。これって日本でも売ってる??




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