Archive for 2001年12月

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週刊「ナビィ、の部屋」第12号

 いや〜〜〜〜、冬はみかんがうまいっ!!!うちは広島っ子なので、牡蠣とみかんにゃー目がないね。子供の頃は瀬戸内の離島にみかん狩りに行ったっけなぁ〜
 「みかんの花が咲いている〜」って歌ってたけど、みかん狩りのシーズンにしか、みかん山行ってないから、花なんか咲いてるの見た事ないわ、そう言えば、、、、、、

 沖縄のみかん、「たんかん」も美味しいわ〜、うう、、食べたい〜〜 って、みかんと思い出話しはどうでもいいのよ、、
 今年は御存じ『IN-HI』のレコーディングとライブに参加させてもらって嬉しかったなぁ〜

 やっぱり、「一緒にやりたい」って誘ってもらえるのは嬉しいし、歌う事は楽しいし、勉強にも励みにもなる。感謝だすなぁ〜

 なれ親しんだ「寿[kotobuki]」世界とは違う音の中に自分がいるっていうのは面白いもんだよ。

 ライブの時はナゾの人、って設定(?)だったから名前だけ紹介してもらって「ハイタイ、ハイサイ」としか言わないで歌い始めたから、「うちなんちゅ」って思い込んだ人いっぱいいたみたい、、、

 カッカッカー!!ダマされるがいい!!

 ボーカルのSHIMO-Zくんが、打ち上げで、うちが歌い始めたら会場の空気が変った、って言ってくれて、「いや〜すごいホメられたぁ〜」と思って嬉しかったわ〜。

 楽しい冬の始めの思い出になったざます。

 今年は『IN-HI』以外に『李 政美(い じょんみ)』さんのレコーディングにも誘っていただいて、でもじょんみさんのノドの調子が悪くて、制作と発売が延期になってるんだけどね。

 来年、春頃にはリリースしたいって言ってたから、楽しみに待っていよう!!

 リリースの際にまた告知するね。


 こういう風にいろんな人と音楽を作る事や、人の音楽の世界の一部になる、って事を前にすると、「ナビィという唄者」について考える。(去年も『A-YO』の制作中、考えまくってたわ。)

 特に『IN-HI』の方はジャンルが、聴いた事あんまりない世界だったし(でも、今思い返せば「抱瓶」でライブする時、寿[kotobuki]入場のテーマで流してたんだよなぁ〜 『IN-HI』のうた。やはり縁ですかな?)

 「この音楽の中で『ナビィらしい』ってどういう歌い方なんだろ?」って考えた。

 でもさ、あれこれ考えるけど、答えってないんだなぁ、、、って思った。

 誘ってもらって嬉しくって、うた聴いたら「いいうたさぁ〜」って思って、また嬉しくなって、、それに「ナビィがいい」って思ってくれてるんだろうしさ

 それもまた嬉しいじゃない?だから その気持ちのまま歌えば良し!!なんじゃーないかな?って思って考えるのをやめた。

 色々考えて「ナビィらしさ」をアピール!!ってのも時には必要なんだろうけど、きっと「必要」って感じてる時は、自然とそうしてると思うし、、、、

 何をどう考えても「こうしか歌えません!!」って言うのが一番「らしい」って事なんだろうしさ、、、

 実は必要としてない事、本質とはあんまり関係ない事、に気がいってココロがざわついてると、一番大切な事を見失ってしまう気もする。

 見失ってるから、気がいってしまうのかもしれないけどね、、

 ココロ静か〜〜〜〜に、なるべくそうなれる様に、日々練習ですな、、、

 年が明けて1/16に南青山の『マンダラ3』で井上鑑さん、おおたか静流さん、TATOPANI 寿[kotobuki]でユニットを作ってライブするの。来てね〜ン。

 ではでは、またね〜〜〜〜


   

週刊「ナビィ、の部屋」第11号

あなたは「DNA」について考える事などありますか?
 何だわけ?いきなり、、、とお思いでしょうが、、、

 初めて来た場所なのに、『あれ?来た事あるかも?』とか、初めて聞く言葉なのに、何故か心を動かされる響きを感じたり、、、

 日本人なのに、沖縄のうたやバリダンスに心をわし掴まれてるナビィの様な人とかさ、誰にでもあると思うんだけど、、、、、

 先日、そういう事は全部「DNA」の仕業なんだ!!と言い張る人に会いました。

 そう言い張る根拠は、いまいちよく解りませんでしたが、「DNAの仕業」という話しには何となく納得してしまった私なのでした。

 2001/11/24、渡辺亮さんと、彼が教えてるサンバのワークショップの参加者『打波波』(打〜娘。)の皆さんとライブをやりました。

 このライブのためのリハーサルのお陰で、全然知らなかったサンバのリズムの成り立ちを知りました。

 で、私と亮さんはかなり長いおつき合いなのですが、リズムの成り立ちを知れた事で、「あはぁ〜、あの時、あのうたの事で、言っていたリズムはここから来ていたのか?」とか、「はっ?そういう意味だったのか、、、、、」と今更気が付く事もあったりなんかして、、、(ごめんね)

 そう考えると、別にサンバの曲じゃーない寿[kotobuki]のうたも、亮さんのアタマの中ではサンバ的リズムが構築されてたわけで、それ程までに亮さんってサンバの染み付いた男だったのね〜 と改めて気が付いたのです。

