お知らせ〜
(2015.10.14 日々のつぶやき)
今年も中野で行われる”チャランケ祭りの”11月8日(時間は未定)二日目にバリ舞踊で参加します。
http://charanke.jimdo.com/
今年は琉球古典芸能”組踊(くみおどり)”の題材から『二童敵討(にどうてきうち)』を小谷野哲郎氏と芳野未央さんと3人でバリ舞踊に創作し参加します。
只今、創作佳境中。
小谷野哲郎
芳野未央
今回は20分という短い持ち時間だし、踊り手も3人しかいないので一番重要と言われるシーンも完全にカット(笑)した最初と最後のシーンだけを採用した本当のダイジェスト版。
『組踊』をいつかバリ舞踊でやってみたいという夢は20年以上前にバリの古典芸能『ガンブー”Gambuh』を初めて観た時から温めていたもので、今回ダイジェスト版であってもそれが実現出来る事が嬉しい!!!!
そしてバリにガンブーというものがある事を教えてくれたのが芳野さんだったので、その芳野さんと踊る事がとても不思議な感じがしています。
そして記憶はかなり曖昧なのですが、それまで芳野さんにもらったビデオ映像でしか観た事のなかったガンブーをバリへ行った時、友人達とチャーターをして初めてナマガンブーを観た時に小谷野氏が居たような、、、、、、
だとしたら私にとって運命の2人????(笑)
もう20年以上も前の事だからなぁ〜〜〜〜〜〜違ってたらすいません。
しみじみ忘却の彼方です、、、
お二方、有り難うございます〜。
今回、振りを作りながら改めて思ったのは沖縄の踊りというのはやっぱり”唄”がメインで、その歌詞をどう振り付けしどう踊るかという事が常に考えられて創られているもので、組踊も踊り手の感情や心のやり取りや、場面の変化、展開を唄で現しているのですが、唄によってそういうものが成されていないバリ舞踊とは根本的に違うので、そこをどうバリの音楽に合わせて振り付けて行くかがとても難しかったです。
いや、まだ終わってませんが、、、、、、
小谷野氏は台詞もあるのでこの演目の全て”振り”だけで現されるわけではないのですが、私と芳野さんには台詞がなく、振りのみで自分達の心情を表現しないといけないのですが、それがどう観えているのかはまだ自分でもよく判らないところで、『創る』事の面白さと難しさを同時に味わっている日々でございます。
音楽はいずれはオリジナルをと思っていますが今回はありものの曲を踊りに合うようにアレンジして頂いたもので踊ります。
音楽は名古屋在住のガムラン奏者の松井克宏さんとガムラングループのスアラスクマさんにお願いして録音してもらいました。
スアラスクマの皆様、ご協力有り難うございます〜
いや、これもまだ終わっていませんが、、、、、
去年同様、沖縄の神事”シタク”でうたも歌います。
シタクは本当に凄い、凄いとしか言いようがありません。
神事のメインはこの地球上で”チャランケ祭り”にしかないものとなっていますので、こちらも是非観て頂きたいです。
前日11月7日にはアイヌの神事”カムイノミ”もあります。
去年はカムイノミの中のイチャルパという先祖供養の儀式(女性しか参加出来ない)に参加させて頂いたのですが、ちょうど私の中で家族との関係性について新しい視点が生まれた時だったので感慨深いものがありました。
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