Archive for 2012年11月

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楽しかったざんす〜

富山〜金沢ツアー 楽しかったし美味しかったし〜
主催者の皆様、お越し下さった皆様、ご協力下さった皆様。
本当に有り難うございました〜

富山は「犠牲のシステム福島・沖縄」という本を書かれた高橋哲哉さんの講演と寿[kotobuki]のライブがセットの会でしたが、主催者はもちろん、会場に集まった市民の富山のみなさんの熱意というか、真剣さがとっても伝わって来たいい会でした。
私達の生きる世界をより平和な世界に変えて行きたいという想いを感じ、共有出来たいい一日となりました。


金沢は久しぶりの”お宅訪問”ライブ。
東さん宅で30名の方が集まって下さいました。
お宅を解放して下さった東家の皆様、打ち上げの料理を作りまくってくれたお母さん、ひとみさん、有り難うございました〜
本当に本当にアットホームとはこの事だわ!というライブになりました。
普通のお家でライブするミュージシャンもそうそういないだろうし、ライブをしてもいいというお宅もそうそうない。
もちろんゼロではないだろうけど、寿[kotobuki]って、寿[kotobuki]を応援してくれる人って面白いね〜とオノレで思いました。

今回は金沢でバリダンスをやっていて去年の小松でのライブで「川良山」にダンサーズで参加してくれた『ティアラ・チャンティ』のメンバーと金沢でバリ家具と雑貨の販売をしている『つばき屋』の椿山さんのフラメンコとプチコラボ公演をしました。
私は一人で『クビャール・レゴン』を踊りました。
石川には寿[kotobuki]を応援して下さる方が沢山いますが、バリダンスを観てもらえる機会はなかなかないので、今回は踊れて嬉しかった!!
椿山さん、アジャ&ひとみさん 会場を貸して下さったバンさん、有り難うございました!
私としてはお世話になってる皆様に観て頂くからにゃ〜『私史上、最高の踊りを目指す!』と気合いを入れて練習して挑みましたが、、、、、、、、
頑張ろう〜〜〜これからも。

コラボ公演が午前11時30分開演だったので(メイク、着付け、リハーサルのために6時起き)最終の飛行機までたっぷり時間もあったので、公演に来て下さった方から『是非、次はここで踊って欲しいので下見をしてみて〜すごい素敵なところよ〜』とお薦めされた『生雲(いくも)』という真言宗の那谷寺の宿坊施設に寄って来ました。

一緒に行った9名の中にはここに来た事のある人も居たのに、迷って迷って山越え谷越え、小松市内から30分もあれば着くって言われたのに1時間以上かかって山の頂上にある『生雲』に到着。

着いたらそこは浮き世とは隔絶された別世界。
この景色を見せるために迷わされたんだね〜と全員、納得。
神様、仏さま 有り難うございま〜〜〜す。
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夕日は街で見ようが山で見ようが同じなハズだのに、この土地で見る夕日(太陽)はパワーに溢れてて、太陽はこの強烈なパワーを全世界に降り注いで、この地球に生きるいきもの全てを照らしているんだと実感し太陽の威力を感じました。

反対側には雪を被った美しい白山とその傍には昇る白い月。
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(写真がダメダメですいません)
宇宙の循環も感じ、壮大さにあっけにとられてしばし、ぽか〜〜んタイム。

その場に立っているだけで、頭から足からパワーを注入!!
すごい場所でした。
本当に踊れたら泣くかも?

あたしゃ〜『白山』って山は何故か大好きで、白山の見える景色が大好きで、その景色の中に居ると気持ちが落ち着くのを感じます。
石川県には生まれなかったけど、何かしらご縁はあるんだね、白山のパワーにも守られてる感じがする。

皆、どんなに遠くても離れていても、自分とご縁のある人、もの、場所には必ず出会えるようになっていて、必要な出会いを通して自分にしか歩けない道の地図を描いているんだねと思う。
今年は富山も石川も2回、呼んで頂き、また新しい出会いもあり、感謝です。
私の地図をまた広げてくれました!
有り難うございます〜〜

ではでは〜〜ん。







   

可愛いバンドだよ〜〜〜〜〜と言われたよ♪

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無事終了しました、新星バンド”ちくぶき”結成ライブ。
めちゃくちゃ楽しかった!!
んで、打ち上げも盛り上がり、この3人、顔が真っ赤です、、、、
お越し下さった皆様、有り難うございます~

