ミツヨと呼ばれた男
(2010.02.24 日々のつぶやき)
(シーサー制作中)

(ライトアップシーサー)

(イベントが終わってシーサー解体中)
去年の様にツアーではなかったのが寂しかったけど、やっぱり『沖縄ナイト』は楽しい!!
去年来て下さった方の中には「民謡もないのに何が沖縄ナイトじゃ!」と思われた方もいらしたそうで、実際クレームがついたらしいんだけど、あくまでもうちが思うにって事だけど、ジョニーさんもshyのアニキもミーツーニーニーも(他にもいますけど)3人の作る音楽は「沖縄生まれ」じゃなきゃ〜作れないものの様に思う。
色んなイベントで、うたの上手い人、曲作りの上手い人、歌詞の世界感の独特な人、色んな人に出会うけれど、ある世代から上(多分30代後半くらい)の沖縄出身のミュージシャンほど、色んな意味で個性的な人達もいないといつも思う。
去年、サムズの沖縄ナイトでローリーさんと一緒になって改めて思ったけど、あんな人、世界中のどこにもいないよ。
歌詞にそれらしい言葉がなくても沖縄音階を使わなくても、例えばリズムの刻み方だったり、すごく小さい事なんだけど、何かが多くの日本人ミュージシャンとは違うな〜と思う。
それは、やっぱり歴史が大きく音楽性に関係してるんじゃないかと思う。
アメリカになって、日本になって、日本人だと思ってみたり、違うと思ってみたり、テレビは日本の放送以外にFENを観ていたり、基地の存在を疑問に思いながらも嘉手納カーニバルは楽しんだり、、、
日本人でありながら日本人とは違う暮らし、想いをして来たその経験が音楽ににじみ出てる気がします。
それは、出そうと思って出るものでもないし、消そうとして消えるものでもない気がします。
だからそういう意味では「民謡」ではないけれども彼らの音楽は「沖縄音楽」なんだと思う。
だからって、「民謡がないと沖縄じゃない」という人の事を否定してるわけではありません。
まぁ、何が沖縄らしさかとか判らないし、沖縄音楽ってくくる必要もないし、どうでもいいと言えばどうでもいいんだけど、三線で歌えば沖縄音楽かと言えばそうじゃ〜ないよな〜と最近、本当に思うもので、ついつい書いてしまいました。
そんなこんなで、多くの方々のご協力ご尽力で楽しませて戴いた沖縄ナイトも無事終わって、翌日、ジョニーさんは早々に沖縄へ帰って行き、残った3人は、主催者のホンマさん、じゅんさんと共に車で摩周湖温泉へ。
その前に『北緯43°美術館』という北緯43°圏内に暮らす人達の生活が垣間みれるという美術館へ行ってみた。
冬期閉館中、、、、、、
でも、併設の画廊は空いてるっていうんで入ってみた。
うちは、何かアホなんだろうか?
この美術館に来たら、イヌイットやロシアの先住民の美術とか工芸品が見れるかも〜と思っていたんだけど、北緯43°ってそんなに北じゃ〜ないよね、よく考えたら、、、、
画廊の脇に北緯43°の国々が書かれてて、中国、モンゴル、ルーマニア、アメリカ合衆国、などとありました。
とほほ、、、、

前[P.2/3]次
前:死ぬかと思った、、、、
次:春の嵐じゃが、、、
🏠 📧
(C)2022 寿[kotobuki]