Archive for 2010年06月

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ダライ・ラマ法皇

今日は朝8時に家を出てパシフィコ横浜へ「ダライ・ラマ法皇 講演会」へ行って来ました。
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明日はライブで忙しいし、一昨年くらいから法皇が来日される度に講演会やチベットハウス関係の方からパーティーのお誘いを頂いたりしていたのに、ライブと重なってて全然行けなかったので、今回こそは!!!と思って、ヨーイチくんにはショートステイにお泊まりしてもらい、約半日の長い講演会に参加しました。

午前中は法話会だったのでかなり難しい仏教専門用語もあり、友達と共にこっくり、こっくり船を漕ぎまくり、、、、
途中で「はい!!それってどういう仏様ですか?」と手を挙げて質問したろか?と思った事は4度や5度ではなかったですわい。

午後は一般向けのお話で『幸せの本質』〜共生と共存の未来へ向けて〜というテーマで語られました。

そのお話はとても判り易く、特に「世界は自国の経済の発展を考える時、自分の国の利益だけを考えていればいい時代は終わりました。」という言葉はとても印象に残りました。


2009年から2010年の年明けあたりにふと、私たち全人類にといっての共通の財産って何だろうって考えたら、この「地球」なんじゃないかと思ったんですよね。

どこかの星に移住って話もあるけれど、でも、地球上の生命体はこの星で生きて行くのにふさわしい様に進化して来たんだと思うので、例えば移住して地球環境と違う星で暮らして行くための生命維持装置みたいなのを付けて暮らしたとしても、必ず無理が生じて多分生きて行く事が困難になるだろうし、ほんの一握りの人が生き延びれても、その星で生きて行くのにふさわしい状態になるには、地球で人類が進化した時間と同じくらいの時間を要するんじゃないかと思うんですけど、、、、
まぁ、専門家じゃ〜ないので想像でしかありませんが。

とりあえず、地球での暮らしと同じ暮らしを求めて他の星に移住してみたところで、同じ暮らしは営めないんじゃないかと思ってるんです。


長い時間をかけて、今、うち達の目に写るもの、聞こえるもの、感じるもの、触れられるもの、心が動かされるもの、
どうしようもなく悲しい事や、嬉しい事や、素晴らしい事も素晴らしくない事も、今ここに在る全てが「地球だから」こそ存在し得たもの。
私が、あなたが今ここにいるのも、先ずこの地球ありき、地球があってこそ。

だから、この地球は、どんな民族にとっても、どんな宗教を信仰している人にとっても、皆が大切にしなくてはいけない共通の財産なんじゃないかと思ったわけです。

『地球は全人類の共通の財産』
という視点で環境問題や京都議定書の事を考えたら、「自国の経済優先のために」という様な考えや言葉は出ないだろうと思うし、地球(財産)を守る事が利益となる事を考えるんじゃないかな〜と、そんな事を思ったわけです。


法皇は、あくまでも仏教の教えに基づいて上の様な言葉をおっしゃられていて、それは「全ての生きとし生けるものは互いに関わり合い、お互いの存在がなしに、ひとつの種だけで生きる事は出来ない、という仏教的な観点から見れば、世界経済もまた同じです。全ての国が関わりあっており、意識していてもしていなくも、すでに私たちは「共生、共存」している」というモノ(かなり要約してますが)なので、うちが思っている様な事とは全然違う視点からの言葉なんだけど、何となく、同じ事を言ってる様な気がして、勝手に納得してました。


あと、法皇は著作やインタビュー本の中で「私は仏やブッダの生まれ変わりではなく、ただ一人の僧侶でしかありません。
私に何か特別なチカラがあるのなら、今のチベットのおかれている状況を変える事も出来るかもしれませんが、私にはその様なチカラはないのです。」と言う様な事を常に言われていて、例えば、今日の質疑応答の中で「どうすれば、〜〜の様な自分になれますか?」という様な質問に対して「その答えはあなた自身が一番良く知っているはずだし、あなた自身にしか答えは出せない」という様な言葉をおっしゃられていたのも印象的でした。

