バリ日記 その3
(2005.08.20 日々のつぶやき)
「今日は18日だが、一応レダさん家に到着する前に確認しておこう」と思い電話したら
「もちろん出来てるよ!!でも、チェックね、まずチェック!!今日はチェックだけ」って言ってる。
「は???なんで出来てるのに???チェックだけって何???」と思っていたが、「出来てる」ってんだから行ってみるか、と思って行ってみて、いや〜〜〜な予感。
入り口に工房があるのだが、うちが注文した衣装と似たものをせっせと作っているおじさん発見。
いや、似てるっていうより同じ?
っていうか、それってうちが注文したもの???
いやな予感を胸に入ってゆくと、工房で作っていたもの以外はぜんぶ揃ってテーブルに鎮座ましまししてた。
いや〜な予感は適中だった。
まさにおじさんが作っていたものはうちがオーダーした冠だった。
冠の枠は出来ているけど、装飾の部分が全然出来ていなかったらしく、うちの到着までせっせと作ってはみたものの間に合わなかったらしい。
それでも、その枠だけ持って来て「いや〜メンゴ、メンゴ〜先ずチェックね〜」と微笑みのレダさん
「コラ〜〜出来てないなら素直に「出来てない」って言え〜(怒)」
結局、翌日レダさんがバイクで宿まで完成品を届けてくれたのだった。

同じくレダさんの工房。手間のおじさんが手にしているもの、
それは出来ているはずの冠。
なんていうか、バリ人には人をケムに巻くというか、「なんだそりゃ?」と食ってかかりたいのに
「まぁ、ええか、、」とこちらをふにゃ〜とさせてしまうマジックというか、テクニックというか
そんなもんが備わってる様な気がする。
レダさんにしろ、結局悪い印象って残らないんだよな〜〜〜
なんなんだろ?「謝り」のプロ????
うちなーんちゅにも似た様なムードがあって、それがまた、魅力の要素になってる様に思う。
まぁ、命の危機に関わるような大変なメに遇った事がないからそう思えるのかもしれないけど、何度も訪れているわけですから、色んな事もありましたよ。
宿でシャンプーしてる最中にお湯も水もな〜〜んも出なくなって、泡まみれの髪の毛にタオル巻いて「水が出ない〜」って大家の家まで文句言いに言った事もあったけっな〜あん時は本当に辛かった。
でも、結局いつも「あぁ〜楽しかったなぁ〜」って帰国するんですよね。
やっぱり今回も「バリもバリ人もやっぱりええなぁ〜」ってしみじみ感じて帰って来ました。

ウブドで見かけた微笑ましい看板
「シ」と「ツ」「ソ」と「ン」が見事に間違っている。
後ろにいる彼の表情がまたナイス。
そう言えばみーつーにーにーの家の近くに
「ペーヨソジョソの食べたラーメソ」って看板があるらしい。
外人さんにとってカタカナって難しいのね。
人には合う、合わないがあるから、バリが全然ダメだった人も、バリはいいけど、ウブドは合わないって人もいるだろうけど、うちはすご〜く魅惑的な島だし、ウブド最高!って思ってます。
まだ行った事のない方、是非行ってみて下さいませね。
ライブの時に声かけて下されば、ウブドの良い宿など紹介致しますわ。
美味しいお店マップも書きますぜ〜〜〜
ではでは、長いバリ日記(って全然日記じゃなかったね)読んでくれてありがと〜
またライブで会いましょう。
[End]
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