バリの日々 〜ベモに乗る日々の巻き〜
(2007.05.22 日々のつぶやき)
http://www.bewishbali-tour.com/map_index.htm←詳しい位置関係を知りたい方クリックしてご覧なさい〜

さてバトゥアン村の入り口に着きました。
ベモを降りる時は降りたい所で「ストッパー」って言えばベモが止まる。
初めて乗った頃「ストッパーって何だろ??ストップって言いたいのに最後がパになってちゃってるのかな?」って思ってたんだけど、
「ストップ、バパ(止めてください、おじさん)」が縮まって「ストッパー」って事だったんだよね。
(バパは男性の敬称、ちなみに女性はイブ)
例え自分の声に運転手が気付かなくても誰かが大声で「すと〜〜〜〜〜〜〜っぱぁあああああああ」って言ってくれるので絶対に目的地で降りれます。
(うちの研究によりますと、バリ人が助け舟を出してくれる時、おじさんは「スットパ、ストッパ〜観光客が降りたがってるよ」と運転手に対して説明的な態度を取るが、おばさんは「止まれ!!」と鶴の一声で車を止めてしまう。して、その声はなぜか威嚇的でもある。)
ベモを降りたら運転手に運賃を払う。
観光客のうちはこの運賃を払う時、緊張の一瞬を迎えます。
バリに着いて最初にベモに乗る時はあらかじめツーリストインフォメーションに行くとか、宿の人に聞くとかしてだいたいの運賃を確認します。
今回はウブドバトゥアンは4000ルピア(だいたい70円)であると判明しましたが、これがまた客によって変動するんだよね〜
株じゃ〜ないんだからさ〜
一応初乗り料金は2000ルピアらしいんで、どんだけ乗っても絶対に2000ルピアは払わなくちゃ〜いけないはずなんだけど、「あこそこからここまで乗って1000ルピアしか払わないのかよ??」って人がいても、その人がいかにもお金がなさそうな人だと運転手も何も言わない。
つまり運転手が人をどう見るか?によって運賃が変わるわけです。(と思うが、、、、、、)
うちはどう見たって外国人。だからぼったくりの対象になるわけです。
運転手さんは観光客だからもっと払ってくれるかもって期待してる様なのだが、うちが4000ルピアしか払わないと一瞬がっくりしてる事は多々ある。
それはそれは「がびょ〜ん」って吹き出しが見えそうなくらい正直ながっくり具合だ。
だけど、たいていはうちが「有り難う〜」って言ったら「へ〜い」って去って行くもんなんだが
時々強者はいる。
「お前観光客だろ?金持ってるだろ?一万ルピアよこせ〜」って急に怒鳴りだしたり、ひどいおっさんになると車から降りて来ようとしたり、、、、
ひゃ〜〜〜怖い。
うちは「んでもさ〜昨日もおとといもこの値段で乗ってるよ!!これが普通の料金だもんね!!」と強気に出るけど、あんまりしつこいと1000ルピア4枚丸めて運転席に投げ込んで、すたこらさっさ〜〜〜と走って逃げる。
5000ルピアって言われた時は「まぁ1000ルピアくらいなら〜」と思って、5000ルピア紙幣を渡しもしましたが、一万ったらあ〜〜〜た、
6000ルピアもぼられちゃってるじゃ〜ありませんか。
安い屋台行ったら6000ルピアでナシチャンプールひとつ買えまっせ。
いくら日本人の方がバリ人よりお金持ってるったって、一食分もぼられてたまるか〜〜〜〜〜(怒)!!
そんな緊張の瞬間を毎日過ごしつつ稽古に行き、帰りは帰りで全然ウブド行きのベモが来ず、毎日屋台でおやつ食べながらベモの到来を待ってました。
うちのお気に入りは、『 Roti Jepang MORINAGA〜日本のパン モリナガ』ってやつ。

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