そして、他の「何か答えを下さい」というカリスマへの期待が込められた質問に対して全く応えない姿は、見ていて清々しいものがありました。


それとは反対に、「日々、慈悲とは何か、利他の心とはなにか?を学び、実践しているはずなのに、怒りの感情は消えず、何か寂しい気持ちがするのは何故なのか?」という質問や、「子供時代に親の虐待や愛情に恵まれず大人になった人が、慈悲の心や愛情を持って人や社会と向き合うためにどんな事をすればいいのか?」という質問に対して、「少しずつの変化を認める」という答えを出していたのも、印象的でした。

一人目の人には「その事を一番始めに考えた時、実践し始めた時とは、寂しさや怒りの度合いは少なくなっているはず。そうやって変化している自分を認める事」
2人目の人には「愛とは何かを考え、愛を受け取る事、与える事を少しずつ学び、変化をする事」という答えをそれぞれに語った後で、「繊細な問題ほど、変化は微細なものです。赤ちゃんが突然大人になる様な変化はなくても、あなたは少しずつ、少しずつ変化をしている(して行く)のです。少しずつでも変化をしている自分をどうか「良いもの」と思って愛を持って見つめて下さい」と言う様な事をおっしゃっていました。

その様な言葉を発せられる時の法皇は、本当に熱が込もっていて、聴衆の心に刻み付ける様なゼスチャーがつきます。


それは、その質問が、仏教の「慈悲の心、愛の心を持って生きる」という教えが答えとなるからなんじゃないかと思う。
愛を持って、自分の人生を見つめる。
それは、まさにチベット仏教の最高指導者「ダライ・ラマ14世」だから言える答えで、「ダライ・ラマ」として世界の人に伝えたい事のひとつなんだろうなと思った。


今回初めて法皇にお会いして、「法皇はただ「ダライ・ラマ14世」という自分に与えられた人生(運命?)を全うしようとしているだけなんだ」という事を感じました。

数奇な運命を辿って世界中を巡って、本当に特別な存在ではあるけれど、本人はそのようでありたいとは願っていないんじゃないかと思う。


帰り際、「可愛かったね〜」と言ってる人がいて、悪気はないんだろうけれど、相当な違和感を感じてしまった。
いや、確かにとてもチャーミングで愛らしい方ではあるんだけれど、、、、、

法皇が世界を巡ってチベット仏教の心を伝えている理由は、各国(特に影響力のある先進国)の人々が愛と慈悲を知り、学び、自分自身を愛を持って見つめた時、「他者も愛で満たされる事がなかったら自分も満たされない」と気が付き、共生、共存の心が芽生える。
そういう人が地球上に増えたら、チベットの問題も愛を持って解決する、という希望を持っているからなんじゃないかと思う。

それは、やっぱり相当厳しい人生で、でも、それが「ダライ・ラマ14世」としての運命だと、自分の役目として受け入れて、強く生きているという風に感じたので、やっぱり「可愛い〜」は違うんじゃないかなぁ〜と思ったのでした。


そんなわけで、初めて本物、生 ダライ・ラマ法皇にお会いして、写真で見るのは全然違う、強さや厳しさを感じて帰って来ました。

して、うちは、やっぱり、亡命した多くのチベット人とダライ・ラマ14世や他の高僧たちがチベットの地に帰れる様に。
どうどうとチベットの国旗を掲げ、チベット語を話し、信仰を大切に出来る、
一日も早くそんな日が来て欲しいと思ったのでした。


チベットハウスはダライ・ラマ法王日本代表部事務所内にあるチベットサポート機関です。
興味にある方は是非、サイトを見てみてください。
http://www.tibethouse.jp/home.html


明日は、いよいよお楽しみ、朴保ともの2マンライブです。
お時間あります方は是非お越し下さいませ〜〜
ではまた。
ナビィ



   

