バリ日記 その1
(2005.08.18 日々のつぶやき)
バリの駄菓子 この日はココナッツフレークに
蜜がけのピンクのグルグルしたものと、
バナナに粉をまぶして茹でたもの。すんごくうま〜〜〜〜〜〜い
イブ ニョマンは32才の3人のお母さん。
バリは大家族で暮らすのが当たり前で、イブ ニョマンの家は旦那さんの両親、お姉さん、お兄さんの息子さん家族、そして2人のお手伝いさんの14人が、同じ敷地に暮らしている。
朝、9時に行くと次から次へと現れる家族のみなさんに挨拶をしてからレッスンがはじまる。
そして、洗濯をするお手伝いさん、供物を片手に家中の拝所のお祈りをするおばあさん、銀行員と仕事の打ち合わせをする息子さん、、、普通の生活が繰り広げられる中で稽古をする。
うちは、この空間がすごく好きだった。

お別れにCDをプレゼント。こころなしかイブの表情に疲れが、、、、
もしかしてうちとの20日間で疲労困ぱい???
まだ2歳の次男『コマン』は最初はうちの存在を「ちくしょ〜ママを奪いやがって〜〜〜」と
快く思ってなかった様だったけど、毎日行ってるうちに『コヤツ、害はないらしい』と思ったのか、食べてるおやつを分けてくれたり、自作の即興ダンスを披露するまでに心を許すようになりました。
最後の稽古のあと「バイバイ〜またいつかね、明日はここには来ないよ〜」って言ったら
何となく意味が分ったらしく、ものすごく寂しそうな顔になって、その顔を見たらうちもすご〜く寂しくなった。
イブ ニョマンが見送ってくれて、いつもの様に宿に帰る道を歩き始めたら改めて、もう明日からの自分の毎日に「9時にここにやって来てイブ ニョマンとレッスンをする」という日常がなくなった事を想い、更に寂しくなった。
そして帰国してしばらくは、やることが何もなくなった様でやっぱり寂しかったなぁ〜

[End]
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