Archive for 2008年05月

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キルギスタンに驚いたん!!(失礼)

昨日はディジュリドゥー吹きあだっちの企画イベントに出演しました。

なんで???と思ったけど、キルギスのミュージシャンとのジョイントでした。
なんでも、キルギスにも三絃の弦楽器があり、それが共通点ってことなのか???
よくわからなかったけど、うち自身がカザフスタン、ウズベキスタン、キルギスタン タジキスタンの中央アジア四カ国にすんご〜く憧れがあって、いつかひと月くらいかけて四カ国に行ってみたい〜と思っていたので出演する事にしました。

昨日はキルギスタンからの留学生のカリマンさんと石坂由美子さんのサフナグル というグループと共演しました。

薄灯りの下で撮ったら、なにやら昔のアイドル写真の様になっちまいました〜

カリマンさんは、日本語も巧くて初めキルギスの人とは思わず『あれ??日本人の演奏家なのかな?』と思ってしまった。
顔も沖縄とか、南九州とかにいそうな顔立ちだし、すっかりだまされましたわ。

石坂さんは国際ボランティアのお仕事でキルギスに住まれて、楽器を勉強されたそうです。

二人ともすんごいチャーミングで、演奏中は本当楽しそう!!
そして、キルギスの弦楽器『コムス』(楽器という意味らしい)は、例えば、テンポがめちゃくちゃ早い変拍子のアルペジオとか、タッピングの嵐とか、高い技術が必要とされる楽器だと思われるけど、途中、途中でのジミヘン真っ青のアクションにびっくり。
ジミヘンみたいに楽器を背中にってのはなかったけど、肩に載せるってのはあったな〜
隣の人の楽器をぼろ〜んと弾いたり、鳥の夫婦が声の美しさを競い合っているという曲では、片方の手は演奏をしながら、片方の指で鳥の形を作りコムスのヘッドの所でチュンチュンしている様を表したりと、なんか、超絶技巧と遊び心満載の奏法に釘付け!!
なんか、それだけでキルギス人って愛らしい〜〜〜と思っちゃったなぁ〜
音色はやっぱりアラブの様な、ロシアの楽器の様な、とってもミクスチャーな温かい音で素敵でした。
鉄と木製との2種類の口琴があって、木製の方はまさにアイヌのムックリと同じ!!
アジアとアラブとロシアが混じってる、それが中央アジアなんだなぁ〜と再認識。

ライブ前のスライドショウも良かったな〜
わ〜やっぱりキルギス行ってみた〜〜〜〜〜〜〜〜い!!
旦那よ!!早く完治して二人でらくだに乗ってシルクロードを行く過酷な旅に挑戦だ!!
なんて、そんな事考えてるとビビって治らないかもにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜

楽しい夜でした。
あだっち、誘ってくれて有り難うね〜
コムスの演奏してる写真が見れます。
http://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/nat/nat_0804.html

   

”今日の奈須重樹 ” 08′5′03 DI うねり亭

歌手だって事を忘れさせるこの姿が素敵ング!!

昨日は奈須さんのソロライブを聴きに、近所のうねり亭へ。
旦那はんの病院帰りのバスで奈須さんにばったり。
なんだか、那覇にいるみたいだったな〜
奈須さんは宮崎の人だのに、那覇の匂いがするんだな〜

久しぶりにお客として楽しむつもりが、何故かジャンベを叩き、Kさんのお誕生日だってんで三線片手に『繁昌節』を歌ってしまった。
でも、お陰でビールをごちそうになり、Kさんが「甘いのは、、、、、苦手」とケーキをくれた。
ラッキー!!
有り難うさんでした。

こういうと奈須さんは、いつも恐縮しているけれど、奈須さんは本当にギターも歌も巧い人だ。
ミュージシャンに必要なものは、技巧があれば尚よろし、だけど、それよりも、自分が感じている景色や色、匂いが歌や楽器で表現できているかって事に尽きると常々思っているわけですが、奈須さんの場合はまさにそれ!!だと思うわけです。
バイオリンのますよがいなかったのは寂しくはあったけど、奈須さんの音楽世界の揺るぎなさを改めて感じたライブだったのであった。
素敵な夜でござんした。