宣伝、またしても。
(2011.07.14 パリ)
この踊りのルーツが生まれた時のバリ人の意気込みに想いを馳せると、そこには新しい芸能を生み出す喜び、楽しみ、そして、楽器が叩ける、踊りが踊れる、その喜びが在る様に感じます。
先日、初めてこの踊りをナタラジのライブで踊らせて頂き、ほんの少しですけど、バリ人のその楽しみ、喜びに触れられた様な気がしました。
こんなにきっつい踊りなのに、何で皆、この踊りが好きなんだろう?
漠然とあった疑問は、最後まで踊り切った時に何となく答えが見えた気がしました。
黄金の音の波に乗る。
蜜の様な、雨の様な、重くて軽くて弾ける様な地をうねる様な、あの不思議な金属音の一部にこの身体がなった時、何故人は踊るのか?何故音楽があるのか?何故歌うのか?
その壮大な問いの答えさえもが解る様な気がします。
それは遠い果ての事の様でで、この道はまだまだ始まったばかりと思うとクラっとしますけど、歩き続けていつかその果てに辿り着きたいな〜と思いますし、その果ての景色(感覚?)は自分はすでに知っていて自分の中にあるんだと信じているんだとも思います。
人は鳥の様に飛べなくても、踊りがある。
鳥の様にさえずる事が出来なくても歌がある。
肉体はここにあっても、想いはどこへでも自由に飛ばす事が出来る。
歌うこと、踊ることは、自由になる事。
8月6日は自分にとって、大好きでとっても意味深い踊りを2つも踊らせて頂きます。
今年の上半期の集大成!!
頑張りま〜〜〜〜〜〜〜す。


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