Archive for 2008年05月

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引っ越し

昨日は旦那さんが借りていた事務所の引っ越しをしました。
元々年明けに引っ越しをし、自宅を事務所にする予定だったのですが、ホレ、この様な事態でのびのびになり、うちも、体力もなく、やっとこさ重い腰を上げ終わらせたのです。

旦那さんは、なかなかショックから立ち直れないというか、今の状態を受け入れられない様子でリハビリもなかなかやりたがらない。
でも、そのわりに筋肉も戻ってきてふらふらしながら、手すりも持たず一人で立ったりも(その後よろけるけど)出来る様になった。
リハビリの先生もびっくりして「すごいっすよ!!」と誉めても無視。
多分「出来て当たり前」と思っているんだろうな〜
自分にダメだしばっかりしている感じです。

でも、何となく、5月も半ばになってから彼の身体の感じが変わって来た様な気がしました。
最初に意識不明になった時に現れた「生命力」くんが再び活発化し始めている様な気がします。
それは、多分彼自身もまだ気が付いていない様ですが、、、

最近は停滞していたものが流れ始めた感がありますが、事務所の片付けをしている時は「色んな夢をみてここで仕事していたんだよな〜」と思うと彼の現状が不憫で泣けて来ました。
「うちは彼にとって良き支えになっているんだろうか?」とか考え始めたり、「何もなかった時に戻りたいなぁ〜」と思ってみたり、、、、、
涙によって色んな気持ちが誘発されていました。
片付けがち〜っとも進みゃ〜しなかったよ。

でも、引っ越しが終わって、疲れて眠って目が覚めたら新しい時がスタートした感じが、とってもしました。

山下達郎じゃ〜ないけど『Ride On Time』ですよ。
♪心に火を点けて あふれる喜びに広がれ  Ride On Time〜♪ですよ!!

おねえちゃんも熱唱中!!♪オッオ〜オ〜Ride On Time〜

   

ナマステ〜♪

今日は九段会館でライブでした。
鳥越俊太郎さんと『こちとら自腹じゃ』の井筒監督のトークショウとのジョイント(?)でした。

テレビで言いたい放題の井筒監督ですが、実はすごく気配りの人でしたね〜
トークの時も司会の方にも聴衆にも気配りしてました。
話す内容も面白かったにゃ〜
やっぱり関西人の話術はすごいね。

本番前に近くのドトールでドトリングして、その後、すぐ側にインド大使館があるってんで探してみましたが、探せど探せどなく、うなっていたら立て替え工事中で四ッ谷に移転してました。
が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
にーにーとたっくんと三人で「ナマステ〜♪」唄いながら大使館前で写真撮ろうと思っていたのによー残念。

にーにーとたっくんはすっかり気落ちしてしまった(か、どうかは知らないが)ので、一人で「ナマステ〜〜〜♪」唄いながら撮りました。



ナマステェエエエエエエ〜〜〜〜〜♪

   

むむむ??

ここ何年もお世話になっている整体『S&S治療院』が鴬谷から田端へ、今年の3月に移転したので最近月1回、田端に通っております。

整体院の近くでこんなの発見!!



どんなかね〜?
蛇柄の白衣とか着けてるかな〜

   

かりゆしの宴

おとといは沖縄民謡界の大御所ぞろいの唄会でうたわせてもらってサイコ〜に幸せでしたわん!!
大城美佐子さんともお話出来て嬉しかったな〜
大城さんのあの枯れた味わい、、、、なんとも言えんな〜〜〜〜〜〜

久々に川門ひこちゃんに会いましたけど、相変わらずのマシーンの様な早弾き、美ら弾きにうなりましたよ〜
毎日何時間三線弾いてるんだろうか?この人。
でも、司会の堀内さんに『寿[kotobuki]は今日の出演者の中で一番の若手(笑)」って言われたけど、本当はひこちゃんが一番若いのよぉおおおおおお

CDでしか聴いた事のなかった名護良一さん、生前の嘉手苅林昌さんに「自分の正統の後継者」と言われただけあって、声がそっくり!!!素敵でした。

具志堅京子ネーネー、安里さん、周二さんはいわずもがな。

最後に八重山のデンサー節、沖縄本島のデンサー節と両方を唄っていたけど、やっぱりちょっと違ってる曲って難しいのねぇ〜
最初にひこちゃん、安里さん、周二さんが順番にひとりづつ八重山のを、続けて京子ネーネー、名護さん、大城さんが本島のを唄ったんだけど、つなぎのところがごっちゃになって、なかなか本島のデンサー節につながらなかったんだよね〜
大変だ〜こりゃ〜って感じだったね。