知久さん、前々から歌が上手い人だと思っていたけれど、ギターも上手いのね~
ミーツーニーニーとの2人ギターは歌ってて気持ちよかったなぁ~~
うちの独り言みたいな提案を面白がってくれた”ほびっと村学校”のゆりこさん、有り難う。
本番前のリハーサルでうちら3人を見てゆりこさんが言った言葉が最高!でした。
「いいよ~この3人。可愛いよ~しみじみかわいいバンドだよ~」
この言葉に3人一同衝撃!!
世の中の『可愛い』という概念を地下8000mくらいからひっくり返して覆すようなお言葉。
有り難や~
この言葉に気を良くした我らは再結成を誓ったのでした。


ところで、パレスチナが大変な事になってて、イスラエル大使館に抗議の手紙を送ろうと思って検索していたら大使館のトッページに『私達はパレスチナ人にこれ以上の被害が起きないためにビラを配って避難を呼びかけています』というコメントが載っているのを見付けて本当にびっくり。

本気で言ってるのか?何なのか?
理解に苦しむ。

イスラエルが押し進めているパレスチナ自治区に対しての非人道的な政策があって、度重なる戦闘があるのにその問題はどこかにほっておいて、この言い草ってなんだろう?
そして、バカ高い分離壁を作って自治区からパレスチナ人を出さない様な政策をとっているのに、一体どこに避難しろと言うんだろう?

facebookとかで在日イスラエル人や「メディアはアラブよりの報道しかしない」と言ってる日本人のコメントとかも見たけれど、私には「持っている者の言い分」としか感じられなかった。

とりあえず、停戦合意はしたけれど、火種は消えてはいない。

イスラエル・パレスチナの問題に限らず、領土の問題も原発も基地問題も、全部「利権」の問題だ。
世界の中のひとにぎりの人間の「利益」を守るというね。
そのために、犠牲になるのは名も無い「利権」とは縁のない多くの人達だ。
もうそのシステムの中で生きてる事を放棄してもいいんじゃないかと思う。
とりあえず、日本は今度の選挙で、よ〜〜くよ〜く考えて一票を投じるべき。
何が何でも絶対選挙に行く、その大多数は「現システム」を守りたい人なんだから、それを上回るだけの人達が投票に行かなかったら今のまんまだって事。
何も変わらない。

どう生きたら自分は幸せなのか?喜びがあるのか?そのビジョンを描いて投票に行こう。


明日から富山、小松ツアーです。
寒そうだけど、凛とした空気に触れて頑張ろ〜〜〜
ではでは、またね〜








   

憲法集会

先日 憲法集会で歌う機会を頂き、山内敏弘さんの自民党の憲法改正案についてのお話を聞きました。

自民党に限らず、今話題の”第三極”(これって結局どういう意味なん?)の新政党もほとんどの政党が憲法改正を訴えているし、最近都知事を辞めた方は『現憲法の破棄』を言ってます。

この日は現憲法と自民党の改正案はどこがどう違うかという検証にほとんどの時間を費やしたので他の政党の事があまり触れられなかったけれど、とても有意義な講演でした。
是非、みなさんも自民党の改正案、見てみて下さい。

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116666.html

最近の尖閣諸島での中国の対応を見ていれば「攻めて来られるかも」と思うし、ニュースで取り上げていた事が真実だとしたら国民の国家に対する不満の解消の標的(韓国も同様、でも日本も大差ないと思うけど)にされたんじゃたまらんわ、と思うが、もしかするとこちらの外交手段などの対応云々関係なく、相手方の都合で攻めて来るって事も無きにしも?とは思う。
なので、『国防が大事!!』って言いたくなる気持ちは全然理解出来ないわけじゃない。
話し(外交)が全然通じない相手だって思ったら、確かに怖い。


でも、本当に侵略したかったら震災時の国力が弱ってる時にいくらでもチャンスがあったんじゃないかと思うし、北朝鮮からあんなに近い北陸に山ほど原発があって、あんだけあったら核ミサイルなんかなくても原発2〜3基を標的にミサイル打てば日本なんてあっという間に壊滅なんじゃないかと思うけど、実際そんな事は起こさないわけで。
(もちろんそんな事したら、自分の国もあらゆる意味で生き残れないから簡単にするわけないけども)

私がいつも考えるのは、そうやって国民を脅して脅かして得してる人は誰なのか?という事です。

憲法改正案の中で自衛隊は国防軍にとあるけれど、この辺を読むと、はじめに改正があり、改正する必要がある!というプロパガンダが過剰なまでの中国反日デモ報道のように思う。
そう考えると着々と憲法改正を進めているでしょう。

表現の自由という条項に『公益及び公の秩序を害する事を目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない』と書いてあったけれど、具体的にはどういう活動を示すのか?先ず、それを判り易く明記して欲しいものだと思う。
私が勘ぐるに、首相官邸前行動や脱原発デモなどが盛んになった今、国民が自分たちの安全や平和に生きる権利を主張する力に身の危険を感じての事だろうと思う。

公益という言葉に関しては、あまりに漠然としていて危険な言葉だなと思う。
おおやけにとっての益とは何なのか?

