憲法集会
(2012.11.06 日々のつぶやき)
先日 憲法集会で歌う機会を頂き、山内敏弘さんの自民党の憲法改正案についてのお話を聞きました。
自民党に限らず、今話題の”第三極”(これって結局どういう意味なん?)の新政党もほとんどの政党が憲法改正を訴えているし、最近都知事を辞めた方は『現憲法の破棄』を言ってます。
この日は現憲法と自民党の改正案はどこがどう違うかという検証にほとんどの時間を費やしたので他の政党の事があまり触れられなかったけれど、とても有意義な講演でした。
是非、みなさんも自民党の改正案、見てみて下さい。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116666.html
最近の尖閣諸島での中国の対応を見ていれば「攻めて来られるかも」と思うし、ニュースで取り上げていた事が真実だとしたら国民の国家に対する不満の解消の標的(韓国も同様、でも日本も大差ないと思うけど)にされたんじゃたまらんわ、と思うが、もしかするとこちらの外交手段などの対応云々関係なく、相手方の都合で攻めて来るって事も無きにしも?とは思う。
なので、『国防が大事!!』って言いたくなる気持ちは全然理解出来ないわけじゃない。
話し(外交)が全然通じない相手だって思ったら、確かに怖い。
でも、本当に侵略したかったら震災時の国力が弱ってる時にいくらでもチャンスがあったんじゃないかと思うし、北朝鮮からあんなに近い北陸に山ほど原発があって、あんだけあったら核ミサイルなんかなくても原発2〜3基を標的にミサイル打てば日本なんてあっという間に壊滅なんじゃないかと思うけど、実際そんな事は起こさないわけで。
(もちろんそんな事したら、自分の国もあらゆる意味で生き残れないから簡単にするわけないけども)
私がいつも考えるのは、そうやって国民を脅して脅かして得してる人は誰なのか?という事です。
憲法改正案の中で自衛隊は国防軍にとあるけれど、この辺を読むと、はじめに改正があり、改正する必要がある!というプロパガンダが過剰なまでの中国反日デモ報道のように思う。
そう考えると着々と憲法改正を進めているでしょう。
表現の自由という条項に『公益及び公の秩序を害する事を目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない』と書いてあったけれど、具体的にはどういう活動を示すのか?先ず、それを判り易く明記して欲しいものだと思う。
私が勘ぐるに、首相官邸前行動や脱原発デモなどが盛んになった今、国民が自分たちの安全や平和に生きる権利を主張する力に身の危険を感じての事だろうと思う。
公益という言葉に関しては、あまりに漠然としていて危険な言葉だなと思う。
おおやけにとっての益とは何なのか?
例えば、震災の後、多くの国民や外国の日本よりも貧しい国の人達が被災地や被災者のために『義援金』という形での支援をしたけれど、それは「苦しんでる人を、大変な状況に居る人を助けたい」という人間の純粋な想いが詰まった行為であり、お金であったにも関わらず、その様な想いさえもを相変わらず個の利益のために使い、正く使う能力のない人達が国家の中枢にいるという事自体が全く公の益にはなっていないと私は思う。
その様な人達の言う「公」が何を指すのか?
自分たちの都合のいいようにその言葉を使うだろうという事は疑ってかかった方がいいのではと思う。
私は命より重いものがあるとは思えないし、どんな命も個々の望む幸せを希求する自由があると思う。
そういう意味で全ての命は平等だと思う。
その権利が保障されているかいないかは関係はなく、希求する自由は誰にも与えれていると思う。
憲法はそれが保障され、実践出来るものとしてあるべきなのではないかと思う。
それは理想論かもしれないけれど。
もうすぐ選挙が行われるはず。
マニフェストや政党のサイトをよ〜く読んで、参政権を正しく使わないといけないね、と改めて思うのです。

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