帰国しました。
(2011.03.23 日々のつぶやき)
久しぶりに長期間 バリへ行き、毎日毎日、ひたすら踊り続けて
自分だけの時間がある幸せを満喫している頃、現地の友人からの電話で今回の地震の事を知りました。
インドネシアでも、連日、被害の状況や原発の爆発事故など報道されていたので、だいたいの事は解り、事態の深刻さと、直後は旦那くんの施設や家族とも連絡がとれなかったので、一瞬、帰国するべきか悩みましたが、残る事に決めました。
毎日、朝と夜、部屋の中で、時々お寺でお祈りしていました。
平穏が戻ること
必要なものが必要とする人の元に届くこと
日本人が心を合わせてこの困難を乗り越えられること
被災地の方でもしもネットが使える様な状況ならば、足りないものやケアーをして欲しい事があれば、是非、寿[kotobuki]のサイトの掲示板も利用していただけたらと思います。
亡くなった方のご冥福と被災された方に平穏が戻るよう、心が癒されるよう お祈りしています。
バリで沢山、いいパワーをもらいました。
日本でこのパワーを活かしていいエネルギの循環が出来る様な事を沢山やりたいと思います。
今回は3月5日が『ニュピ』というバリのお正月で初めて体験しました。
その翌日、先生の住むバトゥアンという村で儀礼があり、女性が踊る奉納舞踊が面白いでの観においで、と誘って頂き観きました。
延々とひとつの踊りを2時間近くかけて、村人が踊っているのを観ていたら先生に「交じって踊れ!!」と言われ、見よう見まねで踊らせて頂きました。
初めてバリのお寺で踊らせて頂きました。
ナマのガムランが本当に気持ちよくて、それは、海も越えて全てを越えて人も動物も全て、皆、ひとつに繋がっているという事が目の前に絵巻の様に現れて来て、その絵巻に描かれている道を皆で前進している様な感覚でした。
それは、不安のない、生きているという事、それだけで幸せという様な、そんな世界でした。
あの気持ち、忘れたくないなぁ。
最後に踊ったご褒美に、お菓子を頂き、その日は先生のお家に泊めて頂き、ウブドとは違う夜の虫や鳥の声を聞きながらウトウトしつつも、興奮して眠れませんでした。
またバリの話も折をみて書きます。
ではまた。

(お寺で戴いた黒米にやし砂糖の蜜をかけたお菓子)
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