Archive for 2002年11月

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週刊「ナビィ、の部屋」第27号

〜妖怪達との遭遇その2〜



九州からお越しのコアなファンの方の差し入れ、特注「こなきジジィケーキ」
『世界妖怪会議』は、何て言うか「これって会議??」って内容だった。
 多分内容的には『水木しげる大いに語る』って感じだった。

 ファンの話しだと、あんなによく語る先生は珍しいそうで、「今日は絶好調だった」って、それはそれは皆様、驚愕!震撼!!大歓喜!!!って感じでした。

 亮さんなんて心なしかうち震えてたもんなぁ、、、、

 水木先生は何ていうか、、、「あなた様こそ妖怪?」って感じだった。

 先生の他に、荒俣宏さん、京極夏彦さん、多田克己さん、「妖怪ロード」の仕掛け人、境港の黒目さんがパネラーとして参加してたんだけど、他のパネラーさんの話し全然聞いてないし、答えにくい質問がふられると急に補聴器が壊れたり、、、

よくいる沖縄のおじぃって感じもするけど、、、、、

 かなり先生中心の、気分、勝手、わがまま放題、4人のファンを従えて境港弁で語りまくってた。

お世話になったののさんのお店。電機屋さんとは思えない、店内は妖怪グッズでいっぱいよーーーーーん。
そもそも、何で境港が「妖怪」なのか?

 それは水木しげる先生の生まれ育った町だからなの。

 先生の「妖怪感性」はこの境港で育まれたものだ。

 この日の先生のお話は「この土地と自分と妖怪」ってのがテーマだった感じだったから、良かったのかもね。

 『のんのん婆』っていう信心深いおばぁに育てられた先生は、「目には見えない、この世界とは別の世界が必ず存在する」と信じる様になる。

 世界には宗教とは違う、土着的な信仰、宇宙感が在る。

 それはやっぱり、それぞれの土地の風土、空気に合ったものだと思う。

 先生のそれは、やっぱり裏日本と言われる日本海の、あの土地の空気感から生まれたモノの様な気がした。

 朝、目が覚めて窓から見た、海と朝もやがかぶった対岸の島根県の山々と、、、

 何だか日本書紀の世界、神話の世界の様だったもの。

 瀬戸内では見えない、感じない光景だもん。

3匹のアホ
 目に見えてるモノの奥のずっと奥に、宇宙の不思議、命の不思議を見た昔の人々は。ものすごい想像力を使ってドラマにして、その不思議を共有しあっていたんだなぁ

 妖怪や妖精や幽霊や、、、そんなモノものが本当にいるのかどうか?はうちには解らないけど、何だか「人間の神聖さ」を見た様な感じでした。

 肝心のうち達のライブはどうだったか、って言うと、、、、翌日27日の午後。

 今年一番の寒さと風と、時々降る雨やひょうの中、野外のステージで寒さにプルプル震えながらのライブでした。

 うち達も寒かったけど、観てる人はもっと寒かったと思うよ。

 でも、ライブ中、大雨も、それまで時々吹いてたふっ飛ばされそうな強風もなく、無事に怪我も機材の故障もなく、終了。

 これって、妖怪神社の御利益かなぁ?サンキュー神様。

来年(2003)の先生の誕生日に開館!!来年も行かねば!!!
そういえば!!境港にもなんとうちなー料理屋さんがあった!!

 伊是名出身のマスターがやってた。

 境港ですするうちなーすばも粋なものでした。

 マスターも寒い中ライブ観ててくれたよ。にふぇ〜

 今回、何から何までお世話になった「野々村電機工業」の、ののさん、奥さん感謝してます。

 また行きたいにやー

 ライブ終了後、内も外も妖怪の絵がなぐり描かれた「妖怪きたろう列車」で米子へ、

 最後の最後まで妖怪の街なのでした。


   

週刊「ナビィ、の部屋」第26号

〜妖怪達との遭遇その1〜



「水木しげるロード」にてねずみ男と2ショット。何となく表情が妖怪チック?
 10月25日。亮さんから誘われていた『世界妖怪会議』の「民俗音楽祭」に出演のため、鳥取境港に行って来ました。
 今年のはじめ頃に亮さんからお話頂いて、とぉっても楽しみにしていたのよー

 26日はうち達の出番はないので、境港美保湾に隣接する「夢みなと公園」に行ってみた。

 「境港さかなセンター」って魚市場に行って、さかな見学(?)

 カニが名物らしく「お前宇宙人かい?」みたいなカニがわんさか、、、

 でっかい水槽の中をうじゃうじゃ歩き回ってて(たまに、はみ出てるヤツもいた)

 甲殻類アレルギーのうちは見てるだけで、ゾゾゾーーって来た。

 でも、渡りガニは可愛かったなぁ〜。時々「ぷか〜〜〜〜〜」って浮いたりしてた。

 気のせいかもしれんけど、呼びかけたらこっちに向かってぷか〜〜〜って浮きながら近付いてきたよ。

「目玉おやじ」を撮るにーにー。おやじが、にゅーっとカメラに近付いてる様に見えるのは気のせい???
 その後、露天風呂がサイコーーーーーの「みなと温泉」で、日本海の海水の混じった気持ちいい〜♪お湯につかって大満足!!