お願ひ〜〜

明日は「慰霊の日」です。

ここ3年ほど 映画『ひめゆり』の上映のイベントに出演させて頂いています。
明日もポレポレ座での上映会終了後に本当に少しの時間ですが歌わせて頂きます。

2年前に聴いてくれた高校生の青年からメールを頂きました。
それは、彼ら高校生が中心となって、「普天間基地撤去を求める高校生の会」を立ち上げ、署名活動をしているので、その賛同人になって欲しいというものでした。

署名の趣旨の言葉には胸を打つ言葉がいくつもありました。

サイトをご覧になって、賛同される方は是非、署名を宜しくお願い致します。
そして、出来れば多くの方にお知らせ下さいませ。
彼らの活動を支えていただければと思います。


「普天間基地撤去を求める高校生の会」
http://jimorikouken.web.fc2.com/


皆様、どうぞ宜しくお願い致します。







   

人の縁、人のつながりで生かされるおります。

今日はなんだか爽やかな天気ですわ、東京は。

19日と20日は、どちらもアニバサリーライブでした。

19日は町田にある「プラスα」というNGOがやっている『ほろほろ』というパン屋さんの1周年記念。

このパン屋さんは障害のある人達の授産施設なんですが、元々は「でんでん虫の家プラスα」という障害者の方のデイサービスの事業所だったんですけど、色々あって今の形に発展していったみたいんなですが、実は寿[kotobuki]が初めていわゆる障害者施設でライブをさせて頂いたのが、この「でんでん虫の家」だったんですよね。
15年くらい前の事かと思いますが。

その後、この施設の関連イベントに沢山呼んで頂いたのが縁で、身体、精神、知的とあらゆる施設や、その家族会で歌わせて頂くきっかけになったのでした。

障害者の施設で歌う事で、その家族の方達のお話や働いている職員さんのお話を伺う機会に恵まれて、自分の中でも、新しい意識が生まれた事は本当にラッキーな出会いだったなと思っています。

打ち上げとか懇親会に残られる家族の方達とのお話の中で「この子が生まれた時は、この先どうなるんだろう?と不安でいっぱいだったけど、この子と過ごすうちに、この子は私を成長させてくれるために私を選んで生まれて来てくれたと判った」という様な事をおっしゃられている方に沢山お会いしました。

その当時のうちは、それが本当に衝撃的で、そんな風に思えるなんて、なんて強い人なんだろうか?と思っていましたし、自分が同じ立場だったらそんな事が思えるんだろうか?と、きっと、この人達は特別な能力を持っているに違いないと思っておりました。

でも、自分も、今、同じ様な立場になってみたら似た様な事を感じているし、何より、色んな壁にぶち当たって「くそ〜もうダメだぁ〜〜〜こんな生活やめたい〜」と思っても、2〜3日経つと、「いや、でも障害があっても2人で楽しく生きれる術はあるはず」と思う様な人になってるのは、寿[kotobuki]25年の中でお会いした数々のたくましく、楽しく障害のある我が子と向き合って生きているお母さん達に出会えたからだと言っても過言ではないと思います。


10年ぶりくらいにお会いした施設長さんの顔を見ていたら、その時の事と今が確実に繋がってると、後ろからバットでパッか〜〜〜〜〜〜ンと叩かれるくらいの勢いで気が付いて、この様なご縁の中で生かされている自分というものに気が付かされました。