例えば、震災の後、多くの国民や外国の日本よりも貧しい国の人達が被災地や被災者のために『義援金』という形での支援をしたけれど、それは「苦しんでる人を、大変な状況に居る人を助けたい」という人間の純粋な想いが詰まった行為であり、お金であったにも関わらず、その様な想いさえもを相変わらず個の利益のために使い、正く使う能力のない人達が国家の中枢にいるという事自体が全く公の益にはなっていないと私は思う。
その様な人達の言う「公」が何を指すのか?
自分たちの都合のいいようにその言葉を使うだろうという事は疑ってかかった方がいいのではと思う。



私は命より重いものがあるとは思えないし、どんな命も個々の望む幸せを希求する自由があると思う。
そういう意味で全ての命は平等だと思う。
その権利が保障されているかいないかは関係はなく、希求する自由は誰にも与えれていると思う。
憲法はそれが保障され、実践出来るものとしてあるべきなのではないかと思う。
それは理想論かもしれないけれど。



もうすぐ選挙が行われるはず。
マニフェストや政党のサイトをよ〜く読んで、参政権を正しく使わないといけないね、と改めて思うのです。

















   

チャランケ祭り

昨日は”チャランケ祭り”でバリダンスを踊りました。

歌う事も踊る事も、本当に大好きなのでいつものように楽しかった事は間違いなんだけど、なんかいつもと全然違う楽しさというか、今までに感じた事のない『踊る喜び』を味わいました。
それは、とても不思議な感覚だったんだけど、いつもは大人になってバリ舞踊に出会って好きになった大人の私が踊ってるって感覚だけど、昨日は、自分は子供で楽しい遊びに夢中なんです、今っ!!って感じでした。

んな事言われても何が何やら意味判らんわって感じだと思いますが、、、、

それは何だろうなぁ〜と想い馳せてみたら、自分の中のずっとずっと奥にしまっておいた感情というのかな?
鍵が開いてひらいた扉の隙間からふわ〜っと現れた感情のようでした。

多分、『喜び』という感情にも色んな種類、軽いとか深いとか重いとか色々があるんだと思うんだけど、今までよりももっと深くて重い感じがしたんだけど、それはどこかで私が「感じない様にしよう」と思って蓋をして、その蓋が開かない様に「理性」とか「常識」とか「人様の目」とか、そんなもので押さえていたんだけど、でも、「もう感じてもいいんですよ」ってお許しが自分に出て表出したもののように思います。

一緒に踊ってくれた林さんは、昔、ほぼひと月一緒にバリで過ごし、男の先生のスパルタ道場的レッスンに乗り合いバスで通い、日本で2回踊ってその後、私は「今はライブを頑張る時期でここを頑張らないと一生プロとして生きて行けない」と思い踊りを止めたんで、15年ぶりくらいに二人で一緒に踊ったけど何と言うか、あの頃に二人で培ったものは時間を経ても残っているもので色んな努力をしなくても気持ち良く、二人で一つの空気になれた。
それも不思議な感じでした。


よーたんたんもやって来て、寒かっただろうけど最後まで観てくれ満面の笑みで帰って行きました。
よーたんたんは、元気な頃に私もちょっと参加したバリの古典芸能”ガンブー”版『竹取物語』を観て、日本人がこんな事をやってる事を何とかどこかの媒体で書きたいと言ってくれ企画書を書いた後、病気で倒れてしまったのでバリダンス(バリ以外のダンスや芸能も)を見せてあげたいな〜と常々思っていたんだけどやっぱりホールだと難しいかなと思ったり、あんまり遠いと介護タクシー代も馬鹿にならないし、広場だったら騒いでも逃げ場もあるし、中野なら近いしと思ってヘルパーさんのお願いしました。
私が衣装を来たまま公園に入って来たよーたんたんをお迎えしたら『うほ〜〜〜〜〜〜い』って大喜び。
旧正月ライブのクワッチーダンサーズの時のような笑顔はなかったけど、真剣に観ててくれたのではないかと思います。

踊り終わってふっとよーたんたんが車椅子に座ってる姿を見たら、この人、言葉に出来ないけれど色んな事は判ってるんだなと何故か思いました。


それもこれも、あの場、「チャランケ祭り」だったから、という気がします。
ちゃんとカムイ(神)は居て、その力を惜しみなく、みんなに与えてくれたのだと思います。

全ての皆様に感謝です。

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(撮ってくれた友達に無許可で投稿。さおりん、すまん)