どうなのよ????
(2009.06.07 日々のつぶやき)

今日は不思議な天気、不思議な空だった。
ぼ〜〜〜〜〜っと見ていたら激しい、空の変化に圧倒されてしまった。
昨日、「足利女児殺人事件」でえん罪の被害に遭われた菅谷さんの開放のニュースを散々観た。
17年という歳月を『殺人犯』として扱われた人生を、当事者はどう思っているんだろうか?
担当の元警部は「それでも自分は間違ってない」みたいな事をブログに(!)書いたとかで、炎上しちゃったらしいけど、、、、、
その前に、いくら退職してるからって自分が関わった事件の事をブログに書くってどうなの??
いいの、それ???
DNA鑑定の精査の低さを指摘し、菅谷さんの髪の毛を使って独自に鑑定し、DNAの不一致を指摘した弁護士が再審請求をしたが棄却され、無罪であるにも関わらず、その後12年もの長い時間を犯罪者として刑務所で過ごす事になった。
何故、棄却する必要があったのか?
何故、再審しなかったのか?
色んな事が言われていたけど、どれも人の人生を狂わせてまで守らないといけないものとは思えない、不正義な理由だと思う。
無罪となって自由になったからといって失われた17年は戻らない。
責任のとり様のない事をしたという自覚が本当に当事者達にはあるんだろうか????
それに、この17年の間に時効が成立してしまい、結局、本当の犯人がわからないままになってしまった被害者の家族はどうなるのか?と思う。
弁護士の指摘通り再審をし、菅谷さん以外に犯人がいる事を認めていれば時効が成立する前に真犯人が見つかっていた可能性だってあっただろうに。
彼らもまた、失われた17年となってしまったのではなかろうか?
カメラのフラッシュがバチバチとたかれ、「菅谷さん、良かったですね」と、記者が声をかける記者会見をどんな思いで観たんだろうか?
我が子を殺され、捕まった犯人はえん罪で、時効制度のお陰で再捜査もされず、結局本当の犯人はだれかも解らず、このまま裁かれる事もない。
この家族は何重もの苦しみを課せられている。
彼らは今どんな思いでいるんだろうか?
菅谷さんも、被害者家族も気の毒でならない。
2つの家族を苦しめ、傷つけ、悲しませた罪は本当に重いと思う。
「再捜査」をし、真犯人を逮捕して欲しいと切に願う。
それしか責任のとり様がないだろ?と思う。
人の人生を狂わせたんだから、それくらい死ぬ気でやって欲しいわ。
「正義のためだもん!!」とか言ってるおっさんも元法務大臣の権限利用して、ここでこそ正義貫いてもらえないもんかね、これ真剣!!
「富山のえん罪事件」「志布志事件」とえん罪事件も後をたたない。
えん罪を作り出した関係者、全員、裁かれてもいいじゃないの?
と思うのはわたくしだけでしょうか?
ところで、明日は、谷保の「かけこみ亭」でライブです〜
お時間あったらぜひぜひお越し下さいませ〜ヨロスク!!
ではでは、またねん。
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