記念すべき1周年に呼んで頂いて感謝です〜
有り難うございました。
焼き菓子も、自家製ラスクも本当に美味しかったですぅ〜


昨日は、お世話になりすぎて、そして確実にうち達もお世話してます(高飛車ですいませ〜ん)駒込の『どぅたっち』で10周年記念のライブでした。

トップバッターの李政美ネーネーの歌とお言葉でもう、うるうる。

この10年の主に、沖縄の平和活動を続けて行く中で、色んな哀しみや苦しみや苛立やがあっても、喧嘩もしたり、(旦那くんと店主のよーこネーネーはかなり激しいバトルがあったのだった)罵倒したりがあっても、でも、それでも、『一緒にやって行こう』と言う気持ちはお互いの中に消えずにあったんだよな〜
うちが、どう沖縄と関わって行くのか、という事に関しては、よーこネーネーにかなりの影響を受けましたし、寿[kotobuki]やミーツーニーニーの音楽があるからよーこネーネーが切り抜けて来れた事もあったし、、、、
共に歩んだ10年がそれこそ、走馬灯に様に甦えり、何だか泣けてしまいました。
きっと政美ネーネーの中にも同じ様な想いがあったんだと思います。

『どぅたっち』の前身『沖縄研究会』との出会いから考えたら、寿[kotobuki]の25年の中の15年くらいは関わってるわけで、この出会いから始まった縁は数知れず、、、、、
寿[kotobuki]の骨組みになってます。
有り難うございます〜
よーこネーネー、太田さん。
これからもお互い支え合ってともに前進して参りましょう〜

この世界に生きるモノ全て、同じ様に、縁とつながりに生かされておりまする。
それを日々、ダイレクトに意識出来る出来事があるかどうか。
それを反芻する時間があるかどうか。

全ての出会い、出来事に意味があり、そして、それを自身で『本当の意味ある出来事』に出来るかどうか。

Keep Growing!!&Enjoy!!

そんな事を確信した2日間でした。

次のライブは23日の『てぃーだかんかん』です。
お馴染みに沖縄・慰霊の日のライブです。
お昼に東中野の「ポレポレ座」でモーニングショウで上映中の「ひめゆり」の上映後にも歌います。
あっという間に前売りが売れてしまったらしく宣伝出来ませんでした。
この日でなくても是非、一度観て欲しい映画ですので、是非観てみて下さい。

ではでは〜またね〜

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(5月にライブしたヤギのいる保育園。ここの園児達との出会いもいつか新しい芽となるんでしょうか?)






   

梅雨ですなぁ〜

雨がしとしと、部屋はじとじと、、、、
昨日は「高江」のライブにお越し下さった皆様方、有り難うございました。
あの狭さにあの人の多さで、熱気と体温と湿度でまるで「柔道部の部室」の様でございました。
スタッフの皆さんもお疲れさまでした。

MCでも言いましたが、やはり、酸欠防止に飲んだ炭酸飲料が効かなかったのか酸欠になりましたね。
昨日はヘルパーさんをギリギリの時間設定でしかお願い出来なかったので、ライブが終わったら大急ぎで帰り、自転車をすっ飛ばして家に戻ったら、目眩とも立ちくらみともつかない、何やら気持ちの悪い感じに、、、、
「うわ〜〜〜ん、気持ちが悪いよぉ〜〜〜〜」
と、ぶっ倒れたいが、ヘルパーさんがいるので倒れも出来ず、とりあえずへたり込んでおりましたが、長時間居た皆さん!!!!大丈夫でしたかい?
歌ってあんな時、罪深いね〜〜〜〜
人の何倍も酸素吸い尽くしてるもんね、、、、
すいませんなぁ〜


ヘルパーさんが帰ったら、速攻ごろごろ。
クワッチーダンサーズのあやちゃんと、旧盆イベントの創作の打ち合わせをしつつ、靴下を足で脱ぎ捨て、そこらへんに転がしたまま足を投げ出して電話していたら、病後、奇麗好きになった旦那くんの逆鱗に触れたのか、一生懸命に靴下を履かせてくれた。

こんな感じ↓
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両足とも、彼にとってはこれが完成らしい。
お〜〜〜〜〜い、ちゃんと履かせろや〜〜〜〜。