こうやって、大御所の唄を聴いてみて、改めて、うたに対しての八重山と沖縄の(宮古、奄美もだと思うが)美意識が全然違うのね〜と思いました。
もちろん、言葉、習慣、いろんなものが違うからそうなるんだろうけど、、、、、
聴き比べてみると面白かった。
『うたあわせ』って山里勇吉さんと嘉手苅林昌さんが、同じうたがどれくらい八重山と本島で変化しているか、唄い比べたCDがあったけど、ありゃ〜いいCDだったな〜
誰かに貸したっきり返って来ない〜
思わず松田三線店に注文しちゃったよ〜早く届かないかな〜

打ち上げも色んな人と会えて楽しかったな〜
参加させて頂き感謝です!!
主催者の皆様、スタッフの皆々様、お越し下さった皆様、イッペーニフェーデービタン!!



会場のロビーに出たら、こんなものが、、、
「沖縄民謡界功労者達」の写真かと思って、「は〜こんな所にまで仕掛けが!!』と思って感心してたら、新宿区のお偉い人達の写真でした。
真ん中は やなせたかし@アンパンマンなのでした。

   

あきさみよ〜

ミーツーにーにーに借りてた『ドーベルマン刑事』の単行本を今日のリハで返すのを忘れていた。

にーにーが「泣ける!!」と言って貸してくれた沖縄が舞台になった『ドーベルマン刑事7巻』である。



泣ける っていうか、、、、、、、、レイプだの殴る蹴るなどのシーンが大の苦手のうちにはキツいかったっす。
泣けね〜〜〜〜〜よ、にーにー。

しっかし、この加納って刑事(ドーベルマン本人)ボコボコに殴られようが、刺されようが、しっかも銃で撃たれてんのに立ち上がれちゃうところが、すごいよ。(漫画だからね)
それが「ドーベルマン」と呼ばれる所以か、、、、

しかし、そんな男でも都会の寂しさや、その中で生きる孤独を誰よりも知っていたりもする。
以外にセンシティブな男だったりするのだった。

作者の名前は『武論尊』
最初、中国人かと思っていたが「ぶろんそん」さんだったのね。

さて、今度の土曜日は「かりゆしぬ宴」というイベントに出ます。
なんと、大城美佐子さん、安里勇さん、川門正彦さん、具志堅京子さん、後富底周二さん、
名護良一さんという大御所ぞろい。
こんな大御所にまみれてバブバブ赤ちゃんみたいな寿[kotobuki]に何をしろっちゅんじゃい??
と思うが、有り難いことに主催者さんの希望でオープニングを務めさせて頂く事になりました。

そしてリクエストがあり「海上節(かいしょうぶし)」を初めて唄います。
唄えばうたうほど、いい歌だよ〜〜〜〜すんごい好きになりました。
唄っていると本当に心が穏やかになる歌です。
嬉しいな〜うたえて。
つよし〜と小林さん、いい機会をありがとうございます。
某フェスティバルよりも豪華かもしれない!!お暇があったらお越し下さいまし〜

この間何かでちらっと『UAが再婚』って記事を見てびっくり!!
っていうか、ムラジュンと離婚してたって事なのか????
あきさみよ〜 ♪びっくらこいた〜びっくらこいた〜〜♪

   

今日は久々に夢をみたという充実感(?)で目が覚めた。

1月22日 旦那が手術をするために転院した病院から早朝電話があった。
「ご主人の容態が悪化していますから今すぐ手術をするので、電話で承諾して下さい」と言われた。
何がなんだか判らなかったけど、とにかく承諾して病院に駆けつけた。
駆けつけた時には手術はもう始まっていて、執刀医の話を術後に聞いた。

「午前3時に看護婦が見回りに行って、薬を飲ませた時は意識もあって、自分の名前を言えていたのに、6時の見回りでは左目の瞳孔が開いていて、腕の膠着が始まっており、ほぼ危篤状態でした。」と聞かされた。

その時の恐ろしさは今でも忘れられず、危篤手前の旦那が発見されたという午前6時頃に絶対に目が覚めてしまう。
どんなに疲れていても、どんなに酔っぱらって寝たとしても、ツアーで地方にいても、1月23日から昨日まで、毎日、毎日、朝6時に目が覚めていた。

