コラボしました。
(2012.10.04 日々のつぶやき)
10月になりました。
日中は暑いけれどやっぱり陽の入りは早くなってちょっと寂しい、、、、
7日のライブで李政美ネーネーと歌う新曲の歌詞を書きました。
ネーネーから『ウナイのチカラ』ってタイトルで作るのよ!!と言われ、う〜〜〜〜ん
悩む事3日。
出る時は突然、出産なら超安産!3分くらいで生まれた!
メールで送ったら作ったネーネーからMP3の音源がメールで送られて来て、何度かスカイプでやりとりして曲も出来た。
コラボの一歩が完了!
凄い!便利な世の中ですわ。
ウナイっていうのは女兄弟の事を指す沖縄の言葉。
昔、男の人は船で島を離れて遠くはインドネシアやシンガポール周辺、近くは奄美諸島に働きに出ていたんだけど、遠く離れても女兄弟の霊力が自分を守ってくれるという『オナリ神信仰』というのがあって、琉歌の中にも「船の先端に白い鳥が止まっているけれど、ただの白鳥ではないよ、我がウナイの霊力が鳥となってここに来たのだ」という内容の歌もあり、私はな〜〜んかこの歌が好きで、今回もこのイメージで書いてみました。
ネーネーらしい、優しいメロディーのいい歌が出来ました。
ずっと歌っていける歌になるといいな〜
そして、ずっと歌ってみたいなと思っていた韓国の歌『朝露』をネーネーと二人で歌います。
頑張ってハングルで歌っちゃる!
必死で練習してまする。
この歌は韓国が軍事独裁国家だった頃、金敏基(キム・ミンギ)氏が作り、すぐに発禁となりました。
けれど、民主化闘争する人達の間で歌い継がれ、今に残る名曲です。
ヴィクトルハラ然り、このような美しい歌は独裁者を恐怖に陥れる力があるようです。
政美ネーネーのライブで、韓国に行った時の打ち上げで、集会で色んな所で聞いて歌詞の意味は全然判らないのに、心が揺さぶられました。
映像は2008年の牛肉輸入に反対するデモで歌われているものです。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=U6YEzaio-IQ
韓国でライブをした時、日本の大学に留学経験のある通訳の女性は日本も日本人も本当に大好きだけど、若い人が政治に関心がなく選挙に行かないのには驚いたし違和感があった、という話しをしてくれたので、「韓国の若者はどうなの?」と聞いたら
「全員が同じ思いかはわからないけれど、今、私たちの自由があるのは先輩たちが血を流して勝ち取ってくれた『民主主義』というものがあるからです。私たちはそれを守っていく責任があるし、次の世代に引き渡すという責任もあるので政治に関心を持たないで生きるという事は考えられません。私の周りの大学生はそのように考えています」という様な話しでした。
この歌を愛した、歌い継ぐ、彼らの騒然な体験は私には経験がないので、その背景や想いを歌に込める事は出来ないけれど、私なりにこの歌に共感する想いを込めて歌いたいと思います。
自分では判らなくても、私の深い意識の中では何かが繋がっているはずだから。
頑張ります〜
是非是非、お越し下さいませ〜

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