 多分他の人がみたら「ナビィって沖縄が染み付いた女なのね〜」って事もあるんだろうけど、、、

 興味があって、一生懸命練習するし、ちょっとでも上達したら嬉しいから又練習するし、、、、だから染み付いても当たり前なんだけどもさ、、、、

 かってバリ島で踊りを習ってる頃、私が知る限り踊りやガムランを習ってるのは、ほとんどが日本人ばっかりだった。

 練習中、見学に来る西洋人や、台湾人、韓国人の観光客は大勢いたけど、その後、続けて来た人を私は一人しか知らない。

 アメリカから来たそのニーニーは、今まで踊りなんぞ、まったく興味がなかったのに、初めてバリに旅行に来て、踊りに心を掴まれ、どうしても踊ってみたくなったそうだ。

 そして踊る事が楽しい、と言う様な事を言っていた。

 そして、今自分自身に起こってることが、とてもミステリアスだと感じている、とも言っていた。

 始めはへっぴり腰で、白い肌、青い目がどうにも違和感があった彼の踊りも日を追う毎にサマになり、たったの10日間でそれなりな感じになっていて、私はでーじびっくりしたのだった。宿に帰っても練習ばっかりしてたらしい、、、、

 そこまで入れ込める理由って何なんでしょう?

 頑張れるワヶは何なんでしょう??

 何故「長唄」ではなく「島唄」なのでしょう???

 何故「バレエ」ではなく「バリダンス」なのでしょう????

 ミステリアスやっさ〜〜〜〜〜

 長い長い「人間」の歴史の中で混じりに交じりまくった私達の「血」

 やっぱり「DNA」の仕業なのでしょうか?

 キムチとチャンジャと冷麺が大好きで、サムルノリとパンソリを聴くとヤケに血が騒ぐこの私。

 11/24のライブ会場で、チマチョゴリの貸し衣裳を見つけ、着付けてもらって御満悦!

 サムルノリのグループ「ウリパラム」の皆に「似合う!!!」って誉められてまた御満悦!!!

 これもやっぱり「DNA」の仕業??

 そういえば「ジョニー宜野湾」の新しいアルバムのタイトルは「DNA」

 時代はいま、「DNA」なのかしらっっ????

 反論受け付けません。じゃーまたね〜〜〜。

   

週刊「ナビィ、の部屋」第10号

(2001/)11/12世田谷区コミニュティ−FMに出演しました。
 桑江知子さん、を御存じでしょうか?かって「♪ああ〜私のハートはストップモーション♪」って歌って大爆発ヒットを飛ばした方なのですが、彼女が「うちなんちゅー」である事を知らない人は意外に多い。

 私の印象では「桑江」って姓はコザとかの中部に多い気がして、もしかしてそうなのだろうか?と思っていたのです。大当たり、泡瀬の人でした。

 ある日、掲示板にもよく出没する、太鼓たたきの大池氏と某沖縄料理店に飲みに行ったのです。

 たまたま隣に座った男性が「寿[kotobuki]好きです」って話し掛けてくれて、、、で、いろいろ話ししてたら、三線を習ってる仲間に桑江さんがいて、彼女のラジオ番組で沖縄にゆかりのあるゲストも募集してると、、そんなこんなで出演した訳です。

 当日、うちはも〜〜〜ドキドキしたよ。だって芸能人に会うんだもん。

 会ってびっくり、で〜じ可愛いし、顔はちっちゃいし、、、写真見てごらん、目なんて、うちの倍の大きさあるよ!!!そして、すごく素敵な人でした!!

 番組の中で当たり前だけど、いろいろ話しする訳だけど、うちは桑江さんがホテルのディナーショーの仕事を一月一回、10年間続けてるって話しを聞いて、すごくびっくり&興味が涌いた。

 ずっと歌い続ける、、ってそうそう出来る事じゃーない、と、うちは思う。

 一年に一回なら出来る、って思うけどさ、、、

 10年間、ずっと同じ気持ちで歌に接して来れた訳ではないだろうなぁ、、、とか、他の事やってみようかなぁ、、、とか思う事ってなかったのかなぁ〜? 勝手にあれこれ想像したりして、、、

 その辺の事聞いてみたいなぁ〜、って思ってさ、時間がなくて聞けなかったから、図々しく「今度飲みましょう」って言ってしまったさ〜〜〜。実現するといいなぁ〜

 最近になって「沖縄の歌っていいなぁ〜」って思う様になったんだって、、、、

 私が会った多くのうちなんちゅは「島を離れて何年も経って良さが解った」って、三線始めたり、踊り始めたりしてるんだよね。

 日本中の人が自分の郷里の芸能を「いい!!」と思えるわけではない、と思うからさ、やっぱり島の引力恐るべし、、、って思うわ。

 生放送のスタジオでにーにーと3人で「てぃんさぐぬ花」を歌ったら、放送中の風景を見ていた観衆から、拍手がおきたよ。

 やっぱりなんとも言えない、人の心をつかむ歌なんだね、沖縄のうたは、、、 そう思うとなんでか解らないけど、すごく誇らしい気持ちになりました。ふふふ〜

 ではでは、またね〜〜〜〜