のに、今日は何と久々に、一度も目が覚める事なく10時間も眠った。
夢もなんだかよくわからない、見てはいるんだろうけど、全然記憶に残らない夢ばかりをみていたのに、今日の夢ははっきりしていて、内面の変化を予感させる様な夢だった。

高円寺かどこか、飲み屋さんの多い通りを歩いて、一件の古道具屋さんに入ったら、うちの事を噂している女性2人がいて、一人は「ナビィのうたには霊性や聖性を感じない。あんなダメな歌手はいない」みたいな事を言っていてかなり生真面目に批判的なんだけど、もう一人の女性は「そうかしら〜でも、別にいいんじゃない?なくっても。それはそれで、個性よん」みたいな、すんげ〜軽い感じ。
その二人の会話を、うちはでっかいソファーの陰で隠れて聞いていた。
目が覚めて直観で、この二人はあきらかにどちらも自分だし、自分が二人に分裂して問答している夢だなと思った。
何でかわからないけど、目覚めてみると、あきらかに、かる〜〜〜い女性の方に自分はシンパシーを抱いていた。
『霊性、聖性』っていうのは、きっとうちが精神的に大事にしていた事の例えなんだと思うけど、「いいんじゃない?なくっても」って言い切ってるっていう事は、何か変化が起きてるんだな〜と思う。

今年になって、本当に落ち込む事、泣くことが多いけど、それでも、何か胸が前へ、前へと引っ張られている感じがする。
ものすごい強いエネルギーにぐいぐい引っ張られている。
今年は、本当に大転換の年。
ここから、何が始まるんだろう?

   

キルギスタンに驚いたん!!(失礼)

昨日はディジュリドゥー吹きあだっちの企画イベントに出演しました。

なんで???と思ったけど、キルギスのミュージシャンとのジョイントでした。
なんでも、キルギスにも三絃の弦楽器があり、それが共通点ってことなのか???
よくわからなかったけど、うち自身がカザフスタン、ウズベキスタン、キルギスタン タジキスタンの中央アジア四カ国にすんご〜く憧れがあって、いつかひと月くらいかけて四カ国に行ってみたい〜と思っていたので出演する事にしました。

昨日はキルギスタンからの留学生のカリマンさんと石坂由美子さんのサフナグル というグループと共演しました。

薄灯りの下で撮ったら、なにやら昔のアイドル写真の様になっちまいました〜

カリマンさんは、日本語も巧くて初めキルギスの人とは思わず『あれ??日本人の演奏家なのかな?』と思ってしまった。
顔も沖縄とか、南九州とかにいそうな顔立ちだし、すっかりだまされましたわ。

石坂さんは国際ボランティアのお仕事でキルギスに住まれて、楽器を勉強されたそうです。

二人ともすんごいチャーミングで、演奏中は本当楽しそう!!
そして、キルギスの弦楽器『コムス』(楽器という意味らしい)は、例えば、テンポがめちゃくちゃ早い変拍子のアルペジオとか、タッピングの嵐とか、高い技術が必要とされる楽器だと思われるけど、途中、途中でのジミヘン真っ青のアクションにびっくり。
ジミヘンみたいに楽器を背中にってのはなかったけど、肩に載せるってのはあったな〜
隣の人の楽器をぼろ〜んと弾いたり、鳥の夫婦が声の美しさを競い合っているという曲では、片方の手は演奏をしながら、片方の指で鳥の形を作りコムスのヘッドの所でチュンチュンしている様を表したりと、なんか、超絶技巧と遊び心満載の奏法に釘付け!!
なんか、それだけでキルギス人って愛らしい〜〜〜と思っちゃったなぁ〜
音色はやっぱりアラブの様な、ロシアの楽器の様な、とってもミクスチャーな温かい音で素敵でした。
鉄と木製との2種類の口琴があって、木製の方はまさにアイヌのムックリと同じ!!
アジアとアラブとロシアが混じってる、それが中央アジアなんだなぁ〜と再認識。

ライブ前のスライドショウも良かったな〜
わ〜やっぱりキルギス行ってみた〜〜〜〜〜〜〜〜い!!
旦那よ!!早く完治して二人でらくだに乗ってシルクロードを行く過酷な旅に挑戦だ!!
なんて、そんな事考えてるとビビって治らないかもにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜

楽しい夜でした。
あだっち、誘ってくれて有り難うね〜
コムスの演奏してる写真が見れます。
http://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/nat/nat_0804.html

   

”今日の奈須重樹 ” 08′5′03 DI うねり亭

歌手だって事を忘れさせるこの姿が素敵ング!!