しかし、彼も最近、何やらまたまた変化の兆しが。
前だったら履かせてはくれないな。
多分、指さして、うぉ〜〜うぉ〜叫ぶだけだったはず。

そして、自分の靴下の履き具合と比べて何かが変だと思ったらしく、その後も一生懸命、靴下を踵の方へ引っ張っておりましたが、どうにもこうにも片手では難しかったらしく、諦めてサッカー観てました。
おお〜〜〜気が付いたのが偉いね。


そんなこんなで陽一はん、ちょっとづつ成長してます。
昨日も沢山の署名を有り難うございました。
長期戦でやって行きますので、一度書いて下さった方もまた署名して頂戴ね〜
宜しくお願いします。

ではでは、またライブで〜〜〜〜〜



   

島の恵み

瀬戸内海の島「大崎上島」で、障害のある人達とパンを焼いている友人のMちゃんから、美味しいパンと島の無農薬甘夏、檸檬が届きました。
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甘夏、うんま〜〜〜〜〜い。
Mちゃん、有り難うね〜

大崎上島は広島県の端っこ。
隣は大三島という愛媛県の端っこの島で、父方の祖母が産まれた島。

初めて大崎上島で歌わせて頂いたのはお盆の頃で、盆踊りの後が寿[kotobuki]のライブでした。
歌ってると、夜なのに黒いアゲハ蝶がうちの頭の周りをてふてふと飛んでました。
沖縄では蝶は、あの世とこの世を繋ぐ生き物。
隣の大三島からおばあちゃんの魂が来たんだな〜と思いました。

大崎上島は明るくてパワーのある島です。
食べ物は美味しいし。
近郊の方、是非行ってみて〜
Mちゃんのパンは「ほがらか」というパン屋さんで、町のスーパーにも店舗が入っています。
島の恵みをふんだんに使った美味しいパンが沢山あります。


先日ライブに来たお客さんと1部と2部の休憩中、話をしていたら「李政美(イ・ヂョンミ)さんは、南葛飾高校で朝鮮語の先生をされていたんだよ」と聞かされ「ほう、教師だった時代があるのか?」と驚いていたら「疑ってる」と思われたらしく、証拠の品が送られて来ました。

それは『授業による救い』という1冊の本でした。


この本は林先生というすでの故人だけれど、非常にユニークな授業をされる先生が、小学生から高校生を対象に行なって来た授業の記録と、南葛飾高校や他の学校で、林先生と関わり合いながら教鞭をふるっていた先生たちの手記から成り立っている。

まだ全部を読み終えていないけれど、この本は本当におもしろい。
「おもしろい」という言葉は的確ではないかもしれないけど、こんな出来事が、日々この日本の中で起こっていたのか、と衝撃を受けるし、林先生の「人間とは何だろう?」という授業は受けてみたかった!!と本当に故人である事が残念でならない。


ちょんみネーネーは、南葛飾高校の夜間部で教えていたらしい。
ちょんみネーネーの手記によると、「何で公立の学校で朝鮮語?」と本人もその意味を疑いながら、その授業に参加している生徒達に心を閉ざしながら始めた事だった様だ。

是非、読んで欲しいので細かい事は書かないけれど、本当に色んな出来事を経て、あの様な名曲『京成線』が出来上がったのかと思うと、やっぱり、どんな人にとっても一番キツい事に向き合わなければならない時期があり、それを越えた時、その人もびっくりの大成長を遂げているものなんだなと思った。
『京成線』こそ、ちょんみネーネーにしか書けない名曲だと思う。
旦那くんも大好きで、良く我が家でCDをかけて一緒に歌っておりました。


他にも、被差別部落出身の青年と長きに渡って関わる事となった教師の手記など、この本に出来くる日本社会のマイノリティーの人達と日本人教師との関わりを記した文章の中で感じた事は
うち達は結構頻繁に「わかる」という言葉、例えば「あなたの気持ちがわかる」とか使ってしまうけど、「わかる」という事は多分、絶対にない。
あるのは「共感」だけなんだなと、そんな事だった。

算数の計算の様に答えを導き出す方程式があって、答えがわかる
という様には人の心は出来ていない。

わかっているのではなく、その人の喜びや哀しみに、私も心が震えるという事、ただそれだけなんだな〜と。

この本、すごくいい本だな〜と思って、でも、廃盤になってたら寂しいな〜と思ってネットで調べてみたら廃盤にはなっておりませんでした。
あぁ、良かった。
人生の中ですごく大事な本だという気がします。
送って頂いたIさん、有り難うございました。

ぜひぜひ、興味にある方、読んでみて下さいませ〜

ではでは、また、ライブでお会いしましょ〜

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(チェブちゃんも愛読中??)



