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初マレーシアの旅

久しぶりの更新です。
お元気ですか?

マレーシアにVISAの延長のためにやって来て2日滞在し、バリに戻るはずが機内で散々待たされた後、欠航に!
まさかの空港夜明かしで明日の早朝便を待ってます。
クアラルンプール空港が24時間空港で良かったわー
って、普通のエアラインだったらホテル代出してくれるはずだけどエアアジアはミールクーポン2枚‥‥‥
まぁ、クアラルンプール〜デンパサールが往復9800円ですから仕方ないですね。
お年を召してる方には絶対におすすめ出来ない会社でございます。

クアラルンプールの市内に滞在したのは初めてでしたが、あまりの大都会っぷりにビックリ!
地震が無いことに絶対の自信があるのか?縦に長〜い(高い だね)ビルやタワーがこれでもか?ってくらい沢山あるってのにまだ建設中のビルもわんさか。
三年後はどうなってるんでしようか?この街は。

でも町並みはイスラム様式の建物が沢山あってキレイでした。
イスラム建築大好き❤

今回はイスラム美術館と東京ドームみたいにデッカいナショナルモスクに行ってみました。

イスラム美術館は、モスクみたいな回廊状の建物に、一体誰が何代にも渡り大切に持ち続けていたのかを考えるとクラクラするような古い古いコーランやアラビア文字で書かれた天文学や解剖学の古い本などの書籍からイスラム系民族の衣装やアクセサリー、世界のモスクのミニチュアなどが展示されていました。

私が心惹かれたのは中国回教徒が書いた掛け軸の書でした。
墨でアラビア文字のコーランの一節が書かれていました。
それは大概が、横書きで書き記されている他の美術品と違い円形に記されていたり、蓮の花を形どっていたりしていましたが、そこに「アジア的平穏(イ サラーム)」を感じました。
とても美しく、パワーのある作品でした。
作品は1970年から2001年の間に作られたもののようですが、
中国では回教徒への弾圧、抑圧があるて聞いていますが、この作家さんは今、どうされているんだろう?と、そこも気になりました。

でも、アラビア文字は文字そのものが美しく、更に「芸術品」として美しいものへと昇華させているムスリムの情熱に触れ、幸せな気持ちになりました。

次はイスラム美術館を出てほぼ目の前のナショナルモスクへ。
モスクに入るには指定された服とヒジャブ(頭から被るスカーフ)を身につけないといけません。
それを借りて中に入ると
でっか〜い!!
デカすぎて見る所がなーい(笑)
いや、本当に。
なんていうか、焦点が見つからない感じでした。

でも、モスクの中では、寄り添い合うカップルや、新聞片手に語り合うおじさん達、お弁当を食べてる家族連れなと、憩いの場となっててホンワカムードでいっぱいでした。

マレーシア人は言語もインドネシア語とほぼ一緒だし、ムスリム人口が多いし、食べ物もそっくりだし、インドネシア人と似ているような気がしてましたが、ぜーんぜん違ってました。
住んだら印象も変わるんでしょうが、マレーシア人はなんちゅうかインドネシア人(特にバリ人)のようなホスピタリティがあんまり無いような気がしました。
決して意地悪ではないし、あれだけ共通点ほぼ無しの多言語が存在する国だったら、母国語の違う相手を言葉で理解しようとはなかなか思えないような気がするのでコミュニケーションは煩雑になるんだろうなと想像します。
が、「お願い、話しを最後まで聞いてー!」と思う事が何度もあり、適当に聞いて適当に答えてくれるので得たい情報は4〜5人くらい聞かないと得れなかったりしました。
もちろん私の語学力の乏しさにも問題がありますが‥‥‥‥

改めてインドネシア人の「ホスピタリティの豊かさ」というぬるま湯に浸かってる自分に気付きました。

そんなわけで2日間の初マレーシアの旅、無事終了!
でもないね。
明朝、無事飛びますよーに。
ではではまた!

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にわかムスリムになったわたくしでございます。

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