 お風呂で話し掛けて来たおばさんと30分くらい話ししたけど、「漁業はお金にならないから廃業した」って言ってた以外は、方言なまりがすごくてあんまり何言ってるか解らなかった事にびっくり、、、、

 日本って言葉が豊かな島なのねぇ


「妖怪を知る事は人間を知る事」と言い放つ水木先生に会える!!ドキドキ
その夜はいよいよ『世界妖怪会議』

 会議開始まで、「水木しげるロード」を歩いて妖怪についての予習。

 商店街に水木しげる先生がデザインした妖怪のブロンズ像が83体

 ふらふら歩いてると小さい妖怪は見逃してしまう。

 うちは「うわん」がお気に入り。「うわん」って泣いて人をおどかすらしい。

 琉球代表「きじむなー」もいたよ。

 ブロンズだけじゃーなくて、パン屋さんには「きたろうパン」「ねこ娘パン」なんてのがあったり、珈琲屋さんには「ねずみ男ブレンド」ってのがあったり、、、

 妖怪がデザインされたプリクラとかさ、、妖怪人力車が走ってたり。

 境港事体が「妖怪万博会場」って感じでした。

水木先生から楽器にサインをしてもらってる亮さん。ちぃっと緊張気味。右わきで色紙にサインをしてるのは、作家の京極さん。寿[kotobuki]のHPの「ぶながやー探検記」もCheckしてるらしいよ〜ん。
一応予習も終わり市民会館へ

 『世界妖怪会議』の前に「民俗音楽祭」ってのがあって、そこでアイルランドの音楽と妖怪ミュージックの先駆者、渡辺亮氏のパーカッションソロライブがあったの。久々に聴く亮さんのソロ、良かったなぁ〜

 亮さんのパーカッションは歌心がありつつ、絵が良く見える。

 一緒に歌ってる時も感じる事で、それが、うちが亮さんを好きなワヶ。

 亮さんもそれを大切にしてるし、、、、、

 だから一緒にやっていられるんだよね、

 改めて思いました。

 音楽祭も終わって、いよいよ『世界妖怪会議』が開催。

 詳細はまた次号!!震えて待てぇぇぇぇっ

   

週刊「ナビィ、の部屋」第25号

〜Saya Kuatir BALI(バリを想う)〜



バリの空港にて発見、電話帳の表紙に『インドネシアよ、ひとつになりましょう』と書いてある
バリのディスコで爆発事件が起った。
 これはかなりショックだった。

 もちろん、NYの事件だってショックだったけど、、、、

 あの時沖縄への観光客が激減したみたいに、バリもそうなるんだろうか?

 うちの友達は観光に携わってる人が多いので、心配になってる。

 テロなのか?何なのか?今だに分かっていないけど、

 あんな風に死んで行かなければならなかった人達を思うと本当に切なくなる。

 やりたかった事、会いたかった人、そんな事が沢山あっただろうに、、

 テロの背景には世界の不平等さがあると思う。

 テロリストと言われる人々の母国はたいてい貧しいとされてる国だ。

 そして彼らがテロリストになるまでに、多くの命が先進国と言われる国々によって奪われて行ったのだと思う。

 先進国が「先進国」で在り続ける為に、、、、

 そして身勝手な「正義」の名の元に、

 そして彼らも、その傷みの償いを全く無実の、無名の人達を殺す事でさせている。

 身勝手な「正義」の名の元に。

 何故こんなにも「命」は軽く扱われるのだろう?

 何故「殺さねばならない」「殺しても良い」と思うのだろう?

 その結果、直接の当事者ではない、沖縄やバリの人々の生活も脅かされる。

 「いたしかたない」という理由で多くの命が奪われ、多くのものを失い、一体誰のために「いたしかたない」と言うのだろう?

 誰を、何を守る為に、「いたしかたない」という言葉に、私達は屈しているんだろうね。

 奪う側、奪われる側、どちらの側に立ったとしても、「いたしかたない」と言える立場の人間が失うものはほとんどない。

 犠牲になるのは、失うものが大きいのは、その言葉によって命を軽く扱われる側の私達の方だ。

 どんな世界で生きていたいですか?

 殺しあい、奪い合う事を正当化し続ける世界で生きていたいですか?

 涙を血で洗う事、これからも続けたいですか?

 うちはイヤだ。

 殺したくも、殺されたくもない。

 昔、クタの外れの集落の祭りに行った事がある。

 友達の師が『ワヤンクリッ(影絵芝居)』をやると言うので、誘われて行った。

 まるで1年中祭りをくり返してる様なレギャン通りの喧噪を背に、

 お寺の中ではただ黙々と、他の村と変わらず祈りが捧げられていた。

 お香と花の香りが充満する中で、見ず知らずの人達と『ワヤンクリッ』を観ながら、大爆笑したり、拍手したり、、、、楽しかったなぁ〜

 彼らは元気だろうか?

 あの時の様に笑っているだろうか?

 亡くなった方の御冥福と、被害者の家族が癒される事を、そして

 愛すべきバリの人々の平穏な日々が早く戻って来る事を

 祈ってる。