ヨーイチタワー建設中
(2010.07.06 日々のつぶやき)

どんどん高く積み上がっておりまする。
因みに、タワーの土台、これは食事用のテーブル。
なので、ご飯を食べる時はいちいち、この山積みの本、いや、ヨーイチタワーの解体工事をしてから、食器を並べ、食事をし、テーブルを拭いたらまたタワーの建設が一から始まるという、毎日を繰り返しております。
本当にこれがストレス溜まるわけですが、いちいちヒスを起こしても自分が疲れるだけなので、これは儀式だと思う様にしました。
そしたら、まぁ、あんまりイライラもしなくなりました。
うちは、「食べる」という事がかなり人生の中で重要で、自然のものを感謝してっていうのが一番の理想ですが、楽屋のお弁当とかはそうもいかないし、移動中駅弁って事もあるし、めんどくさいからデリバリーのピザってのもあるし、でも、どんなものでも命を頂いてるんだから、それがどんなものでも感謝して、良く噛んで、ゆったりと食べたい!!って人なんですが、この状況になってからはテーブルから降ろした本に囲まれ、しかも全部降ろすと落ち着かなくなるので、小さいタワーはテーブルに残しておかなければならず、本当にものすごい圧迫感があり、「何で、自分の家でご飯を美味しく食べたいのに、こんなに狭っくるしい所で食べにゃ〜ならんのか?」と思ったり、自分の信念とか「食事=命を頂く事」と思う神聖な気持ちを蔑ろにされている様な本当に悲しい気持ちになり、MAXヒステリーで「うおりゃ〜〜〜」と本をぶん投げた事もしばしば。
でも、「本が大好き、宝物」のヨーイチくんの本を(っても半分くらい、うちの本なんだが)ぶん投げるのは本当に良くないと思い、でも、イライラが止まらないし、どうすればぁあああああ〜〜〜〜〜〜と本気の真剣に悩んでおり、一時、それで食事の前には胃が痛くなったりもしておりました。
が、なんちゅうか、やり続ける事の大事さ?っていうの?
言っても、本をぶん投げても相手はしら〜んぷり。
何だか知らないけれど、強い信念をお持ちの様ですよ。
なので、こっちがオレました。
まぁ、ヨーイチくんがお泊まりしてる時なんかは、家でも外でも味わって食べれるわけだしね。
高く積み上げたタワーの中から、本を取り出し、何やら満足気に読んでいる姿や、解体した本をテーマに沿って(多分)並べ替え、積み上げている姿は愛らしい。
毎日、毎日、せっせとやり続けるその作業、それに何の意味があるのかは、うちにゃ〜さっぱりわからないけど、うちだって、他人様から見たら、「何でバリ島の踊りなんかに一生懸命になるの?」って思われてたりもするんだろうし、そんな事は結局、本人が判っていればいいことなんだろうなと思う。
彼にとって大切な時間を、大切にしてあげにゃ〜いかんなと、しみじみ感じたこの頃です。
今日は、午後に足立区にある福祉施設で、旧正月ライブと同じメンバーでライブをして来ました。
久しぶりの8人でライブそのものも楽しかったけど、前の方で聴いていた人達が、時々「うぱぁ〜〜〜〜〜」と口を開けて、天使みたいな顔で笑っておられたのがすごく愛らしく、それでまたテンションが上がって、上がって、最後はダンス大会になりました。
あ〜楽しかったなぁ〜
職員の皆さん、利用者の皆さん、音響さん、お疲れさまでした〜
お世話になりました、有り難うございました。
家に戻ったらヘルパーさんと二人でお留守番していたヨーイチくんは、あまりにタワーを高く建設し過ぎて、テレビが見えなくなり、背中を丸めてものすごく腰が辛そうな体勢で無理矢理、本の合間からテレビを観てました。
お〜〜〜〜〜〜〜い、そんな時や〜解体しろや〜
「一生懸命、本を積まれてましたよ。」とヘルパーさん。
そりゃ〜言われなくてもわかるさ〜朝より倍くらい高くなっとるもんね。
こうなったら、ドバイをめざせ!!ヨーイチ。
そんなわけで、明日は王子の「ほくとぴあ」で、コーラスのパンダねーさんが、幼少の頃、大ファンで追っかけていたという、あいざき真也氏と対バンで歌って来ます。
お時間あります方、是非お越し下さいな〜
ではでは、またライブで会いましょう〜

前:今、生きているということ
次:これおもしろいです。
🏠 📧
(C)2022 寿[kotobuki]