週刊「ナビィ、の部屋」第38号
(2003.07.24 日々のつぶやき)
ガビはうち達と入れ代わりで船に乗るので、その準備で忙しかったらしく、世話出来ないっていうので、奥さんが日本人でタヒチニアンダンスの先生っていう友達家族に会わせてくれた。
それはそれは、素敵な家族でねぇ、、、、
だんなさんがギター弾いて、歌って、奥さんが振り付けして踊って、時々娘さんも参加して、、、、、
ひかりと風がいっぱい入る部屋でコーヒー飲みながらお話をした。
タヒチは『タヒチヌイ(大きいタヒチ)』と『タヒチイティ(小さいタヒチ)』と2つの島で出来ていて、彼ら家族はタヒチイティの森の中の一軒家で生活してた。
うまく言えないけど、タヒチの豊かな恵みを受けて暮らしてる感じがした。

奥さんはあゆみさんというのだけど、彼女は、日本人としてもとても華奢で、タヒチの女性に比べたら、3分の1位しかない、って感じなんだけど、居ずまいが、もうタヒチの人だった。
「私達、もう何千年もここで暮らしてます」みたいな根の張り様だったなぁ、、、タヒチの旅で一番印象に残ったものは、彼らの笑顔だった。
どんな風に生きてもいいんだよ、きっと何が幸せか分かっていればさ、、
何が幸せか?豊かさか?って事を計るものさしは、自分の中に在る、って事をちゃんと思い出せる人でいたいな、と思うのです。
船内で話しした若い人達が『南米に行って、貧しい=不幸って事ではないって事がよく分かった』って言ってるを聞いて、本当にそうだよねぇ、、と改めて思ったし、10代のうちに、そういう事が知れて良かったよね、とも思った。

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