Archive for 1999年03月

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『ナビィ』からの手紙 第7弾

東京はすっかり春めいて来ました。
 今日は一冊の本を読み終わり、深〜〜〜い感めいを受け、しばらく ポーーーーーーっとしていたのですが、是非紹介したくペンを取った次第です。

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 長倉洋海著「鳥のように 川のように」(森の哲人 アユトンとの旅)徳間書店です。
 長倉さんとは、この間ピースボートで 同じ水先案内人として知り合いました。

 写真の素晴らしさと懐かしさで本を手に取りましたが、このアマトンという人の口から紡ぎ出されるコトバのすごさに思わず買ってしまいました。

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 この本で恥ずかしながら、ブラジルの先住民インディオ達がどんな生活を強いられているのか、その一片を初めて知りました。
 その中で昔から自然の一部である人間の、人間らしい生き方の知恵を持つインディオとしての誇りと地球に生まれたひとりの人間としての責任を持ち、インディオ自立のためのプロジェクトチームを創ったのが哲人アユトン氏です。

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 彼が長倉さんや 自立を乞うインディオ達と語る言葉には、重みと、本当に学ぶものが沢山あります。
 この本を読み終えて強く思うのは、守られるべき自然、人々をいやしてくれる自然は、何も遠いアマゾンにだけ存在するのではなく、自分の足元にもあるのだ ということでした。

 人間が自然の一部であるなら、自然の姿、自然の生き方をおびやかされているのであれば、それはもう「守るべき自然」なのだと思います。

 「自然」という言葉に漠然と幻想を抱くのではなく、広く、「生きる」ということとつなげて行かなくてはならないのだなぁ、、、と思いました。

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 アユトン氏の沢山の言葉を総じて、長倉さんの「希望は私達 自身の中にある」という言葉が深く心の奥にしみ込みました。
 私たち自身が希望であるなら、異文化や相容れないものを感じる人々を前にした時こそ、この言葉を想い起こしたい と思いました。

 皆々様も是非。

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 では又。

   

『ナビィ』からの手紙 第6弾

皆さん ハイサイ ディーサイ こにゃにゃちは
 ナビィは 2/16の クアトロのライブも終わって 初の東海ツアーも終わってほっと一息ついています。

 先日 クアトロのライブビデオを観ました 改めてオモシロイライブだったなぁーーと自画自賛。

 それにしても ヤヒロさん リョウさん ナスノさん たっくん って ほんとーーに いいミュージシャンです。

 「マミドーマ」の時 私とダンサーの sisterマミドーマと3人で おもちを投げたのですけど その時の演奏は(本番はもち投げるのに夢中で聴いていなかった)そりゃーーすごいですよ、、、

 私は 首が ムチ打ちになったんぢゃーーないかと思う程 踊り狂っていて「なんでかなー」って思ってたけど なる程 こんだけ リズムがかっこ良けりゃー おどりもするわねぇー って納得しました しかも今頃、、、スマン、、、皆、、、、

 ビデオじゃあんまし音も良くないのに それでも ナスノさんのベースはすげかった。

 この人は 本当えーーーーベーシストです。

 出会わせてくれたホッピーさんには感謝々です。


 2/16は 天井から「龍」の絵を下げて アジアの5色の布をたらして 「もも」の風船も飛ばして(100個も) もちも特注で作ってこれらは全部「wood」というデザイン会社と ときたさん というカメラマンチームがやってくれました。

 woodも ときたさんのオフィスも この日のために 会社休みにしちゃったんですよ、、、 社員クアトロ出勤ですよ。

 もー これ 日給ついてんのか 有給なのか? 気になりますね〜 これも 感謝々です。


 ゲストのルギィさん この日は 私は 衣装着替えてたので soloのコーナーはちゃんと聴けなくて ビデオでやっと マトモに 観たんですけど すごい良かったー。

 ルギィさん「太陽の神」って感じで それは 初めて 新年会で 彼女の歌ってる姿を見たときから思ったことだけど ちゃんと アミ族の衣装着てライトの下で唄ってると 増々 その様でした。

