再生の春
(2011.04.06 日々のつぶやき)

写真じゃ〜ちっとも美味しくなさそ〜だが、大好きふきのとうが店頭に並ぶ様になり、早速、お昼に「よもぎうどん」と「ふきのとうの天ぷら」を食べました。
にがにがシリーズ、美味しゅうございました。
日本人の身体と四季は密接な関係にあり、春に出回る山菜などの苦い植物は、冬の寒さでぎゅ〜っと閉まった身体の血を巡らせ夏に沢山汗をかける様に、身体を開いて行くために必要な栄養、味覚らしいです。
良く出来てる。
我が家のキッチンから隣の敷地の満開の桜が見えます。
にがにがのふきのとうを揚げながら、桜を愛でる。
春の訪れを感じます。
寒い3月が終わって、春の温かさで避難所生活を余儀なくされている方々が少しでも気持ちが和らぐといいなと思います。
この間、近所で買い物をしている時、学生さんが「別にお店の中がこれくらい薄暗くても困らないんだね。今までが明るすぎたんじゃない?」っていう様な会話をしてました。
そうだよね。
バリは電車が走ってないっていうのが大きいとは思うけど、頻繁に停電する。
稽古中に突然カセットテープが止まる事もあるし、お店で売ってるアイスクリームが一回溶けて再度固まるので袋の形になってたり、、、、
でも、あんまり困らない。
バリ人が「要は慣れだよ」って言ってました。
まぁ、困ってる人をうちが知らないだけかもしれないが、、、、、
困ってたら助けてもらえるし、停電で困った事ってないんだよね。実際。
でも、バリはバリの、日本は日本の在り様があると思うので同じにする必要なんか全然ないとは思うけど、今、価値観の変容を迫られていると思うので、「今までが異常だったのかも」って視点は今後の日本に必要なんじゃないかと思います。
先ずは普通に暮らせている人から、再生の春を迎えましょう。
16日に横浜、馬車道の『ファーイースト』でライブします。
うちがバリにいる時、偶然、オーナーのみつよしくんも来てて、震災後、ウブドでご飯を食べながら「元気な人から頑張ろう」と話をし、ライブが確定しました。
詳細はお店まで。
ではではまたね。

前:いらっしゃいませ〜〜〜〜
次:あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
🏠 📧
(C)2022 寿[kotobuki]