昨日は奈須さんのソロライブを聴きに、近所のうねり亭へ。
旦那はんの病院帰りのバスで奈須さんにばったり。
なんだか、那覇にいるみたいだったな〜
奈須さんは宮崎の人だのに、那覇の匂いがするんだな〜

久しぶりにお客として楽しむつもりが、何故かジャンベを叩き、Kさんのお誕生日だってんで三線片手に『繁昌節』を歌ってしまった。
でも、お陰でビールをごちそうになり、Kさんが「甘いのは、、、、、苦手」とケーキをくれた。
ラッキー!!
有り難うさんでした。

こういうと奈須さんは、いつも恐縮しているけれど、奈須さんは本当にギターも歌も巧い人だ。
ミュージシャンに必要なものは、技巧があれば尚よろし、だけど、それよりも、自分が感じている景色や色、匂いが歌や楽器で表現できているかって事に尽きると常々思っているわけですが、奈須さんの場合はまさにそれ!!だと思うわけです。
バイオリンのますよがいなかったのは寂しくはあったけど、奈須さんの音楽世界の揺るぎなさを改めて感じたライブだったのであった。
素敵な夜でござんした。

   

今日は

代官山の『晴れたら空に豆まいて』でライブでした。
本当に久しぶりに「やちむん」の奈須さんと一緒で、会うのも久しぶりだったので嬉しかったな〜
那覇の小禄に家を借りていた頃、奈須さん家が近かったので、何かっちゃ〜遊びに行っており、食べたり呑んだり、子供のおやつまで食べちゃったり、、、いや〜あの頃はお世話になりました。

今回は「やちむん」ではなく、奈須さんのソロでしたけど、奈須さんってば、やっぱりメロディーメーカーだなぁ〜としみじみ、、、、
基本が筒見京平なんだよなぁ〜歌謡曲テイスト満載で懐かしい感じがするさ〜

奈須さん以外は、去年(だったはず)も晴れ豆でご一緒した「イン・ザ・スープ」の中尾さん
小林亮三さんと一緒でした。
中尾さんは、去年のソロの時よりも更にうたが巧くなった感じがしたな〜
今回はサポートミュージシャンも素敵だったし、アレンジもすごく良かったな〜
「ココペリ」って曲は本当にかっこ良くて素敵だったな〜

小林さんは、初めてお会いしたけれど、ライブは寿[kotobuki]の前だったんで楽屋でしか聴けず、、、、でしたけど、うたの巧い人でしたね〜
打ち上げでは、携帯電磁波の恐怖について語ったり、なかなか気が合うかもしれんお方でした。

今日は、四者四様で個性が強くて面白いライブでしたよん。

中尾さんを観に来ていた「malco」っていうバンドのボーカル、宗くんと初めて知り合ったんだけど、寿[kotobuki]大絶賛して頂きまして、嬉しゅうございました。
ミュージシャンらしく、真面目に音楽について語り合ったりしましたけど、いい縁が出来そうな予感がしています!!嬉しいな〜
イベントと言えば、沖縄関連の事が多いので、今日はいつもと違ってて刺激を多いに受けました。
晴れ豆の皆さん、有り難う〜
ミュージシャンの皆様、お疲れさまでした〜
うちにもお疲れさん!!


一番手前が宗くん、その隣が中尾バンド、ピアノのだいすけさん 後ろはうちと中尾さん 良き出会いを有り難う〜

   

どういう理由か?

周りに重病って人が急に増えた。

一番多いのは癌の再発なんだけど、、、、、、
若くして癌に冒され自然療法で治癒し、10年何事もなかったのに再発してひと月で亡くなった知人もいる。
2年近くを費やし、抗がん剤の治療などで癌を小さくし、やっと病院へ通わなくていい生活を手にいれたのに、一年がたった今年、再発した知人もいる。

両親が揃って再発した、とか、癌が再発した後、別の病気まで煩って、一時は死を覚悟するまでに重傷に至ったとか、、、、、、、、

胸が痛い。

旦那を見ていて思うが、病気そのものはもちろん辛いけど、病気になった事で日常がなくなる、例えば寝たきりにならざるを得ないとか、食べ物が極端に制限されるとか、今まで普通にあった日常がなくなる事も辛いはずと思う。

辛い時期はずっとずっとは続かない。
絶望や悲観にくれる日々を過ごす事は、きっとマイナス因子の格好の餌になるはず。
希望を捨てずにいる事、難しいけれど、それが本当に大事と思うのだ。