   

お久しぶり〜

すっかり6月。
全然ブログを更新しないでいたら心配された方が多数、、、、
メールやらライブで「大丈夫っすか?」と声を掛けられました。
すいません〜〜〜〜〜〜〜
別に病気でも気の病でもなんでもない、むしろ元気いっぱいなのですが、忙しいのと、色々書きたいな〜と思うのですがまとまらず、パソコンの前に座ってしばらくしたら何故か目が閉じ、こっくりこっくり船を漕ぎ耐えられないほどの眠気が襲って来て布団に入るという日々が続いていたら、あんれま〜〜〜長い事更新してなかったのね〜
ご心配して下さった方々、すいません。
有り難うございます。


5月の最後ら辺のライブやしまぶくろ、昨日のポイントワンのライブにお越し下さった皆様方。
有り難うございました。
それから、今、「リハビリテーション180日制限撤廃を求める嘆願書署名」をライブの時に集めているのですが、皆さん、沢山書いて下さって感謝です。
ブログからダウンロード出来る様に格闘中です。
出来たら是非、ダウンロードして署名を集めて下さいまし!!
ご協力宜しくお願いします〜
だけども、こんなに人事ばかりの国会じゃ〜誰に提出すりゃ〜いいのかわからんね。

久しぶりに意を決して書きましたけど、やっぱり眠い〜〜〜〜
なんだかんだと色々やってるとブログを書き始めるのが午前様になってからなんだよね〜

夏のライブは色々企画がてんこ盛り。
先ず、一年に一度のお楽しみ『寿町夏祭りフリーコンサート』は『kotobuki2010』のメンバーで出演しますし、びっくりアイテムも取り揃える予定でございます。
このアルバムのメンバーでのライブは最初で最後かも、、、、
今、頭の中にあるアレンジとか構成をメモ、メモ、、、、
ふひひ〜夢が広がるよ〜〜〜〜〜あぁ、音が鳴る前から楽しみ。

そして、浪速の巨人「パギやん」との共同企画で旧盆イベントもあります。
8月22日に国分寺のカフェスローであります。
また詳細が決まったらお知らせしますが、最後はカフェスローが盆踊り会場になったらいいな〜とこれまた夢が膨らんでおります。
旧正月ライブでお馴染み『クワッチーダンサーズ』とうちの主宰している三線サークル『島唄クワッチー』も出演。
今からダンスの振り付けとアレンジで妄想パンパン。
旧正月ライブの時もそうだけど、振り付けの妄想が凄過ぎていつも、実際の振り付けをするダンサーズのメンバーに「それは人間の身体では出来ん」と言われたりもする。
でも、何となくいつも妄想に近い形に出来上がるからダンサーズは凄いと思うわ。

その他、色んなパターンのライブがありんすよ〜
楽しみに待ってて下さいまし。

秋のはじまりにはダンスの企画も、と考えております。ムヒヒ〜

7月23日から8月1日まで何と10日間ライブ、リハで歌いっぱなし。
今のうち、体力温存で眠っておけって事かいな、この眠さ。
てなわけで、久々の更新ですが眠さに勝てず宣伝のみで失礼します。
おやすみなはれ〜〜〜〜〜

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(『島唄クワッチーが練習している沖縄居酒屋『あしびな〜』の提灯。なんだか懐かしい様ないい風景だな〜 写真と本文は何の関係もありません)