 嬉しかった 一緒にライブ出来て、、、 2人で唄ったアミの唄は 私が あんまし 発音がうまく出来なくって 苦労しましたが 良かったよーーー 楽しかったーーー。


 あと 私は ライブでも きちんと紹介してなくって 本当に悪いことしちゃったんだけど 1曲目の「太陽加那志」の太鼓踊りとカチャーシーとsisterマミドーマ の3曲 ゲストで出てくれた 東京エイサーシンカ の皆々様もー 全然 一緒に 練習する時間なくって ブッつけ本番だったけど 楽しかった、、、

 sisterマミドーマの カヨちゃん ひろこさんの2人は 2日位前に突然「ヒゲダンス風マミドーマの振りつけ考えて」って ムチャなお願いしたにもかかわらず かなり 皆々様の脳裏に焼きつけられたダンスだったのでは。

 ありがとぉーーーー こんな「マミドーマ」 竹富島の人に観せたら 爆笑か 大目玉喰うか 2つに1つですね きっと、、、

 「太陽加那志」の振りも すごい いい振りで やっぱし「東京エイサーシンカ」は いいなぁー と改めて思いました こうやって思い返してみると 本当に 人の力は大きい 人の力以外には なんも いらんってゆーくらい大切ですね。


 今回は衣装のうついさんにも 一緒に作っていく段階で 色々な話しをして すごい励まされた。

 うついさんは プロだから ライトが 当たった時の感じとか 布の質感とか 遠くから見てどうか とか デザインから 色の選び方etc がやっぱり きっちりしていて 自分では 判らんこと 出来んこと すごく助けてもらってると思う。

 でも今回は 衣装 メイク以上に 精神的な面でも すごく すごく ささえてもらったなーーー と思ってます。


 レコード会社関係の人々の協力も大きいです。

 特に「継いでゆくもの」を創ったことは すごく大きかったし、それにつながる夏のクアトロライブを出来たことも大きかった。

 唄者のナビィの人生にとっても 私自身の人生にとっても すごく すごく 大きかった。

 この夏は すごく大きいモノも失ったりもしたんだけど 今となっては それさえも大切なことだったと思う。

 東海ツアーも すごい楽しかった これはもーーー「人生すなわち人の縁」を絵に描いた様に 縁つながりまくりのツアーで まさに ピースボートに続き 「我ったーネット」の世界でした。

 名古屋のごっちゃん 常滑の鈴木さん 高山の この人が一番頑張ってくれた史さん 皆々 本当に感謝です。

 なんか 何処へ行っても 寿のうたは 愛されて 皆々 楽しそーに 唄って 踊って スゲーなー と思いました(もちろん 嫌いな人もいるんだろうけど、、)

 世界に出たいですねーーー 来年あたり もうちょっと沢山アジアツアー やりたいですねーーー


 こんな風に文章にしてみると ナビィという唄者は 沖縄のうたを唄うことで非常に面白い人生を送っていることが良く判りますねー

自分の中に「沖縄」は大きな根っこになっることが良く判ります。

 沖縄にも感謝です が 一番 感謝は ナーグシクくんですねー  ありがとーーーー。

 長々 書きましたが (打ち直してくれた ワキタくんと 津田さんにも感謝だスー)

 読んでくれてありがとう 又 ライブにも来てねー。

 99、3、8(20日正月明け)   ナビィ

 追:くどい様だが、、、ワキタくん 舞台かんとくの ゆう太くん 吉田君 池田さん GOKの近藤さん クアトロのstaffの皆さん あなたたち いなけりゃー ライブさえも出来ませんでした

ありがとう 又 よろしくぅーーーー

「g.i.mネヲハレ」とは

 今頃「ネヲハレ」って何?ときかれることが多いので このページをかりて お答えしましょう

「g.i.mネヲハレ」とは 脇田 敬と寿で作った 寿の事務所なのです が今の所 「ネヲハレ」ハンコと 電話回線一本しかないです。

 脇田くんは マネージャーというよりも 一緒にクアトロライブなどの 企画 制作をやってゆく仲間です。

 「ネヲハレ」は「根をはれ!」なのですがカタ仮名で書いたら なんか意味不明な感じなのか よく 「どういう意味?」って聞かれるので こちらも一気に解決しましょう

 今後 ライブのみでなく 心の根を深く太く強くはれる仕事が 沢山 出来るといいな と思ってます 。

 では 皆々様 どうぞ宜しくねーーー。