宮島に行って来た!
(2016.03.13 日々のつぶやき)
実家に戻り、『中学生の時の遠足で鹿ちゃんにお昼のお弁当ナメナメされた事件』以来、久しぶりに宮島へ行って来ました。
深い理由はなかったのですが、先日、月に一度の楽しみの整体に行って施術師の同郷の先生と話しをしている時に宮島の話しになり「大人になってから行ってみると全然印象が違いますよ」と言われ、行ってみようかな〜と思い、早朝6時過ぎに実家のある安芸郡熊野町を出発し、朝8時に宮島に上陸。
着いて早々に、鹿ちゃん達がうようよ。
鹿ちゃんかわいい〜?
私は『観てよし、食べてよし』と思っているくらい鹿が大好きだ!
例え、お弁当をダメされた過去があったとしても。

(「オープン何時?」と聞いているに違いない鹿ちゃん発見)
厳島神社までの参道を早朝の冷たい海風に吹かれながら歩きましたけど、幸い天気も良かったのでとっても気持ち良かったです。
やっぱり海、島はいいなぁ〜
厳島神社へ行って改めて日本の”朱色”はやっぱり美しいと思う。
ここの海の中に建つ鳥居は有名なのですぐにピンと来られる方も多いと思いますが、その色よりも拝殿や回廊の柱の朱色に心奪われました。
私は漆器も大好きなんですけど、色は黒より断然朱色が好きです。
この朱色は中国から来たと言われていますし、琉球国、朝鮮半島にも漆器も朱色もあるのですが、やっぱり若干違うような、、、、
朱色は日本のが一番綺麗だなぁ〜と私は思ってますが、この神社も相当美しい。
そして、9時に始まる神主さん達の朝の儀式を観る事が出来ました。
祝詞と太鼓と笛だけの雅楽を聴き、果物やお酒を奉納するシンプルなものでしたが、一体どれだけの長い時間この祈りを日々繰り返しているんだろう?と思うのと何だか胸が熱くなりました。
丁度、この日は震災から5年目。
平穏をお祈りさせて頂きました。

(見えづらいでしょうが、左下は能舞台。いつかバリの仮面舞踊を踊ってみた〜〜〜〜い)
その後、大聖院というお寺に行きました。
ここでは、修験の方達が読経されている所に出会いました。
獣の皮で出来たチョッキ、地下足袋、腰にひょうたん、独鈷の杖。
正に天狗の隣にいる修験者(?)!!
そして、お経が激しい!!
リズムもテンポも私好み(笑)でかっこいい。
あぁ〜なんてラッキー。
元々チベットと縁があったのか?ダライ・ラマ法王が来られたからなのか?『チベット砂マンダラ』も公開されていました。
膨大な時間をかけて制作したものを本来なら展示をせずにあっという間に掃いてしまう。
「永遠に変わらないものはない」という事を身を以って知る修行。
これに賭ける情熱、そして完成した『マンダラ』の中の世界。
いつ観ても凄いなぁ〜〜〜〜〜〜〜と顎が外れるほど思います。
バリ島でも似た様なものを散々観て、散々感じていますが改めて信仰を持つ人の心の強さを感じ入りました。
その後、弥山という山に登ろうかとも思ったのですが、天気も悪くなって来て寒いし、次回にする事にし今回は温泉へ?
海水の混じった温泉はちょっとぬるっとしててほんと〜〜〜に気持ち良かったですわん。
温泉から出たら「本日のコース、これで完璧!よっし、終了!」とふっと思いました。
髪の毛から足の先まで全身、地下から沸き上がるお水で洗い流して正解だったようです。
帰りの電車の中で自分の身体が何だか綺麗なベールに包まれているような感じがしました。
バリに行くと必ず沐浴に行くのですが、その時と同じような感じ。
あぁ、行って良かったなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
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