2度目のアイスランドの旅〜その1〜
(2006.02.01 日々のつぶやき)
「何か???」と聞いて来たので
呆然としたまま「イミグレーション」とだけやっと言葉にすると
「フリー ノープロブレム」と答え「さ、車に乗って、ようこそアイスランドへ」と笑顔で我々を車に案内したのだった。
釈然としないまま、車に乗り込み「そんな事ってあるんだろうか?」と車内で夫婦会議
「考えても解らない事をいつまでも考えたりしない主義」の旦那さんはしばらくすると、会議にも飽きて外の景色を観て、あれこれとうちに聞いて来たが、うちの心はボー然モードから解放されないのであった。
約15分で車は『Hotel Nothern Light Inn』に到着
5年前に泊まった時は『Hotel Blue Lagoon』という名前だったし、大幅に改装されて、うちが泊まった部屋はキッチンになっていて、りっぱなレストランが出来、何だか別のホテルに来た様な感じがしてちょっと戸惑ったけど、とにもかくにも、先ずはオーロラ!!
部屋に荷物を置くと、ホテルの外へ。
もうすでに、何組かがオーロラの出現を待っていた。
よ〜く見るとみなさん、日本人でした。
皆さんイギリスやヨーロッパに住んでいて、家族で遊びに来ているらしい。
イギリスに住んでる人の話しだと、エアーチケット往復で8000円だったそうで、最近は家族で毎年この時期に来て、オーロラハントしてるらしい。
いいなぁ〜〜いいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんな話しをしながら、空を見上げるが、天候がころころと変わるアイスランドの空は、あっという間に雲に埋め尽されていた。
その日はあきらめて、部屋に戻ってビールを飲んだ。
ナ「ねぇ、ねぇ、入国審査しない国ってあるのかなぁ?」
ダ「もう、そんな事は忘れてお風呂入って寝なさい」
いつまでも考える質のうちは、結局眠りに付くまで旦那さんを相手に疑問を反芻し続けたのだった。2日目 2月15日 〜その1〜
疲れていたわりには、6時半頃起床。
2月のアイスランドは10時くらいに陽が登るので、当然外は真っ暗。
取り合えず、やる事ないので外に出てみる。
ごつごつとした溶岩の大地がうっすらと見える。
「あれなあに?」と旦那さんが『スヴァルツェンギ地熱発電所』を指刺した。
発電所とは思えない、とても愛らしい建物を見て、昨日の夜よりも更に
「来た〜アイスランドに再び来れたんだぁ〜〜〜」と実感が涌いて来た。
前に来た時は最初にレイキャビーク市内のホテルに1泊して、そしてオーロラ観るためにこのホテルに3泊したので、毎日、この発電所が出す濛々とした煙りを見ながら過ごしていたのだった。
だから、うちの思い出すアイスランドの景色は、オーロラと、キラキラと輝く夜のチョルトニン湖の美しさと、この発電所の濛々な光景なのだ。

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