週刊「ナビィ、の部屋」第49号
(2004.05.08 日々のつぶやき)
彼らの話しで『パールハーバーでの開戦は、日本とアメリカという他国家の戦争が私達の土地で勝手に行われたもの、と認識している」というのがあった。
まるで沖縄だ、と思った。
ハワイイはオアフ島の25%が米軍基地に使用されている。
沖縄本島の24%が米軍基地というのとそっくりだ。
美しい島というのは、どうしてこう侵略の対象になってしまうのだろうか?
タヒチもフランスに支配され、タヒチ人らしい生活スタイルを奪われていた。
ハワイイ、沖縄ほどの比重ではないけど、フランス軍が駐留していた。
海洋での水爆実験も行われている。
はじめてこの島を訪れた人達は、美しい島を見て、どう感じたのだろうか?
支配したいと、手に入れたいと、そう思ったのだろうか?
もし美しいと感じたのならば、何故感じたそのままにしなかったのだろう?
夕方6時過ぎ、船はワイキキベイを後にして、日本に向かって出港した。
だんだん小さくなってゆくオアフ島に、これまた小さく星条旗が揺れてるのが見えた。
とても不似合いだ、そう思った。
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