寿[kotobuki]魂
(2008.08.07 ディスコグラフィ)
「多分、共作は増えていくよね。曲がニーニーで詞が私とか。その逆は多分ないような気がするけど。まあ、一緒に作りましょうみたいなものは増えてくるような気がする」(ナビィ)
そしてそれらの曲は、多くの人との出会いが有形無形の形となって生まれてきたと、彼らはいう。
「ピースボートで、乗ってる人と一緒に作るみたいなのよくやって、できたものをみんなで共有したのはすごく大きい。楽しそうだから、いいじゃん、これでって。」(ヨシミツ)
「これだけの人数が気持ち良さそうにラララって歌うだけで、こんなに歌って気持ちいいものなんだっていうのは、すごい感じたよね。あれはすごい勉強になった」(ナビィ)
こんな二人のコメントを聴いていると、寿[kotobuki]の魂は、寿[kotobuki]二人だけから生まれるものではなく、二人と空間を共有し、共に歌い笑い、踊り、愛と平和の思いを再確認した人達をも含めたところから、生まれるものなのではないだろうかと思えてくる。そしてそれが新たな寿[kotobuki]の形であり、まさにそれが『寿[kotobuki]魂』なのではないだろうか。
「自分の中でひとつの輪っかの最初か終わりかわかんないけど、そこの地点に来たっていう感じがすごくしてて、これまでの寿[kotobuki]とこれからの寿[kotobuki]の狭間にいる感じがすごくする。寿[kotobuki]はこれからも変わっていくと思う」(ナビィ)
二人の顔が全面的にジャケットの前面に出たのは、これが初めてだという『寿[kotobuki]魂』。その顔は、とてもきりっとしていて潔い。その潔さで、これからも寿[kotobuki]ならではの懐の深く広い、そして温かい世界を作り出していってほしいと思う。


[End]
[P.2/2]次
前:A-YO
次:8月14日(木)横浜『寿町フリーコンサート』
🏠 📧
(C)2022 寿[kotobuki]