It's Wonderful World!!
(2011.05.15 日々のつぶやき)
昨日の王子「ハイビスカス」のライブにお越し下さった皆様、有り難うございます〜
久しぶりの再会もあり、嬉しい1日でございました〜
ライブの後、沖縄そばをご馳走になりましたが、ハイビスカスのそばは美味しい!!
都内ベスト5に入るなぁ。
昨日、最終の京浜東北線が事故で遅れ、帰宅したら2時近くになってました。
お風呂を湧かしている間何となくテレビを見始めたら、たかのてるこさんがルーマニア、ロマの村を旅しているドキュメンタリーが放映されていました。
ロマのカティというおばあちゃんの家にホームスティしているんだけれど、本当にインテリア、装飾品など家の中にあるものが可愛くて可愛くて、我が家もあんな風にしたいなぁ〜〜〜と思いつつ、たかのさんのパワフルなコミュニケーションも素晴らしく、音楽も素晴らしく、何て世界は多様性に満ち溢れ、人の作り出すものは素晴らしく美しく愛らしく、あぁ、やっぱり、バリに行ってるだけじゃ〜つまらない!!
ルーマニアも、キルギスタンも、アルメニアも、アゼルバイジャンも、もう一回、アイスランドもチリもイースターもタヒチも、行ってないけど、トンガも、チュニジアもモロッコも、行きたい所へは旅に行かなきゃ〜ならねぇ!!と旅欲がムラムラ〜湧いて来ました。
うちはロマの文化に詳しいわけでもなく、「ロマ」というのがヨーロッパで暮らす遊牧民のうち、インド発祥民族を指す言葉である事を最近知ったくらいなので知識は随分浅い。
けど、日本の歴史を振り返ってみると、国土が狭いからか民族性からか、一つの場所に定住し、そこから仕事に通い、という歴史は古い様な気がするが、ロマは今は定住したり、子供を学校へ行かせたりなど、その生き方にも変化がある様だけれど、その様な歴史は浅いと思うと、生きる事に於いての重要なモノ、その在り方は全然違うんだろうなと想像する。
今ではバリはインターネットも携帯電話も普及し「世界」に対する認識の違い、ずれも昔よりは大分少なくなってる様な気がするけれど、それでも、その視点には驚かされる事も沢山あり、そこにはどちらが正しい、間違っているという事は無い様に思います。
民族の在り様というのは、その場所、空間で生きる事で根付いた『生き方』こそが形成するし、そこから生れる『生きる知恵』に、その民族の歴史が刻まれていると思います。
たかのさんが「ロマは『今、現在』が一番大事で過去や未来はあんまり重要じゃない」とか「ものを所有するという概念がない」いう事を言った時、一緒に出演していた島田紳介氏が「それは、馬鹿だ。人間は未来がどうなるのかという不安があるから努力をするし、貯蓄をしようとする、そうやって進化する生き物だから、それがないのは人間としてどうか?」みたいな事を言っていたけれど、この地球上に存在する全ても民族、人間が、今の日本人の様に所有欲にまみれていたら、とっくの昔に地球上に存在するあらゆる資源はなくなり、人間という生物は絶えていただろうと思う。
そう考えると彼の様な所有欲に満ちた人達は、所有欲のない人達がいてくれてるお陰で余裕しゃくしゃくで物欲に満ちた日々が送れてるわけだから、感謝こそすれ「馬鹿」とか言っちゃうのはどうなのか?と思ったのでした。
ではでは、またね〜〜〜〜

(本文とは全然関係ないが、バリの仮面舞踊の師匠の2歳になる息子。すでに仮面舞踊の踊り手になっちょります。脈々と受け継がれるバリの伝統の流れる様を見た瞬間でした。)

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