人の縁、人のつながりで生かされるおります。
(2010.06.21 日々のつぶやき)
今日はなんだか爽やかな天気ですわ、東京は。
19日と20日は、どちらもアニバサリーライブでした。
19日は町田にある「プラスα」というNGOがやっている『ほろほろ』というパン屋さんの1周年記念。
このパン屋さんは障害のある人達の授産施設なんですが、元々は「でんでん虫の家プラスα」という障害者の方のデイサービスの事業所だったんですけど、色々あって今の形に発展していったみたいんなですが、実は寿[kotobuki]が初めていわゆる障害者施設でライブをさせて頂いたのが、この「でんでん虫の家」だったんですよね。
15年くらい前の事かと思いますが。
その後、この施設の関連イベントに沢山呼んで頂いたのが縁で、身体、精神、知的とあらゆる施設や、その家族会で歌わせて頂くきっかけになったのでした。
障害者の施設で歌う事で、その家族の方達のお話や働いている職員さんのお話を伺う機会に恵まれて、自分の中でも、新しい意識が生まれた事は本当にラッキーな出会いだったなと思っています。
打ち上げとか懇親会に残られる家族の方達とのお話の中で「この子が生まれた時は、この先どうなるんだろう?と不安でいっぱいだったけど、この子と過ごすうちに、この子は私を成長させてくれるために私を選んで生まれて来てくれたと判った」という様な事をおっしゃられている方に沢山お会いしました。
その当時のうちは、それが本当に衝撃的で、そんな風に思えるなんて、なんて強い人なんだろうか?と思っていましたし、自分が同じ立場だったらそんな事が思えるんだろうか?と、きっと、この人達は特別な能力を持っているに違いないと思っておりました。
でも、自分も、今、同じ様な立場になってみたら似た様な事を感じているし、何より、色んな壁にぶち当たって「くそ〜もうダメだぁ〜〜〜こんな生活やめたい〜」と思っても、2〜3日経つと、「いや、でも障害があっても2人で楽しく生きれる術はあるはず」と思う様な人になってるのは、寿[kotobuki]25年の中でお会いした数々のたくましく、楽しく障害のある我が子と向き合って生きているお母さん達に出会えたからだと言っても過言ではないと思います。
10年ぶりくらいにお会いした施設長さんの顔を見ていたら、その時の事と今が確実に繋がってると、後ろからバットでパッか〜〜〜〜〜〜ンと叩かれるくらいの勢いで気が付いて、この様なご縁の中で生かされている自分というものに気が付かされました。
記念すべき1周年に呼んで頂いて感謝です〜
有り難うございました。
焼き菓子も、自家製ラスクも本当に美味しかったですぅ〜
昨日は、お世話になりすぎて、そして確実にうち達もお世話してます(高飛車ですいませ〜ん)駒込の『どぅたっち』で10周年記念のライブでした。
トップバッターの李政美ネーネーの歌とお言葉でもう、うるうる。
この10年の主に、沖縄の平和活動を続けて行く中で、色んな哀しみや苦しみや苛立やがあっても、喧嘩もしたり、(旦那くんと店主のよーこネーネーはかなり激しいバトルがあったのだった)罵倒したりがあっても、でも、それでも、『一緒にやって行こう』と言う気持ちはお互いの中に消えずにあったんだよな〜
うちが、どう沖縄と関わって行くのか、という事に関しては、よーこネーネーにかなりの影響を受けましたし、寿[kotobuki]やミーツーニーニーの音楽があるからよーこネーネーが切り抜けて来れた事もあったし、、、、
共に歩んだ10年がそれこそ、走馬灯に様に甦えり、何だか泣けてしまいました。
きっと政美ネーネーの中にも同じ様な想いがあったんだと思います。
『どぅたっち』の前身『沖縄研究会』との出会いから考えたら、寿[kotobuki]の25年の中の15年くらいは関わってるわけで、この出会いから始まった縁は数知れず、、、、、
寿[kotobuki]の骨組みになってます。
有り難うございます〜
よーこネーネー、太田さん。
これからもお互い支え合ってともに前進して参りましょう〜
この世界に生きるモノ全て、同じ様に、縁とつながりに生かされておりまする。
それを日々、ダイレクトに意識出来る出来事があるかどうか。
それを反芻する時間があるかどうか。
全ての出会い、出来事に意味があり、そして、それを自身で『本当の意味ある出来事』に出来るかどうか。

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